『破門 ふたりのヤクビョーガミ』

 

□作品オフィシャルサイト　「破門 ふたりのヤクビョーガミ」
□監督・脚本　小林聖太郎
□脚本　真辺克彦、小嶋健作
□原作　黒川博行（「破門」）
□キャスト　佐々木蔵之介、横山裕二、北川景子、橋爪 功、
　　　　　　　國村 隼、宇崎竜童、木下ほうか、橋本マナミ

■鑑賞日　１月２９日（日）
■劇　場　ＴＯＨＯシネマズ川崎
■cyazの満足度　★★★★（５★満点、☆は０．５）

＜感想＞

いやいや、横山クン、頑張ったねぇ～
もちろん佐々木蔵之介が主役なんだけど、それを喰っていたねぇ(笑)

原作がしっかりしているからかもしれないけれど、
佐々木蔵之介、横山裕二、北川景子のキャストが全員関西出身で、
いわゆる映画・TV用の関西弁ではなく、ほぼほぼベタに関西弁だったのが、
大阪出身のボクとしては
佐々木蔵之介演じる強面のヤクザ・桑原は、ちょっと線が細かったかもしれないけど、
ゆるゆるの経営コンサルタントの二宮を演じる横山裕二は、
妙に抜けた“間が”最高

映画プロデューサー・小清水を演じる橋爪 功は今回痛められる役柄だけど、
胡散臭い人物にはピッタシだったかも。　ただ、橋本マナミを囲えるほどの
男の色気はなかったけど(笑)金の切れ目が縁の切れ目、そのまんま。
佐藤蛾次郎や月亭可朝は久々にスクリーンで観たなぁ。
ま、ヤクザと詐欺師と頼りない堅気の経営コンサルタントの抗争劇だったけど、
最後まで楽しく観れました
二宮のオカンを演じたキムラ緑子、もうちょっと出てて欲しかったなぁ・・・。