愛丸のサッカー観戦記

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ポーツマス-ニューカッスル

2008-04-18 20:46:33 | プレミアリーグ
観戦日 4/18(金)       
 
愛丸’s チェック        
両チーム、残留はほぼ確定的。
ポーツマスはプレミアの残り試合がどうのと言うより、全てをFA杯のファイナルに賭けてもいい。
相手はカーディフ。
ここはプレミア勢としての意地を見せてもらいたい。
プレミアでの試合でしっかり調整して、ウェンブリーでは力の差をまざまざと見せつけてくれることだろう。
ニューカッスルはあのどん底から這い上がってきた。
これはキーガンのおかげなのか。
もうこれからは来季に向けて戦っていくしかない。
この戦力を保持してるなら、もっと上の順位にいないとおかしいチーム。

試合はなんか不思議な展開だった。
両チーム、かなりの数のシュートを放ってた。
それでもどちらもゴールを奪うことができず。
しっかり崩してのシュートってのが少なく、これを見てると下手な鉄砲数打ちゃ当たるってのはうそなのかも。
サッカーはしっかり相手を攻略しシュートしないと得点は生まれないってことを実感した。
ポーツマスはバットの牙城をなかなか崩せず、チャンスの数はニューカッスルより少なかった。
この中盤のフィルターをうまくかいくぐれたときはそれなりのチャンスになったが、ハーパーを慌てさせたのはデフォーのミドル1本ぐらい。
ポーツマス移籍後、絶好調のデフォーもこの試合では爆発することはなかった。
カヌーとのコンビもいまいちで中盤との絡みも見られなかった。
だいたいが単独突破。
この辺のコンビネーションがうまく機能してくれば、この男の得点はもっと上がってくるはず。
ここが来季への課題か。
それとFA杯のファイナル。
カーディフぐらいならこのぐらいのサッカーでなんとかできそうだが、舞台が舞台なだけに何が起こるかわからない。
ジェームスのミスも気になるし、攻撃陣のコンビもまだまだ。
ここはキャンベルあたりがしっかり締めて、チームの士気を高めないと。
今シーズン抜群の安定感を誇り、カペッロにも認められ代表にも復帰したジェームスだが、この試合は酷かった。
一昔前にポロポロしてたジェームスがここにいた。
中途半端に飛び出して空振りしたり、キャッチするかヘディングするかで悩みしっかりクリアできなかったり、とても代表のGKとは思えないパフォーマンス。
それでもたまにグッドセーブを見せてくれたり、この男は真のエンターテイナーかも。
これだけミスしても失点しなかったわけでよしとするか。
カペッロがこの試合をチェックしてないならいいが・・・。
ニューカッスルは4-3-3の布陣に変更し、これがなかなかよかった。
トップはビドゥカ、オーウェン、マルティンス。
この3人、動きがバラバラだったのがちょっと残念だった。
ビドゥカが起点になり、その周りをオーウェン、マルティンスが動き回るって展開だと相手はそうとう嫌がったはず。
ここまでこれがしっかりできてたから3連勝だったかもしれんが、この試合では全く機能してなかった。
誰もが個人でやろうとしてた。
うまく絡めばとても魅力的だと思うが・・・。
このFW陣に代わって中盤の3人はまずまず。
ジェレミは右に流れてのチャンスメイクができてたし、バートンはいいボールの散らしができてた。
このふたりが攻撃的に振舞えたのはアンカーの位置でバットが利いてたから。
このチームがどん底のときはここもまったく機能してなかったが、やっぱりこれだけ活き活きしてるとチーム状態もよくなる。
ニューカッスルはバットのチームになってきた。
シェイ・ギブンが不安定極まりなく、ここの処遇に困ってたキーガンだったが、こkにきてハーパーに固定。
今はこのGKの方が安定してる。
キックミスとかないし。
これでようやく来季に向けての体制が整った。
来季こそはやってくれるはず。

スコア 0-0

<得点者> 
 なし
~愛丸's MVP~
バット(中盤の底でフィルター役として獅子奮迅の活躍。ポーツマスはここを突破するのに一苦労も二苦労もしてた)