愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
※掲載された試合にのみコメントはして下さい

リボルノ-パレルモ

2007-05-02 19:23:12 | セリエA
観戦日 5/2(火)       
 
愛丸’s チェック        
とても暑そうなデルビー・シチリア。
ティフォジの盛り上がりはいまひとつ。
カターニャ-パレルモの一件があるから、警備もそうとう厳しかったのだろう。
前半、ティフォジ同様、試合もあまり盛り上がらず。
頑張ってたのは、モローネとフォンターナぐらい。
モローネは豊富な運動量で、果敢にフィニッシュに絡み、豪快なミドルのティロを何本か。
これをフォンターナがきっちりセーブ。
40歳とは思えない身のこなし。
ここにきて充実の一途。
インテル時代よりずっといい。
まだまだ来シーズンもパレルモのゴールを守ってるだろう。
この試合、後半に動きだした。
やってくれたのは、ディ・ミケーレ。
からだの切れはそうとう良さそうだったが、これをエリア内で発揮。
ドリブルで抜け出し、これをGKマニッタが倒してリゴーレゲット。
この判定、何度もスローで再生されたが、ディ・ミケーレの演技の勝利。
アメーリアが手術に踏み切ったみたいで、今季はマニッタがやるしかない。
ここでいいとこを見せれれば、正守護神の座を狙えたのだが・・・。
かわいそうだった。
リゴーレもコリーニのうまさの前になす術なし。
このコリーニひさびさのスタメン。
グイドリンが更迭され、この人事を喜んでたみたい。
そのスタメン起用に応えるように、中盤で攻撃の起点に。
やっぱりパレルモはこの男のチーム。
いなかった今までが11戦勝ち無しって結果をみるとわかる。
この後、グアーナがFKの守備時にモローネを倒してリゴーレ。
こういうもんだろう。
これをセーザルがしっかり決める。
ルカレッリが出場停止だったため、この男がキッカー。
これが今季初レテ。
スタミナには問題があったが、左サイドからチャンスは作ってた。
フィオーレには不満が。
もっとやれる選手だとは思うが、もう限界なのか。
パウリーニョとのコンビはいまいちだった。
パウリーニョは頑張ってたのに。
ここで追いつかれ、パレルモ、また勝てずと思ったところ、ディ・ミケーレとコリーニで勝ち越し弾を。
エリア付近でコリーニが頑張って倒れながらのスルー。
これにディ・ミケーレが反応して、GKの飛び出しを見て、浮かせたレテ。
お見事。
勝ちたいって気がこのふたりからはひしひしと伝わってきた。
3位にいて、CLもって意気込んでたが、今はどうにかUEFA圏に。
この勝利で、ちょっと変わってくるはず。
あのエクイリブリオをもう一度。
リボルノはルカレッリが戻ってくれば、まだ点は入る。
魂を感じる選手が多いし、どっかでもうひと暴れしてもらいたい。

スコア 1-2
<得点者> 
リボルノ   セーザル
パレルモ   コリーニ、ディ・ミケーレ
~愛丸's MVP~
ディ・ミケーレ(パートナーのカラッチョロ、ブレッシアーノが不甲斐無いのをひとりでカバー。ドリブルと演技には切れがあった)