茶陶遊人の部屋

日々の日記と、お茶と地元の歴史等を発信していきます。最近はk-popにはまっている韓国好遊人です。

芭蕉さんは憧れの象潟に着きました。

2017年06月06日 | Weblog
「象潟や雨に西施がねぶの花」 2013/08/25 秋田県にかほ市象潟 ( SONY NEX-VG20、HDR-CX720V )

おくの細道の旅を続けている芭蕉さん達は、いよいよ、北の最北端
に着きました。現在の秋田県にかほ市象潟にある九十九島でした。
 「象潟や雨に西施がねぶの花」 芭蕉
象潟は、太平洋の松島に対する日本海の名勝です。待望の象潟を
訪れた芭蕉の胸中は、感動のあまり入魂の句を詠みあげました。
紀行文にも「松島は笑うがごとく、象潟は憾むがごとし、寂しさに悲しみを加えて
地勢魂を悩ますに似たり」・・・な~んと私の凄く感動した文章なんです。
句の中にある「西施」とは中国古代の絶世の美女のことです。とにかくすごい美女で
そのニックネームはなんと「沈魚美人」と言われ、湖面に立つ西施の美しさに
蓮の花もしぼんでしまい、泳いでいた魚までもその美しさに見とれ、泳ぐのを
忘れて沈んでしまう?・・・と言われる程の美女だそうです。
芭蕉さんもよくも、この美女のこと知っていましたね、さすがの芭蕉さんも美人には
弱いんだ~やはり男性ですね。
すっかり旅の疲れも癒されたようです。お元気で旅を続けてください。 -->
コメント
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