京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

「藤城清治版画コレクション展」/RA ART ギャラリー

2024-11-22 | 美術・芸術・写真

【2024/11/8撮影】


今年6月に上野松坂屋で開催された藤城清治氏の版画展。
残念ながらその時は観逃してしまったので残念無念。
今回、横浜元町にあるRA ART ギャラリーで開催されることを知り、
愉しみに行って来ました。
藤城氏は影絵作家として多くの作品を残してこられました。
誰もが一度は目にしていることでしょう。
TOPの写真は「しだれ桜」というタイトルの作品です。
何度観ても心が落ち着き優しくなれる作品群です。

 風の中の白いピアノ  生命賛歌  水芭蕉の夢

   

   つり橋はぼくのハープ     

   

   コスモスとこびと      こびとの楽園

  

氏曰く、[こびとはぼくの分身だ。こびとを通してぼくは夢を語る」と。

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『十一人の賊軍』

2024-11-22 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「十一人の賊軍
□監督 白石和彌
□脚本 池上純哉
□原案 笠原和夫
□キャスト 山田孝之、仲野太賀、阿部サダヲ、尾上右近、鞘師里保、佐久本宝、
      千原せいじ、
岡山天音、野村周平、音尾琢真、玉木宏、

■鑑賞日 11月10日(日)
■劇場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

長尺物の時代劇ではあったのだが、長いなりの何かに欠けているのではないか。
もっと簡潔に描けるストーリーだと思うのだが・・・。

戊辰戦争を背景に、11人の罪人たちが藩の命令により決死の任に就く姿を

描いた時代劇アクション。
裏切りあり、助け合いありで壮絶な戦いに11人の罪人たちが身を投じる姿が
描れているのだが、どうも内容に厚みがなく、ただ流れていくばかりの映像表現。
なんだか随所に「東映色」が出ているのだが、良き時代の「東映色」は無し。
山田孝之、仲野太賀、そして阿部サダヲをキャスティングしているなら、
もっと面白い、フェイント一杯の映画が出来ただろうに・・・。

正直、長い間椅子に座らされてつまらない映画を観せられた感じ。
おそらくラストシーンはお涙物を狙ってだったんだろうが、全く泣けず。
これを観ていた時間を返せって言いたい映画だった。

コメント (2)
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