愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
※掲載された試合にのみコメントはして下さい

チェルシー-トットナム

2008-09-04 17:04:14 | プレミアリーグ
観戦日 9/4(木)       
 
愛丸’s チェック        
デコが完全にチームにフィットしてるチェルシー。
フェリポン新体制のもと、デコを中心にしたした攻撃システムを組んだんだから馴染むのも当たり前だろう。
ただ、プレミアの水にすんなり溶け込めたのはすごいこと。
ガツガツくるサッカーをうまく交わしてしっかり対応できてる。
今シーズンのチェルシーはデコと心中だろう。
スパーズはベルバトフという核が使えず、まだ試行錯誤中か。
R・キーンも放出してるし、代わりのFWを取ってるわけでもない。
中盤ばかりが膨張し、また今シーズンも期待を裏切ることになるのか。
ただ、守備ブロックがそれなりに安定してるのは救い。

フェリポンは試合前、スパーズ、フルアム、ハマーズとのダービーには絶対負けは許されないとコメント。
言われた側がこれで黙っとくわけがない。
それでも試合は完全にチェルシーペース。
デコが自由に動いてチャンスを演出し、バラックの代わりに入ったベレッチがそこそこの活躍。
今のチェルシーはポルトガル語が共通語になってるのか、その語圏の人間が活き活きしてる。
しっかり働けてるからいいが、これが点も取れない状況になると・・・。
実際、1点目をCKからベレッチがひざで合わせるボレーで取ってから追加点を奪えず、ミスから失点。
これで勝ち点3を逃した。
昨シーズン、孤軍奮闘の活躍でチームを引っ張ってたJ・コールの輝きがまるで感じられない。
もっとやれる選手なのに、ここをうまく使うようにできないのか。
ランパードもどこか遠慮がち。
デコの動きを気にするあまり、自分の持ち味であるダイナミズムが完全に失われてる。
絶対勝たなくてはならないダービーでドロー劇って、これがチェルシーの問題の始まりのような・・・。
イングランドのそれも首都のチームがポルトガル語圏の選手たちに乗っ取られようとしている。
J・コール、ランパード、A・コール、テリーとイングランド代表が顔を揃えてるが、この面々が外国人選手みたい。
バラックのけがが長引きそうで、これでベレッチまでもが今後スタメンに名を連ねることになると、チェルシーはほんとに危ない状況に。
ビッグクラブが相手になったとき、あれだけ自由にやってるデコを押さえ込まれ、そのスペースを使われ大変なことになりそう。
結果が出てるうちはいいと思うが、ずるずるいくことになると、サポーターも黙ってはいないだろう。
ホビーニョを手に入れれなかったのはチェルシーにとって良かったのかもしれん。
立ち上がれイングランド人。
スパーズはなんとか同点に追いつき、そこから失点せずなんとかスタンフォードブリッジで勝ち点1を奪った。
まだまだチームを模索中。
サンダーランド戦でも述べたが、D・ベントは1トップタイプのFWではない。
誰かを獲得するまでのとりあえずのFWなのか。
それではあまりにもD・ベントがかわいそうすぎる。
やれる選手なんだし、ベルバトフを使えない今、このD・ベントを活かすシステムで戦うべき。
移籍市場が閉まる直前にパブリュチェンコを獲得し、ベルバトフをユナイテッドに放出したが、ここからまた考え直さないと。
この出だしの躓きを引きずらないこと。
無様な試合で負けたわけではないし、ここで勝ち点1を取れた。
スパーズが起動に乗るのは9月の後半から10月にかけてだろう。
それまでしっかり我慢して戦い抜けば、このメンバーだし、ビッグ4に次ぐ順位でフィニッシュできるかも。
なんならビッグ4のどれかを食ってもいい。
それぐらいの気持ちがほしいところ。
弱点だとJ・ラモスが思ってる部分をしっかり補強できたんだから、ここは結果を出さないと。
セビージャをあそこまで引き上げた監督だし、期待してる。
このレベルのチームが踏ん張ってくれればプレミアはおもしろくなる。

スコア 1-1

<得点者> 
チェルシー   ベレッチ
トットナム   D・ベント
~愛丸's MVP~
ゾコラ(中盤の底でしっかりプレーできてた。SBで使われることもあるが、この男はアンカーで活きてくるタイプ)

カターニャ-ジェノア

2008-09-04 15:02:21 | セリエA
観戦日 9/4(木)       
 
愛丸’s チェック        
昨シーズン、森本の活躍で奇跡の残留を果たしたカターニャ。
今シーズンはあそこまで苦しまずに残留を決めたいところ。
バルガスの移籍はあったが、そこまでの戦力ダウンはなさそう。
中盤に即戦力になる選手たちを補強し、しっかり攻撃を組みたてることができそうな面々。
早くセリエの水になじんでくれれば、カターニャは意外と面白い存在になりそう。
ジェノアはチーム内得点王でセリエでも上位にランクされたボリエッロがミランに帰ってしまった。
この穴をどうやって埋めることができるか。
かなりの補強をやってのけたが、大事なパーツが埋まってない。
これがどう出るか・・・。

試合開始からすぐはホームのカターニャがペースを握った。
トップに入った若いパオルッチがなかなか精力的に動き回って、攻撃の基準点に。
これにディカ、マスカーラ、マルティネスがうまく絡んで決定機もちらほら。
カターニャは監督が変わっても、やるサッカーはだいたい同じ。
中盤を厚くして、攻撃も守備もまずはここからって感じ。
バルガスがいなくなった左サイドに多少のさみしさは感じたが、これは攻撃面でだけで、守備ではアルバレスがしっかりやれた。
これだけしっかり守ることができたら、問題ないだろう。
いい流れで攻撃できてたんだが、一度ジェノアに流れがいってしまうとそれを取り戻すのにかなりの時間を要した。
昨シーズンもそうだったが、いい感じで攻撃できてても点が取れず、いつのまにか失点してそのままって試合が多かった。
この試合も、いつ、ジェノアに点を取られてもおかしくなかった。
ただ、ジェノアも核になるプリマプンタが不在で、どこか攻撃が中途半端。
カターニャは相手に助けられた。
後半もジェノアペースで試合が進むなか、相手のミスをうまくついて、マスカーラが待望の先制点をゲット。
右のスペースでうまくボールを受けたマルティネスがグラウンダーの折り返し。
GKが触ってコースが変わるも、パオルッチの後ろの後ろにしっかりマスカーラがつめてた。
この攻撃の連動性は見事だった。
ここからまたジェノアペースになったが、この虎の子の1点をしっかり守りきり、開幕戦を勝利で飾ることができた。
プロビンチャのチームの中でも残留が第一の目標になるチームはこの開幕戦の勝利ってのはかなりでかいはず。
それも相手が格上だとなおさら。
この勢いでシーズンの終盤戦に差し掛かるころには安全圏にいたいところ。
南部の熱いティフォジたちもそれを望んでることだろう。
ジェノアはやっぱりボリエッロの穴を埋めきれず。
新戦力が8人もいると、まだチームとして完成してない。
3-4-3システムは昨シーズンと同様なんだが、右をやる選手が多すぎる。
この試合では中盤の右はM・ロッシ、センターの右にバン・デン・ボーアだったが、どちらも右がやりたいはず。
それに後半投入されたメストもいる。
それに引き換え、左はモデストだけ。
このアンバランスさをどう対処していくか。
これだけ右に偏った面々でも、しっかり右サイドを使った攻撃ができてたかと言えばそうでもない。
ほんとまだチームに成りきれてない。
あとはプリマプンタ。
この試合ではR・オリベイラが務めてたが、この男も右で輝いてた選手。
スクッリ、ガスッパローニとのコンビってのも完成されてないし、このままだと不安いっぱいだった。
が、カルチョ・メルカートの最終日にD・ミリートの獲得を発表。
これで埋まってなかった最後のピースを埋めることができた。
D・ミリートはサラゴサでプレーする前はセリエB時代のこのジェノアに所属していた。
セグンダでプレーするより、絶対このセリエAの舞台で活躍した方hがアルゼンチンのためにもなる。
0-1で敗戦したわけだが、ポテンシャルを秘めた選手は多い。
それにD・ミリートがうまく絡めば、昨シーズン同様の活躍ができそう。

スコア 1-0

<得点者> 
カターニャ   マスカーラ
~愛丸's MVP~
アルバレス(バルガスの後を継ぐってことが重圧にならなければなんて思ってたが、この男がバルガスと違った方法で自分を魅せることができた)

アストンビラ-リバプール

2008-09-04 12:56:41 | プレミアリーグ
観戦日 9/4(木)       
 
愛丸’s チェック        
G・バリーをめぐる因縁の対決。
なんだかんだ揉めたわりには、G・バリーは今シーズンもビラでプレー。
この男がいるのといないのとではビラの戦い方も変わってくる。
残留してくれたことが最大の補強になったか。
アグボンラホールも好調みたいだし、しっかり守れて、スピードを活かした攻撃ができれば、リバプールに今季初黒星をつけることができる。
リバプールはジェラードがそ頚部の手術で戦線離脱。
チームの攻撃、精神的な支柱がいなくなってどう戦うか。
このジェラードの離脱で心置きなく2トップを試せるはず。
F・トーレス、R・キーンがここで奮起し、見事なコンビプレーを見せれるようなことになれば、今シーズンのリバプールには期待大。

雨が降り、ピッチが滑りやすい状態になったビラパーク。
こうなると両チーム、かなり慎重になった。
特にビラはリスクを犯すことをせず、まずしっかり守ることを選択。
これがよかったのか悪かったのか、勝ち点1はゲットできた。
昨シーズンとほぼ変わらないメンバーで、誰かがまだチームに溶け込んでないとか言う状況ではなく、これなら、ホームだしもっと積極的に行ってほしかった。
ビッグ4相手に勝ち点3を奪えるチャンスなんてそうめったにあるもんではない。
特に、この試合でのリバプールには勝てたはず。
ジェラードがいないし、F・トーレスも前半25分に負傷退場。
リバプールの得点源がなくなったわけで、そこまで守備に神経を使わなくてもよかった。
うまく戦えれば、4位って順位も夢のような話ではないし、行けるところで行かないと、やっぱりUEFA圏ってのが精一杯になる。
この監督、このメンバーならきっとやれる。
アグボンラホール、A・ヤング、レオ・コーカーと若い選手たちに、S・ペトロフ、カリューとベテランがうまく噛み合ってる。
まだまだいい攻撃ができたはず。
カリューが左に流れ、いったん中のバリーへ。
そこから縦に抜けたA・ヤングへ見事なパスが通り、中に入ってきたカリューへマイナスのパス。
ダイレクトでカリューが叩くもレイナの好守に。
このシーンだけがおおっと唸らせるシーンだった。
あとは狙ってもミドルだけだったし、アグボンラホールが活きるような展開にはならなかった。
シーズンの序盤にビッグクラブを叩いておくと後々楽になるのに・・・。
もうちょっとやってくれるかと思ったが、この試合でのビラのパフォーマンスには納得がいかない。
リバプールはこれからってときにジェラード、F・トーレスを欠く厳しい状況に。
代えの効かない選手たちだし、これでどう攻撃陣をいじってくるか。
幸い、インターナショナルマッチウイークを挟むし、ジェラードの手術はそう長くかからないらしい。
でも、F・トーレスの離脱が・・・。
クラウチ、ボロニンを放出し、この試合、F・トーレスの代わりに入ったのが新加入のエンゴグ。
まだ若いし、プレミアの水にも慣れてないはず。
バベルの状態がどうなのかわからないが、ここはR・キーンとバベル、カイトをうまく使っていくのがベストか。
中盤にはそれなりに選手もいるし、とにかく点が取れる布陣で挑まないと。
ジェラード、F・トーレスがいた試合でもそこまで点が取れなかったわけで、ここはラファも頭を悩ましてることだろう。
移籍市場が閉まる直前にリエラを獲得したみたいだが、これは左サイドのウイングタイプの選手。
すぐチームに馴染めるとも思えないし、CLも始まる9月は試練の月になりそうな予感。
守備陣に不安がないからそう多く失点することは考えずらく、いつものようにドローが多く勝ち点が積み上げられず、早々に優勝争いから脱落ってことにならいことを祈る。
クラウチでもいたら、なんとか2トップでこの場を乗り切れたかもしれんのに・・・。

スコア 0-0

<得点者> 
 なし
~愛丸's MVP~
レオ・コーカー(中盤の右でもなかなかのプレー。力強いドリブルも魅力だが、諦めない守備もいい)

ACミラン-ボローニャ

2008-09-04 11:09:12 | セリエA
観戦日 9/4(木)       
 
愛丸’s チェック        
CL出場権を逃し、今シーズンはスクデット狙い1本でいくであろうミラン。
オリンピックに出場したブラジル人たちのコンディションが不安だが、昇格ボローニャ相手に、サン・シーロで不甲斐無い試合はしないだろう。
ネスタの負傷離脱は気になるが、まだマルディーニがいてくれる。
新戦力がどこまで機能してるかだが、フラミニ、ザンブロッタなんかは早めに合流してるわけで、馴染む馴染まないは問題ではなさそう。
アンチェロッティはどんなシステムで開幕戦に望むのか。
ボローニャは守ってからのカウンターで光明を見出すしかない。
守る時間が多くなると思うが、耐えるとこを耐えれたら勝ち点1はゲットできるかも。
それでも、ミランとの戦力の差は歴然。

ミラン、21シーズン振りの黒星スタート。
あれだけのメンバーを揃えながら、追いかける展開から一度は追いつくも、追加点を取られジ・エンド。
逆の立場で苦しみながらも勝利ってことは考えられたが、まさか負けるとは・・・。
何が悪いってチームのバランスがなってない。
守備をしないホナウジーニョがいるおかげで中盤3人の守備の負担が大き過ぎた。
ヤンクロフスキ、ザンブロッタの両SBの攻撃参加も多く、こうなると、ここのカバーが必要になる。
それが、CBのスピードでは追いつかず、フラミニ、アンブロジーニも高い位置をキープし、かなりこのスペースをつかれてた。
このレベルのチームにここまでやられたんだから、もっと上のチームと対戦するときは果たしてどうなるのか。
そもそもホナウジーニョを使ったことに問題がある。
1週間前まで北京で試合をしてたし、ミランに加入してからどれだけ全体練習に参加できてたのか。
大枚を叩いてくれたベルルスコーニオーナーの御前試合ってことでの起用だったのか、ヤンクロフスキやらピッポやらを途中交代させるなら、この男を早めに引っ込めるべきだった。
同点レテのアシストをしたとは言え、いいときのホナウジーニョの出来からはほど遠かった。
周りに気を使わせ、なおかつ守備もしない。
チームの和を乱してただけのような・・・。
カカもいないし、アレッシャンドレ、シェバもコンディンションに問題が、ってことでこのシステム、フォーメーションだったんだろうが、これだとスクデットなんて到底無理。
時間が解決してくれるかもしれんが、そんな悠著なことを言えるチームではない。
なんだかんだでチームの若返りは図れてないし、けが人も多い。
この面子で1シーズン持ちこたえれるかどうか。
ベルルスコーニもイタリアンマフィアのような形相になってたし、前途多難。
ボローニャはしっかり自分たちのやりたいサッカーができた。
ミランのしょっぱさにも助けられたが、危ないってシーンをそう多く作らせなかった。
がっちり引いて、守備一辺倒って感じでもなかったし、バランスよく戦えてた。
スタミナもミランよりあったし、スピードも明らかにボローニャが上。
いい時期にミランと対戦できてよかったのでは?
ホームでこれだけのパフォーマンスで大金星ってことならわからんでもないが、ここはサン・シーロ。
選手たちはそうとう自信になったはず。
昇格してきたチームとは言え、セリエを熟知してるベテランも多く、プロビンチャのチームらしくしっかり補強できてた。
前線ではマルディーニ、カラーゼをスピードで置き去りにしたディ・バイオ。
中盤の底にはヴォルピ。
サイドにはC・ゼノーニと経験豊富な選手たちがチームの骨格を担ってる。
それにセリエデビューのバリアーニなんかも乗せられたか、見事な2点目をゲット。
セリエの初ゴールがあんなスーペルミドルとは。
同じようなレベルのチームとがっぷり四つに組んでの戦いになると、どうなるかはわからないが、カウンター主体でいける上位のチームとの対戦ではおもしろい存在になるかも。
相手のDF陣にスピードがないと、ディ・バイオは脅威かも。
おそらくチームの中心として働けるわけで、この試合での先制レテで調子に乗って意外と得点が伸びるかも。

スコア 1-2

<得点者> 
ACミラン   アンブロジーニ
ボローニャ   ディ・バイオ、バリアーニ
~愛丸's MVP~
ディ・バイオ(ミランのCB相手だとスピードが違った。そこまで早いってこともないんだが・・・。パルマ時代のディ・バイオに戻れるかも)

ウエストハム-ブラックバーン

2008-09-04 00:18:48 | プレミアリーグ
観戦日 9/3(水)       
 
愛丸’s チェック        
どちらも目標はUEFA圏内。
まだまだビッグ4にはほど遠い。
なんとかこのちょっと下にはポジショニングしたいところ。
ハマーズはそこまで大きな補強を行ったわけではないが、昨シーズン獲得した選手たちがけがから復帰したらそれが補強のようなもん。
ベラミー、フォベール、ダイアーと即戦力がわんさかいる。
この選手たちが値段にあった活躍をしてくれれば、カービッシュリーも御の字だろう。
ローバーズはベントリーの放出がどう出るか。
攻撃の起点にもなれ、点も取れてた。
右サイドをどうのようにしてくるか、インスの腕の見せ所。
サンタクルスの残留が一番の補強かも。

ローバーズ相手にアプトンパークではめっぽう強いハマーズ。
95年以降プレミアでは負けてない。
その相性の良さが今シーズンも発揮された。
早い時間にCKからダベンポートの打点の高いヘッドで先制。
UEFA杯の予備戦を戦ったローバーズのフィジカルコンディションが整わないうちにしっかり得点ができたのが大きい。
前半、目立ってたのがセントラルMFで攻撃の起点になってたノーブル。
昨シーズンもかなりの出来だったが、今シーズンもかなりやってくれそうな予感。
セスクを一回り小さくしたような感じ。
若いのに落ち着いてプレーできてるし、パスのセンスもいい。
それにフィニッシュに絡む頻度も多く、それがだいたい効果的。
2点目のシーンなんかは自分で右のスペースに見事なロングスルーを出し、これに追いついたフォベールがマイナスのクロス。
ここに走りこんで合わせたのがノーブル。
なかなかのプレーだった。
しっかり育ってくれれば、ランパードもジェラードももう必要なくなるかも。
ハマーズは新加入のベーラミがもうしっかりチームとプレミアの水に馴染んでた。
このまま右のSBはこの男で決まり。
点にはならなかったが、ベーラミの右からのクロスを中でベラミーが完璧なボレー。
ロビンソンの好セーブに阻まれたが、今シーズンはこの似た名前コンビで点が取れそう。
ほんとに相性の良さからか、全員の動きがよかった。
アシュトン、C・コールの2トップもいい動きで点に絡めたし、ダベンポートの守備に不安はあったが、アップソン、グリーンがしっかりカバーできてた。
ただ、C・コールに関して、ちょっとボールを持ちすぎる気配はある。
アシュトンがパートナーのときはまだよかったが、ベラミーに代わったときにはベラミーがいらっとしてるシーンが何度かあった。
この辺が改善できれば、もっといい攻撃ユニットになるはず。
ローバーズは1-2の状況でのPKが全て。
これをJ・ロバーツがしっかり決めてれば・・・。
後半始まってすぐだったし、これで後半一気にいけたはずだったのに。
昨シーズンのJ・ロバーツにウィガン時代の切れもパワーも感じられなかったが、この試合ではいい動きができてたからより残念。
このPK失敗にめげず最後まだ戦ったが、どこか覇気が失われてたような。
サンタクルス、J・ロバーツの2トップがそこそこ機能してたから、なんとかいけるかと思われたが、サンタクルスが負傷退場。
このけががどんなものかわからないが、長期離脱となるとちょっと苦しい。
代わりに入ったダービシャーもがんばってはいたが、サンタクルスとの比較になるとちょっとつらい。
ベントリーもいなくなったし、点を取るという行為を誰に託すか。
インス監督も頭を痛ませることだろう。
全体的になんだかこじんまりした印象がぬぐえなかったローバーズだが、UEFA杯との両立はどうだろう。
この選手層では痛い目に合うかもしれん。
こうなったらプレミア一本に絞って戦った方が得策。

スコア 4-1

<得点者> 
ウエストハム   ダベンポート、ノーブル、ベラミー、C・コール
ブラックバーン  J・ロバーツ
~愛丸's MVP~
ノーブル(昨シーズンよりもさらに成長したような・・・。あと二歩ぐらいでセスクみたいなプレーヤーになれると思うが)