愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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アルゼンチン-パラグアイ(コパ・アメリカ)

2007-07-09 10:53:16 | 各国代表戦
観戦日 7/9(月)       
 
愛丸’s チェック        
両チーム、GLの突破を決めての戦い。
あとは順位が問題。
1位突破だと、ベスト8はペルー、2位だとメキシコ。
この大会を考えると、どうにかしても1位で突破したいところ。
が、両チーム、今後を考えてメンバーはかなり落としてきた。
それでもアルゼンチンはかなりの豪華メンバー。
ボカ色の強いメンバー構成だった。
2トップはテベスとパラシオ、中盤はアイマールをトップ下にルチョとカンビアッソがインサイドハーフ、ロンボにガゴ、DFは右からイバーラ、ブルディッソ、ディアス、サネッティ、GKはアボンダンシエリ。
7人がボカの選手。
ボカファンにはたまらんメンバー。
それでも要所にリーベルが絡んできて、バシーレには感謝してる。
が、トップの小粒感は否めず、アイマールもリケルメほどの活躍はできない。
CBのふたりも不安定で、あまり強さは感じられなかった。
アルゼンチンの攻撃をしっかり押さえ込んだパラグアイの守備がよかったのもあるが・・・。
期待のアイマールがパッとしなかったのには残念だった。
ここで切れのある動きを披露してもらって、リケルメを慌てさせることができればよかったが。
かなりの差が出た。
う~ん、もっとやれるとふんでたのに。
FKの精度は完全に落ちるし、ボールを奪われる回数も多かった。
決定的なパスもなかなか出せなかった。
いくつかいいミドルを放つ場面はあったが、得点には至らず。
ミドルと言えば、パラシオ、テベスも打つには打ったが、ポスト、クロスバーに当てるのが精一杯。
パラシオは両サイドに開いて、チャンスを作ろうと必死だったが、ボカみたいにターゲトになるトップがいないから、なかなかクロスってわけにもいかなかった。
クレスポの離脱は痛い。
かなり攻めあぐねたアルゼンチンだったが、マスケラーノ、メッシを投入してから変わった。
やっぱりメッシってのはすごい。
ここにマークを引き付けれる。
ドリブルの切れは相変らずだし、コンディションはかなり良さそう。
これからの試合ではこの男に頼り切っていい。
決勝ゴールは、メッシが左サイドを個人技で突破してクロス、そのはじかれたボールを拾ったマスケラーノがDFの間を抜き、なおかつゴールの隅を狙った超技ありのシュート。
このゴール、今大会で見たゴールの中で間違いなくナンバー1。
これで3試合ともバシーレが途中交代で入れた選手が全て得点したことに。
この見事な采配には恐れ入った。
さすが、バシーレ。
アルゼンチンのフル代表にひさびさビッグタイトルをもたらしてくれそう。
ここでしっかり休めた選手はベスト8以降しっかりやってもらおう。
この試合でのDF陣には多少問題はあったが、無失点だったわけでよしとするか。
イバーラ、ディアスはリベルタでの疲れが残ってるかもってことで。
正直、まだこのレベルの選手ではなかった。
パラグアイはサンタクルスを控えに回して、クラブ・アメリカの2トップ、クエバス、カバニャスで勝負。
カバニャスのキープ力にはかなり魅力を感じたが、フォローが少なすぎた。
守備にまわったてた分、中盤の選手の位置が低かった。
ドスサントスはひらめきも輝きもうまさも何も見せれなかった。
この男、騒がれてる割りにはたいしてうまくない。
いいシーンを見たことがない。
メキシコ戦では見れるかどうか。
守備では全く問題がないから、あとは攻撃。
サンタクルスが止まらないことを願うしかないか。
コパ・アメリカはこれからが本番。
うなるような試合を期待!

スコア 1-0
<得点者> 
アルゼンチン   マスケラーノ
~愛丸's MVP~
メッシ(この男の投入でガラッと流れが変わった。バシーレ曰く、マラドーナの8割まできたらしい。もっともっと輝いてもらいたい)

コスタリカ-日本(U-20W杯)

2007-07-06 00:12:46 | 日本代表
観戦日 7/5(木)       
 
愛丸’s チェック        
日本、8回目のU-20W杯出場で、初めて予選リーグ2連勝。
あの小野世代でもやれなかった快挙。
このチームの持ってるものの大きさが改めてわかった。
これで早々と決勝トーナメント進出を決めた。
この試合は、開幕戦とは違って、けっこう危ない場面が多かった。
コスタリカとスコットランドの差か。
スピード、テクニックなかなかのもんだったのに加え、身体能力が日本より優れてた。
こういうチームと対戦する時は、いつもずるずる引いてやられるパターンだったが、この世代は違った。
最後まで自分たちの戦い方を貫いた。
この日本を支えてるのは間違いなく中盤。
特に柏木が良かった。
攻撃だけでなく、守備もしっかりこなす。
中央でかなり効いた存在に。
梅崎のテクニックと変わらないもの持っており、なおかつ守備の能力も高い。
それによく動く。
攻守の切り替えも早く、戦術眼も高いものを持ってる。
この男も梅崎同様、世界を経験してもらいたい。
もっともっと経験を積めれば、オシム好みのいい選手になるはず。
スコットランド戦ではかなりのアップダウンを繰り返し、チャンスを多く作った両SBだが、この試合では守備に回る機会が多かった。
左の安田に関しては、そこまで目立った穴はなかったが、右の内田は・・・。
かなり裏を突かれた。
それで、その対応がちょっとまずかった。
攻撃性は買えるが、本職の守備となるとかなり疑問が残る。
これからの試合、相手はどんどん強くなってくる。
ここを日本の弱点にしてはいかん。
ボランチの青山、CBのふたりとうまく連携してやっていってもらいたい。
CBのふたりも個人のスピードでつっかかってこられると、多少の不安はある。
ミスもちらほら見られたから、次のナイジェリア戦では課題を持ってしっかりやってもらいたい。
休ませるのも大事だが、試合をやってマイナス面を改善することも大事。
練習だけでは賄えない。
実戦が一番。
トーナメントも相手によるが、そんなにすぐには負けないだろう。
この試合の勝利で更に期待が膨らんだ。
がんばれ、若き日本代表。

スコア 0-1
<得点者> 
日本   田中
~愛丸's MVP~
柏木(攻守においての貢献度はナンバー1。この男なくしては今のこの代表はありえない。まだまだやってもらいたい)

カナダ-チリ(U-20W杯)

2007-07-04 17:09:12 | 各国代表戦
観戦日 7/4(水)       
 
愛丸’s チェック        
チリが開催国相手に見事な勝利。
圧勝だった。
南米予選では4位だったことを考えると、その上にいたブラジル、アルゼンチン、ウルグアイはより強いってことになるが。
ホームアドバンテージのあるカナダだったが、いいとこなく破れた。
フィジカルだけが、取柄のようなチームで、まだまだサッカー後進国。
海外でプレーしてる選手もいるにはいたが、その選手たちが目立つことはなかった。
これからのチームだろう。
フィジカルだけじゃどうしようもなんない。
チリにはふれるべきとこが盛りだくさん。
なんといってもヴィダンゴシ。
こいつはすごい!!。
日本戦で梅崎を世界でも通用するテクニシャンだと評したが、更に上の選手がここにいた。
ボールを取られないどころか、決定的な仕事も簡単にやってのける。
ドリブルもパスも申し分ない。
カナダDF陣は最後まで捕まえることができなかった。
ここにマークを集め、周りをフリーにし、しっかり使える。
ほんとにひさびさみたテクニシャン。
全てのタッチが柔らかい。
クロスを上げればDFが取れない位置で味方に届かせ、スルーも決して長いものにはならない。
周りの選手たちもヴィダンゴシを信じて動いてる。
レベルの低いカナダだったからここまでやれたのかも知れないが、もっと強いチーム相手にもこれぐらいできそう。
このチリのU-20代表はこの男にだけ頼ってるのではない。
トップのメディナはまさしくピッポ。
風貌だけでなく、プレースタイルも似てる。
嫌らしい動きで終始裏を狙ってた。
先制点もDFのカットしたボールが目の前に転がってきて、それをゴール。
こういう運を持ってるとこも似てる。
中盤ではコルテス、カルモナってのもなかなかのテクニシャン。
こ気味いいパス回しを披露した。
ボランチのヴィダルがこれまたいい。
ヴィダンゴシがいる時は守備に重点を置いてプレーしてたが、途中交代でいなくなったら、ヴィダンゴシの代わりを。
これまたうまい。
フル代表もブラジルには敗れたが、なかなかのテクニックは見せてくれたから、この世代とうまく融合できれば今後が楽しみ。
もっともっとチリの試合を見せてもらいたい。

スコア 3-0
<得点者> 
チリ   メディナ、カルモナ、グロンドーナ
~愛丸's MVP~
ヴィダンゴシ(華麗なプレーを披露してくれた。パスにドリブルに申し分ない。今夏ビジャレアル行きが決定してるみたいでリーガでもこれぐらいやってもらいたい)

日本-スコットランド(U-20W杯)

2007-07-04 14:33:03 | 日本代表
観戦日 7/4(水)       
 
愛丸’s チェック        
この世代の日本代表には期待が膨らんできた。
体格以外の全てでヨーロッパ2位のスコットランドを上回った。
テクニックに関しては凌駕した。
それにしても、誰もがうまい。
梅崎、柏木のうまさはだいたいわかってたが、森島、川原、田中、それに両サイドバックの内田、安田も水準以上。
この世代、4-4-2でやってるのも好感がもてる。
オリンピック世代、フル代表と3バックでやってる中、世界を見据えての4バック。
4人で守るのではなく、両SBはばんばんオーバーラップする。
それがどれも効果的。
前半は右の内田が目立ってたが、後半は左の安田が目立った。
内田は田中とのコンビ、安田は梅崎とのコンビでスコットランドを翻弄した。
でかい相手を前にしても臆することなく仕掛けれる勇気と高い技術には恐れ入った。
梅崎はほとんどボールを取られることなくチャンスを演出。
一発で流れを変えれる選手。
もう一回世界を経験してもらいたい。
今から揉まれれば、まだまだうまくなるはず。
ひとつ上の世代でもやっていける。
水野、家長、本田あたりとうまく絡めたら点を取るバリエーションが増えてくる。
攻撃に関しては取りたい時間にしっかり点が取れ、相手を崩すこともできてたから問題なし。
このままでいけたら、決勝トーナメントは間違いない。
守備に関しても合格点。
無失点でいければよかったが、試合がほぼ決した段階での失点だったからよしとするか。
この1点だけ、気が緩んでた。
福元と槙野のCBはなかなかのもんだった。
失点シーンでは縦関係にずれが生じて、間を突破されたものだったが、それ以外の時間は完璧だった。
あれだけフィジカルでこられても負けることはなかった。
後ろにしっかりしたGKが控えてるのも大きいか。
高さに強いGKって日本にはいなかったタイプ。
今後の日本は林で長いこといけそう。
守備ではボランチの青山の貢献が大きかった。
かなり気の利いたボランチ。
両サイドのカバーにCBとの連携、この男がこの代表を支えてるといっても過言ではない。
おまけに3点目のロングシュートも決めてみせた。
小野世代以来、ひさびさワクワクする代表が見れそう。
この勢いのまま突っ走ってもらいたい。
ほんとに期待してるよ!

スコア 3-1
<得点者> 
日本      森島、梅崎、青山
スコットランド R・キャンベル
~愛丸's MVP~
梅崎(あのテクニックはこの世代ではかなり上位にランクされるのでは?ルーカスよりもテクニックに関しては上かも)

アルゼンチン-コロンビア(コパ・アメリカ)

2007-07-04 12:27:10 | 各国代表戦
観戦日 7/4(水)       
 
愛丸’s チェック        
アルゼンチン、初戦に引き続きの逆転劇。
先に点を取られても、負ける気がしない。
初戦ほど魅力的ではなかったが、それでも他のどのチームより攻撃に関しては破壊力抜群。
どこをマークしていいのか、わからないだろう。
パスが出てくるのはリケルメだけではないし、ベロンにつくと前が空いてくる。
メッシにはいくらついてもフアルタでしか止めれないし、クレスポには高さがある。
先制され、またそんなに時間が経たないうちに同点に追いついたわけだが、メッシがエリア内でフアルタを受けてのもの。
あれはちょっとコロンビアにはかわいそうだったか。
足を上げてのもので、エリア内での間接FKが妥当だったかもしれない。
それでもこのPKをクレスポがゲット。
リケルメが蹴るもんだと思ってが、得点王の関係からか、クレスポが決めた。
ここでアクシデント。
おもいっきりいきすぎてクレスポは肉離れを起こしたくさい。
これで、このコパは出場が絶望だろう・・・。
あとはD・ミリートに頼るしかない。
テベス、メッシの2トップってのもおもしろいかも。
パラシオが入ってもいい。
パラシオが入ると、リケルメがより活きてくる。
そうするともっともっと魅力的なアルゼンチン代表が見れるかも。
このクレスポの離脱をぜひいい方に持っていってもらいたい。
またまたバシーレに期待。
それにしてもセットプレーでの守備が気になる。
この日の2失点はともにCKから。
高さがないDFだけにカベッサでこられると苦しいこもしれんが、1つ目はサインプレーで浮き足だってのもの。
アメリカ戦、コロンビア戦でも開始早々はまだエンジンがかかってないのか。
相手がこのレベルだからまだいいが、トーナメントになれば多少は強い相手が出てくる。
そこでは隙は見せられない。
中盤でのフィルターが利かないセットプレーなだけに、うまく修正しないと。
コロンビアは3-1の状況から切れることなく点を取りにいった姿勢はよかった。
が、やっぱりバルガスなんかは荒れる一方でドブレで退場。
チームとしてのまとまりが感じられない。
この2試合でもう9失点。
日本戦ではあれだけ堅い守備を披露したのに・・・。
って、相手が日本だったからか。
このときにやれると勘違いして、この大会に挑んだのなら大間違い。
アルゼンチン、パラグアイ相手に日本のように守れない。
大会前のテストマッチに日本を選んだのが失敗だったか。
点を決めた、前線のE・ペレア、カストリジョンには見れる部分はあった。
コルドバ、ペレアのCBはクラブでの輝きはひとつもなかった。
あの強かったコロンビアにはもう戻ることはできないのか。
バルデラマあたりが監督になってみたら?

スコア 4-2
<得点者> 
アルゼンチン   クレスポ、リケルメ×2、D・ミリート
コロンビア    E・ペレア、カストリジョン
~愛丸's MVP~
リケルメ(逆転ゴールとなった置きにいった落ち着いたカベッサには脱帽。それに直接叩き込んだFKも絶品。リベルタでの好調そのまま)

ブラジル-チリ(コパ・アメリカ)

2007-07-04 10:15:46 | 各国代表戦
観戦日 7/4(水)       
 
愛丸’s チェック        
終わってみたら、セレソン・ブラジレイラの圧勝だったが・・・。
初戦同様、魅力は感じられなかった。
タイトルのかかった試合だから、結果が全てだが、ブラジルですよ。
Cチームとは言え、もっと魅せてもらいたい。
ドゥンガセレソンに攻撃の華を期待するのは間違いか。
それなら守備のすごさを期待。
でも、ザゲーロのふたりは高さでは勝てるが、どうも気が抜けてる感が。
ボールウォッチャーになることが多い。
自分の前には強いが裏に廻られると・・・。
って裏を簡単に取られすぎ。
これがブラジルのディフェンスだって言えばそれまでだが。
その分、ボランチがしっかりやってる。
G・シウバ、ミネイロと守備に重点を置く選手を使うのもそのためか。
後半、1点リードして終盤を迎えてからはエラーノに代えてジョズエを投入。
ここにドゥンガの守備重視のサッカーを見た。
守りきるサッカーに転じた途端、ホビーニョが2つゴールを奪ったのは何かあんのか。
このホビーニョ、PKも決めており、ハットトリック。
セレソン・ブラジレイラで唯一輝いてる選手。
リーガでの疲れを見せることなく、気持ちの充実の方が前面に押し出されてる。
後半は右のサイドに張って、ここから好機を多く演出。
ここをこれだけ突けたのは右のラテラルがD・アウベスに代わったのと、チリの左のラテラルがM・ゴンサレスになったから。
チリはいったい何を考えて、この男をDFに回したのか。
これが敗因。
あれだけ攻撃的な選手がブラジル相手に守れるわけがない。
エクアドル相手にも四苦八苦した選手をよくここでも使おうと考えたもんだ。
攻めてなんぼなのに。
前半の決定的なカベッサを外したから後ろに回されたか。
あれだけホビーニョをフリーにしとけば、ペダラーダなしでも簡単に突破できる。
確かに、チリは負傷交代で2枚カードを使う誤算はあったが、もうちょっと考えてほしかった。
ベンチで暴言を吐いて、そこでカルトン・アマレイロをもらったバルガスをCBで使うなんてありえない。
ここもホビーニョに思う存分突かれてた。
激しくいけないCBなんか不要。
初戦で不調だったヂエゴはベンチで代わりにアンデルソンがこのポジションを務めたが、まだセレソンの器ではない。
それに代わったJ・バチスタも同じ。
Aチームにはホナウジーニョ・ガウーショ、カカといるから、あまり心配はないか。
気になったのが1点。
セレソン・ブラジレイラにはいいフリーキッカーがいない。
何度もいい位置でのFKがあったが、いいボールがひとつも入らなかった。
アレックスとかフアンとか高さを活かせる選手がいるのに・・・。
Cチームなら仕方ないか。
チリではトップのスアソ、その下で攻撃に守備によく動いてたバルディビアがよかったように思う。
ヨーロッパのチームでもやっていけそう。
スアソなんかバレンシアで面倒見るってのどうかな~。
ビジャとのコンビなんてワクワクするが。
チリはこうやって見ると、期待のマティは見ることができないかも。
今後もM・ゴンサレスを左のラテラルで使うなら、その前でってのがあるかもしれんが、それだとチリは上に上がれない。

スコア 3-0
<得点者> 
ブラジル   ホビーニョ×3
~愛丸's MVP~
ホビーニョ(右にポジションしてから切れが増した。V・ラヴとも絡め出してきたからもっと点が取れそう。この大会はこの男が主役になるかも)

アルゼンチン-アメリカ(コパ・アメリカ)

2007-07-04 00:42:53 | 各国代表戦
観戦日 7/3(火)       
 
愛丸’s チェック        
きたきた、アルゼンチン、好発進。
先制される愛嬌は見せたが、終わってみたら圧勝。
アルゼンチンのいいとこばかりが出た試合だった。
やっぱりバシーレに監督が代わったのがよかった。
攻撃的布陣で魅力的なサッカーを披露してくれた。
2トップはクレスポ、メッシ、中盤はロンボでトップ下にリケルメ、右にベロン、左にカンビアッソ、シンコはマスケラーノ、4バックは右からサネッティ、アジャラ、G・ミリート、エインセ、GKはアボンダンシエリ。
これで勝てないわけがない。
ベロンはエストゥディアンテスでの好調ぶりを買われ代表復帰。
リケルメも戻ってきてくれた。
とにかく、縦のラインがしっかりしてるから安心して見れた。
2トップが裏を狙うタイプじゃなかったから、リケルメのスーペルスルーは見られなかったが、うまくマークを引き付けボールを散らしてた。
ベロンもクラブでの役割のまま。
ロングボールでスパイスを効かせてた。
ワンタッチパスを多様し、こ気味いい攻撃を仕掛けてたが、アメリカの組織だった守備をなかなか崩せずにいた。
失点してすぐFKから追いついたが、前半はチャンスらしいチャンスはなかった。
変わったのは後半。
カンビアッソに代えてアイマールを投入し、中盤をロンボからボックスにしてから。
こんな中盤を見せてくれたバシーレには感謝。
ペケルマンはアイマール、リケルメの同時起用はやってくんなかったしな~。
よりボールがテンポよく回りだし、メッシも更に切れ出し、ここからのスルーにクレスポがしっかり反応し、逆転。
ここからバシーレの選手起用がズバリ。
アイマールが得点し、メッシに代わったテベスもゴール。
ブラジルとは全く違った初戦を見せてくれた。
が、前回のコパ・アメリカも決勝を戦うまではアルゼンチンが好調で、ブラジルはパッとしなかった。
今回もそんな展開になるのか。
このアルゼンチンならそんなことは無いと思うが。
間違いなく、ブラジルよりは魅力的。
このまま突っ走ってもらいたい。
何度も言うが、バシーレに感謝。

スコア 4-1
<得点者> 
アルゼンチン   クレスポ×2、アイマール、テベス
アメリカ     ジョンソン
~愛丸's MVP~
メッシ(得点こそなかったが、ドリブルでの仕掛けは効果絶大だった。左にいたり、右でプレーしたりアメリカDF陣を混乱させた)