京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『空白』

2021-10-17 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「空白
□監督・脚本 吉田恵輔
□キャスト 古田新太、松坂桃李、田畑智子、藤原季節、
      趣里、寺島しのぶ、伊東 蒼

■鑑賞日 10月3日(日)
■劇 場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

冒頭の事故シーンは衝撃的で思わず声が出てしまったけど、
万引きの疑いをかけられてその事実関係を明らかにしようとする父親と、
万引きを追いかけて逃げようとして車道に飛び出した女子中学生が、
車にぶつかりさらにダンプカーに巻き込まれて亡くなってしまう。
残された父親、追いかけて女子中学生をそんな目に合わせたスーパー店長。

何が何でも自身の娘の無実を訴える狂気じみた父親が、
店長を追い詰め、自責し、また元妻、弟子、仕事仲間の関係の中で、
そしてマスコミの事実を圧し曲げたいい加減な報道の渦中で、
少しずつ日々娘の残したものを見ながら、万引きの事実とも言える
その痕跡を発見するまで、そして徐々に人としての優しさと、
敬う心を取り戻していく。

痛く感動したのは、最初に女子中学生を轢いた女性が、
何度か父親を訪ね、悪くはないのに母親と一緒に謝罪に訪れる。
父親は相変わらずの態度で、その女性は自分を責め、自殺してしまう。
そのことを知り、通夜に訪れた父親に、その母親が責めるのではなく、
本当に娘を許してくれと頭を下げ、こんな娘に育てた自分が悪かったと、
頭を下げる姿。全く悪くないのにそれでも頭を下がる母親。
このシーンでうるうるrしてしまった。

嬉しかったのは、娘が美術部で描いた海の風景画が、
娘の死後、娘の残した絵に感化され、自らも下手ながら描いた絵が、
奇しくも同じ風景だったこと。
雲のイルカ・・・ホッとする瞬間だった。

余談だが、女子中学生を演じた伊東 蒼チャン。
NHKの朝ドラに出て来てビックリ(10/4放送分)。
どこかで見かけたことがあるなぁと履歴を調べてみたら、
過去に観て感動した
『湯を沸かすほどの熱い愛』にも出演していたんだ。

コメント (2)
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