□作品オフィシャルサイト 「ディア・エヴァン・ハンセン」
□監督 スティーブン・チョボウスキー
□脚本 スティーブン・レベンソン
□キャスト ベン・プラット、ジュリアン・ムーア、ケイトリン・デバー、エイミー・アダムス
■鑑賞日 12月10日(金)
■劇 場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
<感想>
トニー賞で6部門を受賞したブロードウェイ・ミュージカルの映画化。
エヴァン役をミュージカル版でも主役を演じたベン・プラットが演じる。
友だちも居ない、母は仕事が忙しく会話する時間もない。
そんなエヴァン・ハンセンが自分宛に書いた「Dear Evan Hansen」から
始まる手紙を、同級生のコナーに持ち去られてしまうところから始まる。
ところが、そのコナーが自殺を図る。そこから意外な展開が始まり、
今までエヴァンになかった家族愛や友達、さらにはクラウドファンディングによる
全く関わり合いのない人たちとの出会い・救い。
エヴァンがついた嘘が、思わぬ展開で注目の的になるが、
やがて徐々にその嘘の仮面が剝がれていく。
嘘を隠しながらもエヴァンは大きな成長を迎えるとともに、
本当のことを言う勇気を得て、さらに自分に近い本当に愛する人と、
心を通じ合わせることができた。
人間の成長は人それぞれ様々な形で得られると思うが、
このストーリーもその一つかもしれない。
ただ、ミュージカル仕立ての進行はやはりボクには少し距離があった。