愛丸のサッカー観戦記

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アルゼンチン-ペルー(コパ・アメリカQF)

2007-07-10 00:34:01 | 各国代表戦
観戦日 7/9(月)       
 
愛丸’s チェック        
アルゼンチンも他の強豪国同様このベスト8は完勝。
ペルーに全くサッカーをさせなかった。
ピサロはいたのかいなかったのか。
ゲレーロも守備に動きまわる機会が多く、後半の早い時間に足に違和感を覚えたみたいで交代。
期待の2トップがこうだとペルーはつらい。
中盤以降の選手はほぼ守備だった。
それだけアルゼンチンの攻撃がよかった。
いつも通りのパスをばんばんつないでいくこ気味いいサッカー。
これにメッシの個人技が絡み、最高の攻撃だった。
こんなアルゼンチンも前半はかなり慎重に戦ってた。
トーナメントに入り、負ければ終わりなわけでこうなるのもわかる。
これはこれでいいとしよう。
前半、攻撃がうまくいかなかったのはトップがD・ミリートだったから。
サラゴサで輝いて頃の出来にはほど遠かった。
代表のプレッシャーだろうか。
クレスポの代わりは勤まってない。
いいものはもってるが、ここでは用はない。
恐らくバシーレもそれを考えたのだろう、後半あたまからD・ミリートに代えてテベスを投入。
これがアルゼンチンサッカーを蘇らせた。
テベスが広範囲に動いてペルーDF陣をかく乱し、乱れたとこをメッシ、リケルメが切り裂いた。
テベスもメッシもうまいし、強い。
なかなか倒れない。
あれだけキープできると、周りも動きやすいはず。
ここでのチャンスからリケルメのミドルで先制。
これで楽になったか、ここからはアルゼンチンのショーになった。
リケルメの芸術的スルーあり、元ボカコンビでの得点あり、何か開花したか、マスケラーノの代表2得点目がありで、終わってみたらゴールラッシュ。
ブラジル、メキシコの6得点もすごかったが、アルゼンチンの4得点も誉められる。
この試合もバシーレ采配が的中したことに。
直接ゴールを決めたわけではないが、テベスの投入がこの勝利を生んだ。
この大会、ほんと途中で出場した選手が結果を出す。
はなっからいけることにこしたことはないが、控え選手のモチベーションが高いからこういうことができてる。
レギュラーだけでなく全員で戦ってる証拠。
次はメキシコ。
かなりきつい戦いになる。
W杯でも苦戦しただけに、ちょっと心配。
ここまできたらあとは気力。
実力差はそんなにないので熱い魂で戦ってもらいたい。
アルゼンチンはこれまでのような戦い方なら大丈夫だろう。

スコア 4-0
<得点者> 
アルゼンチン   リケルメ×2、メッシ、マスケラーノ
~愛丸's MVP~
メッシ(テベスも見事だったが、フルでやってた分メッシが上。点も取れるし、アシストも出来る。ドリブルのきれは天下一品)