愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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レクレアティーボ-R・マドリー

2007-05-23 17:41:10 | リーガエスパニョーラ
観戦日 5/21(月)       
 
愛丸’s チェック        
乗ってるマドリーがまたしても劇的な勝利。
ここまで魅せてくれんでもって感じ。
さくっと勝てる展開だったのに。
2点差を追いつかれて、最後の最後に突き放す。
エンターテナーの極み。
カペッロがやりたいサッカーってこんなものじゃないと思うが・・・。
この試合でもまた来シーズンはいなくなる選手が大活躍。
ベッカムにR・カルロス。
ここでR・カルロスを先発フル出場ってのも最近流行りのカペッロマヒコか。
今後を考えるとM・トーレスだと思うが。
何かを感じてんだろうな~。
ここ最近の劇的な勝利はカペッロ采配が生んでるといっても過言ではない。
それにしてもベッカムはいい選手。
魂も感じるし、あの右足の精度はさすが。
先制点のホビーニョのカベッサもあのクロスがあったから。
ダイレクトで上げたクロスとはとても思えない。
ユナイッテドは後悔してるんだろうな~。
これだけ活躍してるんだから、窮地のイングランドを救うのもこの男だと思う。
マクラーレンはどうする。
ここに来てのマドリーの好調さは、カペッロマヒコもあるが、ニステルがしっかり点を取れてるのもある。
もうこの調子ならピチチも確定だろう。
ラウルとのコンビもいいし、しっかりターゲットにもなれる。
それに丈夫なのがでかい。
ホナウドなき今、CFはただひとり。
休むことなくよくやってる。
いなくなる選手ばっかりにいい思いはさせてない。
ほんとこの神掛りっぷりは異常。
エンパテ濃厚だと誰もが思ったはず。
それをあんな形で締めくくるとは。
お見事、マドリー。
レクレもよくやった。
マドリー相手に0-2になり、そこからあきらめない気持ちがすごい。
今シーズンの好調がまざまざと出た。
ウチェの投入がすべて。
これだけやれる選手なのに、どうして先発じゃないんだろう。
スタミナに問題があるのか。
出ると必ず仕事をする。
このナイジェリア人、バレンシアが狙ってるみたいだが、ぜひ獲得してもらいたい。
ビジャとの絡みなんか今からワクワクする。
いい時間に追いついたのに、最後にやられたのは残念。
一度はあのコントラを阻止したかに思えたが、力と運の差か。
来シーズンは主力をごっそり抜かれて厳しい展開になるとは思うが、ここはリーガで一番古いチームの意地でなんとかやってもらいたい。
この攻撃サッカーが続けられればなんとかなる。

スコア 2-3
<得点者> 
レクレアティーボ  J・バスケス、ウチェ
R・マドリー    ホビーニョ、V・ニステルローイ、R・カルロス
~愛丸's MVP~
ベッカム(高精度のクロスはさすが。まだまだ衰えてない。アメリカなんかに行ってる場合ではない。)

チェルシー-ユナイテッド(FA杯ファイナル)

2007-05-23 17:13:23 | プレミアリーグ
観戦日 5/21(月)       
 
愛丸’s チェック        
カップ戦のファイナルらしい引き締まった展開に。
自分たちのいいとこを出すことより相手にいいとこを出させないようにすることを真っ先に考えてた。
チェルシーはC・ロナウドを押さえ込む、ユナイテッドはドログバに前を向かせない。
これがうまくはまって両チームなかなかチャンスがうまれなかった。
試合前からだいたいこんな展開になるのは予想はできた。
それでもシュートが少なすぎ。
昨シーズンのように打ち合いもちょっとは期待したが。
この2チーム、オールドトラッフォードでのゲームが一番良かった。
ハイレベルは試合だったのに。
権威のあるFA杯だし、新生ウェンブリーでのゲームだし、選手たちは思いのほか緊張してたのか。
そうなるとベテランが多いユナイテッドが有利なように思ったが・・・。
スコールズはいい動きだった。
中盤からのパス供給はさすが。
ただ、ミドルを打つシーンが少なすぎ。
打てるとこでもパスを選択。
ドカーンといつもみたいにいってほしかった。
打ってれば、もっと局面が変わったかもしれんのに。
C・ロナウドが押さえ込まれた分、ギグスがやってくれるかと思ったが、なかなか。
シーズンもここまで進んでくると疲れがでるのもわかる。
フル稼働で頑張ってたからな~。
最後にヒト踏ん張りほしかった。
こういう大事な試合になるとルーニーは沈黙する。
まだまだ真のエースにはなりきれなないのか。
なんだかんだでまだまだ子供。
もうひとつ上のランクに行けるはず。
それがいつになることやら。
チェルシーも全体的に硬かった。
ドログバ頼みのサッカーだが、その頼みの綱が抑えられるとなかなか攻撃の形が作れない。
J・コールもパッとしないし、S・W・Pも一緒のようにパッとしない。
こういう時こそ、ランパードなんだが・・・。
いくつか決定機に絡めてはいたが、点はとれなかった。
こうなるといかに押さえ込まれててもドログバがやってくれる。
延長後半に決めてくれた。
これはエッシェンがオーバーラップしてからのゴール。
この男、この日はCBでフル出場。
最後までユーティリティプレーヤーとしてチームを救った。
あのスタミナには恐れ入る。
もし、エッシェンがいなかったら、この国内カップ戦2冠はなかっただろう。
モウリーニョもそうとう感謝してるはず。
トレブルだのクアドルプルだの騒がれてはいたが、終わってみたら、リーグチャンピオンとカップ戦2冠。
この2チームにリーグ戦ではかなり離されたリバプールがCLのファイナル進出ってのもなんかな。
これでプレミアはすべてが終了。
もっと激しく楽しい試合で幕を下ろしてもらいたかったが、まっいいか。
来シーズンはビッグ4以外のチームが優勝に絡んできてくれることを期待する。

スコア 1-0
<得点者> 
チェルシー   ドログバ
~愛丸's MVP~
エッシェン(守備での貢献もさることながら、唯一の得点シーンに絡むのがすごい。今シーズンのチームMVPだろう)

ボカ-リーベル

2007-05-18 00:27:06 | その他
観戦日 5/17(木)       
 
愛丸’s チェック        
ボンボネーラでのスーペル・クラシコ。
スタジアムの雰囲気は相変らずすごかった。
このサポーターに後押しされるように熱い試合に・・・。
なる予定だったが、どうも両チームともなんかちぐはぐ。
開始早々にボカが先制した時はこれはって思えたが。
あのリケルメのスルーは芸術品だった。
あのレデスマがしっかり決めれるようなエンジェルパス。
バイタルエリアでリケルメをフリーにしたらあれぐらいは簡単にやってのける。
リーベルはもっと立ち上がりを大事に行くべきだった。
この失点がなければ。
チーム状態は明らかにカーサのボカが上だった。
中盤の構成力は雲泥の差。
それでも、いつものボカではなかった。
バネガはだいぶチームにもフィットし、ガゴの代わりを必死にこなそうとしてる。
まだあのレベルではないが、ボールを散らす能力はだいぶ高い。
あとは、守備でのいくとこいかないとこの見極めがよくなってくれば。
カルドソがいまいちだった。
最近はMVP級の活躍だったが、うまく絡めず。
それだけ、スーペル・クラシコって舞台はすごいってこと。
レデスマも先制点を取ったまではよかったが、ミスが目立った。
この男が、国内の代表トレーニングに選ばれたのは謎。
どこがいいのか。
前線のふたりもパッとしなかった。
パラシオはけがの影響が残ってるし、パレルモは気持ちが入ってない。
どうしたんだろう。
これなら、もっと早くギジェを投入するべきだった。
こういう魂がこの大舞台には必要。
チャンスはいくつも作ったのに、活かしきれなかった結果がこのエンパテ。
リーベルはリベルタでの予選敗退が響いてか、チームにまとまりを欠いてた。
キーになるはずのベルッキも輝くことはなかった。
決定的なシーンを作り出すことはなかった。
チーム全体の守備意識が高かったから、仕方ないかとは思うが、ここでやれるような選手なはず。
前のふたりが、ルベン、ロサレスと最近コンビを組んだふたりってことでうまくいかなかったのか。
ロサレスは右のウイングが適正のような気がするが、トップとしてもやれてた。
たった1回の仕事を完璧にこなした。
このスーペル・クラシコはなんとかエンパテに持ち込めたが、リーベルは改善すべき点が多くあるような。
中盤をもっと機能させんと。
あとはサイドの攻撃。
全くと言っていいほど見られなかった。
トルネオ・クラウスーラも上位とだいぶ勝ち点が離れていってるから、ここらでしっかり踏ん張んないと。
もっとアルゼンチンリーグを盛り上げてほしい。

スコア 1-1
<得点者> 
ボカ   レデスマ
リーベル ロサレス
~愛丸's MVP~
カリーソ(この男がいなかったら、リーベルはえらいことになってたかも。何度ビッグセーブでピンチを救ったことか)

レッジーナ-キエーボ

2007-05-17 21:50:29 | セリエA
観戦日 5/17(木)       
 
愛丸’s チェック        
残留を賭けた2チームの戦い。
レッジョ・カラブリアはとても暑そうだった。
この暑さに負けないぐらい試合も熱くなった。
前後半、最初だけだったが。
あ互いの様子を見るのではなく、自分たちの攻撃パターンで攻めを重視した立ち上がりは誉められる。
レッジーナは大きいサイドチェンジからトップのビアンキを狙う作戦。
これにアモルーゾとフォッジャがうまく絡んでた。
特にフォッジャ。
昨シーズン、アスコリで輝いて頃の切れが戻ってきてる。
アズッリーニで一緒にプレーしてたビアンキがチームメイトなのも大きいか。
右サイドからのドリブルは有効的だった。
が、マークがたいてい2人はついており、なかなか1対1の勝負に持ち込めず。
周りがしっかりサポートしてあげれたら、突破する回数も増えたはず。
そうすると、ビアンキにも得点チャンスは増えた。
この若者、キープ力もあり、得点能力も高い。
ジラがパルマで輝いてた頃に似てるような。
そうなると、移籍は慎重にしてもらいたい。
同じような失敗はしてもらいたくない。
いずれはアズーリをしょって立つ男になれる存在。
間違った道には進んでもらいたくない。
キエーボも同じような戦い方。
ボグダニに当てて、そこからチャンスを作る。
レッジーナと違うところは2列目からの攻撃参加が多いってとこ。
ブリーギは果敢に攻撃参加してた。
フィニッシュに絡む回数も多かった。
それにセミオーリのドリブル突破が効いてた。
ローマが狙ってるみたいだが、ローマにはこういう男はあってると思う。
ヴィルヘルムソン、タバーノよりは計算できる。
ここは移籍しても成功するはず。
キエーボはペリッシェルの起用方に問題があったように思う。
右のサイドでは活きてこない。
ボグダニとの2トップでこその選手なのに。
DFを背負ってのプレーもうまいし、決定力もある。
チャンスメイクより、チャンスを活かす方がこの男には合ってる。
現に、後半は2トップの一角でプレーして先制点を生むシュートが打てた。
デル・ネーリは何を考えてるのか。
ほんとにこの日は暑かったみたいで、前半も後半も30分を過ぎると両チーム動きがぱったり。
試合終了が近づくと、ドロー狙いに。
勝ち点を取れないよりかは、1でもって感じに。
仕方ないか。
この時期の南部での試合は相手だけでなく、気候とも戦わんと。
あと2節、この辺のプロビンチャのチームは熱い戦いに終始しそう。

スコア 1-1
<得点者> 
レッジーナ   ビアンキ
キエーボ    ブリーギ
~愛丸's MVP~
フォッジャ(果敢なドリブル突破には目を見張るものがあった。もっと周りのサポートが得られれば決定機を作れた)

インテル-ラツィオ

2007-05-17 20:01:56 | セリエA
観戦日 5/17(木)       
 
愛丸’s チェック        
インテル、やっぱり強かった。
スクデットに値するチーム。
モチベーションが上がらないであろう試合だったのに、見事な逆転勝ち。
これはラツィオのおかげ。
立ち上がり5分までに2失点。
この時間のインテルはどうしようもなかった。
全く覇気が感じられず。
これも仕方ないかと思って見てたら、ここから本領発揮。
こんな試合、リーガでも今週見た気がする。
強いチームは試合の途中から、コンディションを上げてくる。
というか、やる気ひとつでしっかりやれる。
インテルのこの逆転劇、クレスポのレテから始まった。
ラツィオは勝ち点1でも取れると、4位以内が確定し、来期CLに出ることができる。
この気持ちの充実していたチームを慌てさせたのは、間違いなくクレスポ。
トリプレッタを達成したが、どれもクレスポらしいレテ。
豪快なミドルでも、華麗なボレーでもない。
しっかりしたポジショニングから、うまく合わせてのもの。
あの位置にいて、しっかり決めれるこのアルゼンチン人はやっぱりセリエに合ってる。
チェルシーに戻る話みたいだが、インテルは完全移籍で確保した方がいい。
問題児のアドリアーノを切って、その金でクレスポを残留させるべき。
間違ってもアンリなんかに手を出さないように。
2-2に追いつかれ、そこからレデスマのスーペルFKで勝ち越したラツィオも見上げたもん。
かなり高いモチベーションだった。
ただ、DF面において、足が止まるシーンが多かった。
攻めに関しては高い次元でやれてたが、守備がこうだと。
あのインテルは止められない。
もうちょっとだったのに。
4位を確定させるのは次節まで持ち越し。
守備にも高い集中力が必要。
マイナス3からの出発でよくここまでやってるが、最後にこけると何もならない。
ロッシ監督はここでしっかりチームに喝を入れんと。
ヒメネスの動きにちょっと不満があるが、ロッキ、パンデフの2トップがどうにかしてくれるか。
ここにヒメネスがうまく絡めれば。
ローマにやれて、ラツィオにやれないわけはない。

スコア 4-3
<得点者> 
インテル   クレスポ×3、マテラッツィ
ラツィオ   パンデフ、ムタレッリ、レデスマ
~愛丸's MVP~
クレスポ(この男にはセリエがあってる。オフサイドぎりぎりの位置から抜け出し、うまく合わすあのゴールは見事だった)

リバプール-チャールトン

2007-05-17 16:44:16 | プレミアリーグ
観戦日 5/17(木)       
 
愛丸’s チェック        
降格が決まってるチャールトンがアンフィールドでどれだけのパフォーマンスを見せれるか、全く期待してなかった。
それが・・・。
今シーズンのラストゲームだからか、気合十分だった。
これだけできるんなら降格はなかったかも。
CLのファイナルへ向け、状態をよくしていきたいリバプールもそれなりのメンバーで最終戦に挑んだ。
それにファウラーのラストゲームでもあった。
ジェラードも先発してたが、この男が最後はキャプテンマークを巻いてた。
このラストを飾る活躍はできなかったが、必死さは伝わってきた。
これで現役を終えるわけではないが、もうちょっと下のレベルのチームでもう一花咲かせてもらいたい。
試合はチャールトンが先制。
それも開始2分。
ほんとに驚いた。
2列目からホランドが猛然と入ってきて泥臭くゴール。
ここからリバプールは追いつこうという強い意識で戦ったわけではない。
何か他の目的があったみたい。
この日のリバプールは明らかにこの試合にだけ集中してたわけではなかった。
やっぱりCLのファイナルを見据えてる。
これは仕方ないこと。
プレミアはもう順位も確定してるから、主力選手のコンディションを上げなから、チームとしてのまとまりを高める。
それをこのゲームでやろうとしてた。
だから先制され、それをどう追いつくかいいテストになったのでは。
選手交代から、しっかり追いついた点はすばらしかった。
最近、Aチームで使われなくなってたX・アロンソが投入後すぐ得点。
マスケラーノとのセンターコンビはまずまず。
こうなるとジェラードを右のサイドで起用することになる。
これでいいのでは?
ミラン相手にはこの布陣でいくだろう。
こうやって追いついて、ペースもリバプールが握ったにもかかわらず逆転できなかったのはちょっと不満。
逆転どころか、D・ベントに取られる始末。
これはいただけんかった。
この後もリバプールはチャンスを作ったが、なかなか点は取れず。
3連敗で今シーズン終了かと思われたが、チャールトンがやってくれた。
終了直前のCKで痛恨のハンド。
これが、チャールトン。
全く持って必要のないハンドだった。
このPKをキューエルが決めて、なんとかドロー。
この男、左サイドでなかなかの動き。
なんか、最後に大きな仕事をやってのけるかも。
これで今シーズンのプレミアは全て終了。
後はFA杯のファイナルのみ。
長いようで短かった10ヶ月だった。
後ほど、06~07シーズンをゆっくり振り返りたいと思う。

スコア 2-2
<得点者> 
リバプール   X・アロンソ、キューエル
チャールトン  ホランド、D・ベント
~愛丸's MVP~
キューエル(復帰2試合目だったが、状態はかなり良さそう。この男が入ってから明らかにリバプールはよくなった)

ポーツマス-アーセナル

2007-05-17 13:59:26 | プレミアリーグ
観戦日 5/17(木)       
 
愛丸’s チェック        
予想通りの展開に。
降格やら、ヨーロッパ戦圏内やら全く関係のないチーム同士の戦いだっただけに、熱いものは伝わってこなかった。
かろうじてホームの意地ってのがあったぐらい。
それでも他の試合とは比べもんになんなかった。
アーセナルは最後までFWのバックアッパーに苦しんだ。
この日はJ・バチスタの1トップ。
これがまた酷いのなんのって。
シュートは決めれない、フリーで持っててもいいパスは出せない。
それにPKまで止められる始末。
ベンゲルはこの選手が欲しかったんだよね。
見る目のないダメ監督ってこと?
セビージャで輝いて頃のバチスタはマドリーに移籍してからいないってことはわかってたのに。
こんなド素人でも理解してたぞ。
ダメダメバチスタも問題だが、ベンゲルにも問題あり。
フレブ、セスクがいくらいいパスを出しても、これが前にいるうちはどうしようもない。
まだ身体能力が高いアデバイヨールの方が意外性はある。
来シーズンはどうするんだろう。
ここにきてまたアンリの移籍話が持ち上がってきてるだけに、頼れるFWの補強を考えたがいいのでは?
この日のアーセナルだと、CLなんかもってのほか。
UEFA杯でちょうどいい。
なんだかDF登録の選手ばっかりだし。
頑張ってはいたけど、点が入んないことには勝てないよ。
プレミアラストゲームを飾るにふさわしくない内容だった。
けがの関係もあるだろうが、1年必死に応援してくれたサポーターへの敬意が全く感じ取れなかった。
ベンゲルもこの辺が潮時なのでは?
ポーツマスもけが人に泣かされた。
一時はUEFA圏も狙えたが。
ラウレン、キャンベルが古巣相手に大暴れするとこが見たかったな~。
これにカヌが加わって、ベンゲルを見返してもらいたかった。
クラニチャルのゴールが認められてれば、違った展開になったのに。
微妙は判定だった。
って、あれはポームが悪い。
これはできの悪いGKだ。
もうアーセナルで見ることはないかも。
この日のポンペイで目立ったのはジェームス。
この移籍は間違いでなかったことを証明した。
契約も延長したみたいで、もう一花ここで咲かしてくれるだろう。
ウィルキンソンと同じコーチがついてるみたいで、キックの精度が一段とよくなった。
代表でやってる時からそうしてればよかったのに。
ポンペイの今シーズンのMVPはレドナップだろう。
昨シーズンは降格からチームを救い、今シーズンは中位までチームを引き上げた。
さて来シーズンは。
いい補強ができればもっと上を狙える。

スコア 0-0
<得点者> 
 なし
~愛丸's MVP~
ジェームス(今シーズンのチームMVPらしいとこをしっかり見せつけた。バチスタのPKを止めてみせたのはお見事)

ローマ-トリノ

2007-05-17 11:57:56 | セリエA
観戦日 5/17(木)       
 
愛丸’s チェック        
ローマは2位が確定し、モチベーションに問題があるかと思われたが、なんのなんの。
トッティに得点王をって気持ちと、コパ・イタリアを取るぞって強い気持ちで、高いモチベーションだった。
これに残留を賭けるトリノの熱い戦いに。
もうトリノは完全守備。
オリンピコで勝ち点1をって気持ちが全面に。
レガ2位のチームを相手にするんだから、このぐらいのレベルのプロビンチャのチームはこうするしかない。
それでもかなり引き過ぎだった。
それで90分やれたんだからすごい。
攻撃の核になるロジーナもたいてい守備にまわってた。
ミドルの1つも打ってほしかったが、チーム事情がこうなら仕方がない。
5バックで、それもほとんどのDFがエリア内での守りに集中する中、先制できたのは奇跡に近い。
中盤からの1本のスルーにムッツィが反応。
ここでキブのまずい守備も手伝い、ムッツィがボールを持って落ち着いてレテ。
ローマのCB、GKが仕事をする場面はこれだけだった。
この唯一の仕事をこなせなかった。
ここでの失点はまだ痛いと思わなかったはずだが、これが最後まで大きく響いた。
あれだけ引かれた相手に点が取れなかった。
ローマは単調な攻撃に徹するのではなく、手を変え品を変え攻めた。
ミドルも多く打った。
それでも点が入らない。
トリノはエリア内だけの守りに集中。
バイタルエリア、サイドではほぼノープレッシャー。
これでも守りきれるんだからすごい。
残留への執念か。
集中が切れることはなかった。
レガの得点王とUEFAのゴールデンシューがかかってるトッティだったが、前を向いて仕事ができなかった。
ペロッタ、タッデイとのコンビが悪いわけではなく、ここに入るボールが悪かったわけでもない。
こういう試合もある。
残り2試合で2冠を目指してもらいたい。
トリノは次節のリボルノ戦で勝ち点が取れれば残留は確定だろう。
この守備ばっかりってわけにはいかず、もっとロジーナに輝いてもらわんと。

スコア 0-1
<得点者> 
トリノ   ムッツィ
~愛丸's MVP~
アッビアーティ(DF陣をしっかりまとめ、落ちついてセーブ。この落ち着きがチーム全体に伝わり守りきった)

香港-日本(オリンピック二次予選)

2007-05-16 23:50:54 | 日本代表
観戦日 5/16(水)       
 
愛丸’s チェック        
この二次予選突破はもう決めてるから、楽に戦えたアウエー戦。
こういう精神的余裕のあるアウエー戦は意外と強い。
攻撃に関してはなかなかのもんだった。
レベルの高さは相変らず。
家長、本田圭、水野のテクニックはこの上にいっても通用する。
だから、いかにここをうまく活かすか。
それを確認するための試合だったのでは。
李のスピードか。平山の強さか。
李に関しては、だいぶチームにもフィットし、自分をアピールできてると思う。
しっかり先制点を挙げたわけで。
右からのクロスを水野がヘッドで落として、それをボレー。
なかなかのファインゴールだった。
サイドに流れての起点にもなって、あの中盤テクニシャン3人衆とのコンビもいい。
それに引き換え平山は・・・。
頭で点を取るという課題はクリアしてたが。
楔のボールを受けてからのプレーが。
このレベルでうまくキープできないと、最終予選、オリンピック本番ではどうなることやら。
年々下手になっていってる気が。
がむしゃらさが足りない。
クラブでもっとアピールして、試合にコンスタントに出場しないことには。
原、反町とスペイン好きの指導者の下、攻撃的に振舞える術を身に付けてもらいたい。
オランダであれだけできてたんだから。
守備はこれといって問題はないか。
香港がここまで攻めれないと、何もないはず。
が、ひとつ、ロングボールの処理が相変らず下手。
自分の前でバウンドさせてはいかん。
上のレベルではこういうことすると必ずつかれる。
集中力の問題。
しっかり改善していってもらいたい。
この試合で、世界でも最高級のFKが見られた。
左45度からの直接FKを本田圭がインスイングのボールではなく、アウトスイングの揺れて落ちる魔球を披露。
GKが逆に動く見事なFK。
壁がしっかりしてなかったのもあるが、それでもあれはゴラッソだった。
解説の金田さんの絶賛っぷりもわかる。

スコア 0-4
<得点者> 
日本   李、平山、本田圭、水野
~愛丸's MVP~
本田圭(あのFKは今後語られていきそうなスーパーゴール。これだけではなく、アシストも見事なもんだった)

チェルシー-エバートン

2007-05-15 23:40:50 | プレミアリーグ
観戦日 5/15(火)       
 
愛丸’s チェック        
ここに来てのチェルシーに小粒感が漂ってきた。
5試合連続のドロー。
ドログバが出ても追いつくのが精一杯。
まっ、ドログバがいなかったら、ホームでの無敗記録は途絶えたかもしれんが。
やっぱり頼れる男。
J・コールを中盤に置く攻撃的布陣でのぞんでも、1点しか奪えない。
カルー、S・W・Pでは1枚欠ける。
最近よく言われてることだが、ダフを手放したことは大きかった。
ロッベンはけががちだし、シェバは監督ともめてるみただし、モウリーニョはそうとう苦労してるはず。
プレミアも2位が確定し、目標だったビッグイヤー獲得も夢に終わり、モチベーションが下がるのもわかる。
それでももうちょっとやってほしかった。
今シーズンのラストゲームだったわけで。
アブラモビッチとモウリーニョの戦力補強論が一致しないと、またこういう事態に陥るかも。
明らかにシェバ、バラックの獲得は失敗だった。
1年通して見て確信した。
ドログバが開花したのはシェバのおかげかもしれんが、この男本人はまったく仕事してない。
バラックについては何もない。
所詮あの程度の選手だったってこと。
もっと小さいクラブで王様じゃないとやっていけない。
ここ数試合では若手を果敢に起用。
中でもベン・サハールはやってくれそう。
この日もいいミドルを放ってたし。
3トップの両サイドでも使えそうだし、中盤でもやってくれそう。
このオフシーズンでしっかり成長してくれることを望む。
このままのチェルシーだと、FA杯は取れない。
ユナイテッドの方が状態はいい。
後はモウリーニョの手腕にかかる。
テリーの魂にエッシェンのガッツ、それにドログバのミラクルが爆発すれば、もしかしたら。
今シーズンは泣いても笑ってもあと1つ。
お互い2冠を賭けて死闘を演じてもらいたい。
エバートンはけが人に泣きながらも、UEFA圏内を確保。
モイーズはよくやったと思う。
攻撃の核がいなくてもなんとか耐えた。
M・フェルナンデスの獲得もプラスに転じた。
アルテタのテクニックにも助けられた。
それにしっかりしたDFでこの順位に。
エバートンは隔年で活躍しており、今シーズンはやれる年だった。
勝負は来シーズン。
このジンクスを打ち破ってもらいたい。
A・Jとケイヒルが一年を通して活躍できれば、来シーズンもやれるはず。
UEFA杯との掛け持ちで厳しくなるとは思うが、いつもマージーサイドダービーの気持ちで戦っていけばなんとかなる。
ビーティーのあのかがんだプレーがオフサイドじゃなかったら、チェルシーのホーム無敗記録を止めれたのに。
微妙でデリケートな判定だった。

スコア 1-1
<得点者> 
チェルシー   ドログバ
エバートン   モーガン
~愛丸's MVP~
モーガン(得点したのもさることながら、ここ最近はA・Jの穴をしっかり埋めてる。来シーズンはよきパートナーとして活躍してもらいたい)