愛丸のサッカー観戦記

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インテル-ナポリ

2007-10-07 22:16:46 | セリエA
観戦日 10/7(日)       
 
愛丸’s チェック        
昇格して絶好調のナポリ。
現在リーグ5位。
この好調ナポリをホームに迎え撃つ王者インテル。
CL明けでコンディションは気になるが、ストレスの溜まるような試合ではなかったから、そんなに厳しい状態ではないだろう。
ナポリは切れきれズラタンを止めることができるか。
インテルはターンオーバーを使わず、ほぼベストの布陣。
この試合でのズラタンのパートナーはJ・クルス。
前節のミドルレテを買われての先発起用か。
現在、ズラタンのパートナーはクレスポかJ・クルスのどちらか。
クレスポが一歩リードかに思えてたが・・・。
この日はズラタンよりもJ・クルスに切れを感じた。
1点目は確かにズラタンのおかげだったが、しっかり決めてみせるあたり、好調さがうかがえる。
エリア付近でズラタンはDF全員を引き付けた。
こうなるとJ・クルスはどフリー。
最近、インテルと対戦するチームに対して思うことが。
ズラタンをかなり意識し過ぎ。
怖い存在の選手ではあるが、あまりにも気にしすぎるから、ファールが多くなったり、自分のマークを外してまでズラタンに行ってみたり、チームの守備として機能しなくなってる。
ナポリはこの失点するまで、守るエリアではしっかりマンマークができてたのに。
ズラタンに4人が引っ張られるようだと、どうにもならん。
2点目はこの気落ちしたDFラインの裏をついて、J・クルスが落ち着いてレテ。
今のJ・クルスは正確にティロに行けてる。
前半で、トリプレッタのチャンスがあったが、そこまでやると、なんかJ・クルスっぽくなくなるので、ドッピエッタ止まり。
ズラタンに乗せられ、アルゼンチンFWの調子も上向き。
インテルは中盤をロンボにするも、フラットにするも、今はそう大差がない。
この中盤、今はフィーゴとカンビアッソが欠かせない。
攻撃面でのフィーゴの活躍は絶大。
カンビアッソは攻守で不可欠。
ダクールがいない今、カンビアッソはインコントリスタとしての振る舞いが重要に。
それでも機を見ての攻め上がりはかなり効果的。
カンビアッソの好調さがインテルの好調さに直接繋がってそう。
この試合でも非常に気の効いた動きが目立った。
この好調インテルで波に乗れてないのがスアソ。
この試合は途中出場だったが、得点チャンスはあった。
それでもまだ無得点。
1つ出れば、あの爆発的なスピードを活かした攻撃が脅威になりそうなんだが、今は我慢なのか。
ジラみたいにならないことを祈る。
ナポリはビッグクラブを相手にちょっと気負いすぎたか。
なかなかいいプレーが見られず。
ラベッシしかり、ハムシクしかり。
ラベッシはサン・ロレンソでのプレーを何度かみたことがあるが、もっとボールに絡めてた。
そうでないと、この男のいい部分は出てこない。
サラジェタとの距離感が気になった。
ハムシクはまだ20歳だが、昨シーズンはセリエB最高のレジスタと呼ばれてたらしい。
そんな騒がれ方をしてたわりにはパッとせず。
相手がインテルだと仕方ないのか。
ナポリはこの敗戦をどう受け止めるか。
やっぱり強豪相手だととへこむか、これはこれと気持ちを切り替えれるか。
今後のナポリに注目。

スコア 2-1

<得点者> 
インテル   J・クルス×2
ナポリ    ソサ
~愛丸's MVP~
J・クルス(ズラタンに乗せられて、だんだん調子が上がってきた。クレスポの存在も大きいか。今なら代表のレギュラーも狙える)