愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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メキシコ-ウルグアイ(コパ・アメリカ3位決定戦)

2007-07-17 21:12:56 | 各国代表戦
観戦日 7/17(火)       
 
愛丸’s チェック        
メキシコがウルグアイを下して3位。
この試合もパラグアイ戦同様、相手が10人になってからのうまさを存分に発揮した。
先制したのはウルグアイだったのに。
ボランチのペレイラがうまく2列目から抜け出してきてからのやわらかいクロス。
これをDFの上からあのアヴレウが叩きつけるカベッサ。
この男の魂が伝わってきた。
ブラジル戦のPK戦でクッキアイオを決めてみせるだけのことはあった。
これであの悪夢を完全に払拭したかに思えたが・・・。
ここでもルガノがやってしまった。
ブラジル戦でもこの男が外して終わったわけで、なんか乗り切れてなかったのか。
ウルグアイのカピタンとしてはいただけなかった。
FKの壁の中で相手を蹴り倒してはいかん。
そのFKも決まらなかったわけで余計なことをしなきゃよかったのに。
チームをまとめるべき存在の人間がチームに迷惑をかけた。
PKを取られたならまだしも、自分は一発ロハ。
最悪の事態に。
このPKをブランコに決められ、流れは一気にメキシコへ。
なんとか10人でしっかり守ってたが、冒頭にも述べたとおり、メキシコは相手が10人になると無類の強さを発揮する。
人が少なくなったサイドをうまく使いながら、空いた中央のバイタルエリアで勝負。
ここで強烈ミドルを打てる選手が多くいるのは強みだった。
逆転ゴールはO・ブラボ、ダメ押し弾は20歳のグアルタド。
このグアルタド、なかなかのテクニシャンでいい左を持ってる。
この試合の前まではスタメンの左SBで果敢な攻撃参加が目立ってた。
この夏、ディポルへの移籍が決まったみたいで、リーガで暴れるとこを早く見てみたい。
ウルグアイは3-1の状況で完全に諦めるかと思われたが、古豪の意地か、終了のホイッスルがなるまで果敢に攻め続けた。
この魂には恐れ入った。
諦めが早く、切れると自滅するイメージがあったが、この試合ではそれは見られなかった。
秋に始まるW杯の予選が楽しみになった。
カバーニ、フォルランの2トップで大暴れしてもらって、ルガノのにはもっと落ち着いてプレーしてもらいたい。
カノッビオやらエストジャノフやらリーガでスタメンを張ってる選手たちをもっと見たかった。

スコア 3-1
<得点者> 
メキシコ   ブランコ、O・ブラボ、グアルタド
ウルグアイ  アヴレウ
~愛丸's MVP~
モラレス(中盤の左でかなり起点になってた。左足の精度もばつぐんでクロス、ドリブル、フィニッシュどれも水準以上)