茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

花見の季節・日本の桜

2006年03月20日 | Weblog
早いもので、私の地域で人気の「地蔵院のしだれ桜」が七分咲きになり、見事なピンク色の花をつけています。なんとなく春を実感する毎日です。この時期にいつも思うのは花見の行儀が悪くなっていることです。自分の都合のみで行動し、自分が満足すればそれでよしとする。せめてこの時期位は、梅が散り、コブシが咲き、桜が咲く、こんな風景が見れるのは日本だけ、忙しく過ごす日々のなか、桜の花見だけでも人間性を取り戻し、ゆっくりと過ごしたいものです。 日本女性のおしとやかさ、日本男性の散り際の良さ、すべて桜の花に象徴されてきたのに、今何処? 「うば桜」という言葉がありますが、歳を重ね
幹はしわくちゃになり、わずかに残った枝に花を咲かす、この花が色気から色香に変わり、しわくちゃの幹には風格が漂ってくる。これが日本女性の見本です。途中で朽ち果てることのないように。
  花を見よ
  色香も共に散り果てて
  心なくても春は来にけり。   一休和尚
春が来ると想い出す私の好きな詩です。  

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3 コメント

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Unknown (あかね)
2006-03-21 06:20:12
私も乳母桜目指して頑張ります。

色香と風格・・・いいですね。途中で朽ち果てることのないように頑張ります。
参考になりました。 (茶陶遊人の部屋)
2006-03-21 19:47:34
早速のTBありがとうございました。これからも宜しくお願いいたします。
あかね様 (茶陶遊人の部屋)
2006-03-21 19:57:13
桜の季節になりましたね。お花見はウォーキングしながらできますから、特に夜桜見ながらなんて、最高です。

 色香はいつまでも、保っていてください。女は朽ち果てるまで、女でいられます。期待して?まーす。

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