愛丸のサッカー観戦記

日本代表から欧州・南米などなど
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マンチェスターU-ミドルスブラ

2007-11-01 23:39:44 | プレミアリーグ
観戦日 11/1(木)       
 
愛丸’s チェック        
強さが戻ってきたユナイテッド。
開幕直後のつまずきはいったいなんだったのか。
新加入の選手がフィットしてくると、やっぱり強くなるのは当たり前。
ボロはサウスゲイト監督になって初の3連敗中。
で、オールドトラッフォードでのユナイテッド戦。
ビッグ4相手に強いってのはあるが、ここは非常に厳しい状況。
なにか奇跡的なことが起こらないと・・・。

ユナイテッドはベテランを休ませ、今シーズン加入した選手を使ってた。
左にナニ、センターにはハーグリーブスとアンデルソン。
ルーニーのパートナーはテベス。
現在のフィット感をチェックするにはもってこいの相手。
もうどの選手もしっかりユナイテッドの選手になってる。
ナニが豪快なミドルで先制。
左でボールを受けドリブルで持ち上がり、DFを3人交わしてドライブのかかったいいミドル。
あのシュートはどんなGKも止めれないだろう。
中盤センターのふたりもそれなりの活躍。
けちをつけるシーンはあまりなかったが、これといって誉められるシーンもなかった。
ハーグリーブスに関しては目立たない方がチームが攻勢にでてる証拠。
アンデルソンはもっと目立ってもいい選手だが、若いんだからしっかりサー・アレックスに鍛えてもらって、気の利いたブラジル人に成長してもらいたい。
ひさびさユナイテッドの試合を見たんだが、ルーニー、テベスのコンビがかなりよくなってきてる。
似たタイプで共存がどうのこうの言われてるが、このレベルのふたりなら問題ない。
どちらかが引くと、片方が出る。
ワン・ツーでの局面突破も見られ、ここまでくると周りが言うようなことはどこかに吹き飛んでる。
時間が経てば、もっとコンビネーションは高まるだろうし、世界でナンバー1の2トップになれるかも。
このふたりに高さはないが、それ以上の武器がある。
この試合、C・ロナウドに元気が感じられなかったが、誰かがしっかりカバーでき、これが今のユナイテッドの強さ。
DF陣の安定感は相変らずだし、次節のアーセナル戦が今後のプレミアを左右するだろう。
激しい試合になることを願う。
どっちかが勝つって展開が望ましいな~。
ボロは悪い流れから抜け出すことができなかった。
やっぱり相手が悪かった。
早い時間に豪快に先制され、ずるずる行きそうなとこで同点に追いつけたとこは自信を持ってもいい。
このときはまたジャイアントキリングかとも期待したが、そう簡単にはいかなかった。
トゥンジャイ、アリアディエールじゃどうもトップが薄い。
核になる選手がほしい。
ヤクブの離脱はほんとに痛い。
今さらどうのこうの言っても始まらないから、このメンバーでしっかり戦っていくしかない。
負け続けるってことはないから、早く浮上のきっかけをつかんでもらいたい。

スコア 4-1

<得点者> 
マンチェスターU   ナニ、ルーニー、テベス×2
ミドルスブラ     アリアディエール
~愛丸's MVP~
テベス(ルーニーとのコンビが完璧なものに。お互いがだいぶ理解し合えるように。点を多く取ったからこっちがMVP)

ローマ-ラツィオ

2007-11-01 23:00:50 | セリエA
観戦日 11/1(木)       
 
愛丸’s チェック        
ミッドウイーク開催になったローマデルビー。
ロマニスタもラツィアーレも週末開催を希望してたみたいだが、なんの因果かミッドウイークに。
オリンピコも超満員とまではいかなかった。
ミランに勝って、意気揚々とこのデルビーを迎えたローマ、CLの影響で疲れが隠せないラツィオ。
デルビーはそんなチームコンディションも超越するか。

依然トッティを欠くローマはミラン戦とほぼ変わらない布陣。
シシーニョとパヌッチが代わったぐらい。
ミラン戦より守備を意識してのものか。
スパレッティの負けたくないって気持ちが十分伝わってきた。
しっかり守ってからってことだったんだろうが、なんと不調のラツィオが先制する。
中盤から1本のパスをロッキがうまく受け、メクセスをかわしてのティロ。
手数をかけない攻撃が功を奏した。
これでローマは目が覚めた。
立ち上がりからどうも攻撃がちぐはぐだったが、ヴチニッチがしっかり起点になり、マンシーニも多く仕掛けれるように。
左はトネット、カセッティとなかなか攻撃に参加できなかったが、右からだけでなんとかフィニッシュまでいけた。
中央もペロッタがミラン戦よりはいいパフォーマンスで何度か好機を。
ただデ・ロッシに元気が感じられなかった。
ミラン戦でのリゴーレをクッキアオイで狙うまではよかったが、外してしまったことが影響してるのか。
それとも単純にこの過密日程で疲れてるのか。
ローマに必要不可欠な選手ではあるが、どこかで休ませることも重要。
この試合でのパフォーマンスを見ると、この辺が休ませ時だろう。
トッティの代役を完全にはこなせないヴチニッチだったが、デルビーでは合格点を与えてもいい出来。
1対1を止められたときはまたかと思ったが、その直後に同点レテを決め、汚名返上。
追加点のシーンでもしっかり絡んでた。
これでトッティもまだゆっくり治療に専念できるだろう。
ラツィオは前節ほどの不甲斐無いサッカーではなかったが、切れのあるショートカウンターは見られなかった。
パンデフ、ロッキの2トップのできはまずまずだったが、マンフレディーニがうまく絡めてない。
トップ下はやっぱりマウリがいないと。
このシステムはマウリとレデスマがいて成り立つもの。
レデスマは思いのほか早期の復帰で、この試合ではレジスタとしていい働きをした。
ここが起点になってラツィオは初めて攻撃が機能する。
ムディンガイ、ムタレッリとまだマドリー戦ほどの魂が感じられず、あの試合がチームとしてのピークだったのか。
デルビーでもあのパフォーマンスが見れるかもと期待したが・・・。
デ・シルベストリは果敢なオーバーラップで見せ場は作ったが、これが点になることはなかった。
スピードもあるし、もっと使ってもらいたい選手。
マウリ、ベーラミが帰ってきたら、ラツィオはそこから再始動か。
今はじっと我慢するとき。
ゴールマウスで43歳のバッロッタが孤軍奮闘してるのを周りはだまってみてるわけにはいかないだろう。
ここから難しい相手との試合が続くが、あの魂で乗り切ってほしい。

スコア 3-2

<得点者> 
ローマ   ヴチニッチ、マンシーニ、ペロッタ
ラツィオ  ロッキ、レデスマ
~愛丸's MVP~
ヴチニッチ(ようやくレッチェで輝いて頃に戻ってきた。決定機をだいぶ決めれるように。マンシーニとのコンビもまずまず)

バレンシア-R・マドリー

2007-11-01 18:24:00 | リーガエスパニョーラ
観戦日 11/1(木)       
 
愛丸’s チェック        
好調マドリーをバレンシアがメスタージャで迎え撃つ。
最近の不調でバレンシアはQ・フローレスが突然の解任。
新監督はオスカル・フェルナンデス。
この新監督はどうもこの試合だけ指揮をとるみたいで、金曜にはクーマンがやって来るらしい。
セビージャもこの監督交代劇で結果を出したし、バレンシアにも期待してみるか。
“監督が代わった試合はキニエラは買い”だし・・・。

期待をしながら見始めた試合だったが、まずはバレンシアのフォーメーションに疑問が。
モリエンテスのワントップってのはわかるが、その下に4人も並べるとは。
4-1-4-1って今までやったことがないだろう。
アングロ、D・シルバが中央で、右にホアキン、左にガビラン。
これだと、D・シルバが活きてこない。
アルベルダがひとりでピボーテをやってるから、このサポートにかなり廻ってた。
相手はマドリーだよ。
このO・フェルナンデスって監督はバカだ!
ガビランを使わず、ここにD・シルバでピボーテにサニーを入れて4-2-3-1でやればいいのに。
この全くやったことのないシステムでもうこの試合は見てられないものに。
開始1分にラウルに決められ、これで戦意喪失。
こんな早々に失点すれば、悪い流れが断ち切れるわけがない。
攻めるにしても、守るにしても全てがちぐはぐ。
もうマドリーに好きなようにやられた。
世のマドリディスタのみなさまはさぞかし楽しい試合になったことでしょう。
難敵バレンシアをこうも簡単に倒せたわけで。
前半でなんと4失点。
このままバレンシアはセグンダに行った方が輝けるのでは?
3試合連続無得点ってのは免れたが、バレンシアが良かったのはこの点を取ったシーンのみ。
メスタージャもさぞかしえらいことになるかと思ったが、頑張ってる選手たちには暖かい拍手が送られてた。
この姿勢はわたくしも見習わないと。
応援するチームが危機的状況なんだから、ここでサポーターが見放すわけにはいかん。
次からが勝負。
クーマンがどういうサッカーを目指すのかしっかりこの目で見届けよう。
お得意の4-3-3でいくのか、それともバレンシアのカラーを活かしたサッカーをするのか。
全ては週末。
早く主力が帰ってくることを願うしかない。
マドリーはほんとやりたい放題だった。
ラウルのミドルは見事だったし、ニステルは強さにうまさに能力の全てを見せつけた。
それにS・ラモス。
カベッサだけでなく、足でもちゃんとゴールを奪えることを証明。
それもゴラッソなもの。
ホビーニョも個人技が冴え渡り、ミゲウを子供扱いし、しっかりゴール。
グティ、ガゴ、ディアラも中盤でしっかり自分の仕事をこなした。
グティは今が一番サッカー人生の中で楽しんでるみたい。
カンナも復帰し、メッツェルダーもだいぶチームにフィットし、カシージャスの安定感もばつぐん。
攻撃に守備に文句のつけようがない。
バチスタ、サビオラ、スネイデル、バックアッパーも充実。
ペペもまもなく復帰するみたいで、3冠を狙える。
シュスター監督の攻撃サッカーがこの時期でもう板についてきた。
後はクラシコをしっかり勝利することができれば、年を越す前にリーガの優勝は見えてきそう。
このぐらいの安定感がクーマンバレンシアで見てみたいものだ。

スコア 1-5

<得点者> 
バレンシア   アングロ
R・マドリー  ラウル、V・ニステルローイ×2、S・ラモス、ホビーニョ
~愛丸's MVP~
ラウル(あの先制ゴールがすべて。この試合こそはと思うバレンシアの出鼻をくじいた。この男が決めると相手はへこむし、チームは盛り上がる)

トリノ-カリアリ

2007-11-01 16:03:25 | セリエA
観戦日 11/1(木)       
 
愛丸’s チェック        
魅力的な若手が好調な両チーム。
トリノはロジーナ、カリアリはフォッジャ。
このふたり、前回のU-21EUROのアズリーニで両サイドを担った逸材。
これにモントリーボ、ビアンキが絡んだ攻撃陣はかなり魅力的だった。
どちらがこの試合でより輝くか。

トリノはベントラのワントップにロジーナ、レコバがその下に入るダブル司令塔の布陣。
このフォーメーションが見たかった。
ふたりのファンタジスタがどのように絡むのか。
ロジーナは依然好調をキープ。
左サイドに留まらず、右、中でもよくボールに絡んでた。
FKでのオプションから難しいティロを放つも惜しくもボールはポスト。
コリーニ、レコバと直接FKを叩き込める選手がいるから、こういうオプションはかなり効果的。
今後もトリノの武器になってきそう。
レコバは流れの中ではなかなかボールに触れなかった。
運動量が少ないのは仕方ないことだが、もっとベントラの近くでプレーしてればよかった。
動いてボールを引き出すのはロジーナに任せて、レコバはベントラの落としを狙ってればよかったのに。
だいぶ下がってプレーしていた。
前半で交代したところを見ると、コンディションが良くなかったのか。
フルシーズン活躍できるわけもないから、どこかでしっかり休ませないと。
あの左足はここぞってときの飛び道具になる。
カリアリは完全にフォッジャのチームになった。
右サイドでプレーしてたが、トリノの左SBランナを子ども扱い。
カリアリのチャンスは全てこのサイドから。
フォッジャはアスコリ時代とは比べ物にならないぐらいの大物に。
ドリブルしたら相手を簡単に交わし、パスを出せばしっかり味方に通す。
トップ下でこそ活きてくるタイプだとは思うが、サイドにいた方がプレッシャーも少なく、しっかり仕事ができる。
ロジーナがアズーリに呼ばれ、次は間違いなくこの男。
カリアリはこれだけ右からの攻撃が機能してたが、左からがさっぱり。
これだと、トリノは右にだけ神経を集中させればいい。
いくら天才がひとりいても、そこから先を押さえ込めれば点を与えることもない。
左にはSBにデル・グロッソという若いいい選手がいるんだが、オーバーラップの回数がちょっと少なかった。
ロジーナを気にしてたんだろうが、それでももっとこれたと思う。
左足の精度は高いものがあるから、ばんばんクロスを放り込んでほしかった。
このボールのターゲットになるマトリがパッとしなかった。
フォッジャからいいボールが入ってもなかなかフィニッシュまでいけず。
この選手もまだ若いし、これから経験を積んで大きくなってもらいたい。
カリアリはスアソ、エスポージト、ランジェッラのスピードを活かした3トップのサッカーから完全に脱却した。
フォッジャが冬のメルカートでラツィオに戻ることがないなら、残留は間違いないだろう。

スコア 2-0

<得点者> 
トリノ   ロジーナ、OG
~愛丸's MVP~
ロジーナ(アズーリにも召集され、これからがこの男の真価が発揮される。周りをもっとうまく使えれば、まだ得点も増えそう)

セビージャ-バレンシア

2007-11-01 13:46:30 | リーガエスパニョーラ
観戦日 11/1(木)       
 
愛丸’s チェック        
突然のJ・ラモスの辞任で揺れるセビージャ。
このチームを作り上げた監督なだけにチームはそうとう混乱してるはず。
しかし、スペインでは“監督が代わった試合ではキニエラは買い”って格言があるし、さくっと行けるかも。
バレンシアはローゼンボリ戦を落とし、またチームが負のスパイラルに陥りそう。
ビジャがいないのも響いてる。
キケがこのピンチをどう救ってくれるか。

セビージャは監督交代の影響は全くなかった。
サンチェス・ピスファンの盛り上がりも最高潮。
セビリスタがチームを救ったといっても過言ではない。
けが人がまだ完全復活してない状況でも、気持ちでなんとかこの危機を乗り越えようと、強い意志がチーム全体から伝わってきた。
今までくすぶってたD・アウベスが復活。
何度も効果的な攻め上がりを見せた。
J・ナバスとのコンビもいい頃を思い出させるもので、セビージャで生命線が蘇ってきた。
こうなると、昨シーズンまでの強いセビージャサッカーが拝めるようになる。
これにつられるようにアドリアーノもまずまず。
D・カペルという強力なライバルも出現し、チーム内でうまく活性化されてる。
それにパロップ。
バレンシア戦になると異常なまでに燃えてる。
カニサレスの後塵をずっと喫してきたこのGKが、セビージャに移籍してから一度も古巣相手からゴールを奪われてない。
この気持ちがチームに伝染してるように思う。
監督交代がかなりいい方に向いたセビージャ。
ここからが、今シーズンの開幕か。
バレンシアはどうにもこうにも。
ジキッチ、アリスメンディの2トップでのスタートだったが、ただピッチにいただけ。
こんな不甲斐無い2トップは金輪際使わないでもらいたい。
ジキッチはビジャとのコンビならまだ見れる気もするが、アリスメンディとはありえない。
まだ同タイプのモリエンテスとの方が合いそう。
早くアリスメンディを放出してもらいたい。
この男を獲得したのはなんの意味があったのか。
ホアキンもここサンチェス・ピスファンでは恐れをなしてるのか。
ベティス出身なだけにわからんでもないが、その気持ちをいい方に出してもらいたいものだが・・・。
アングロもパッとせず、アルベルダ、バラハのドブレピボーテもなんか時代遅れ。
キケはこの大事な試合でもターンオーバーを採用したみたいで、監督がそうしたいならそれでも別にかまわない。
が、それなりのパフォーマンスで試合をしてくんないと。
CL、セビージャ戦、マドリー戦と過酷日程なのはわかるが、落としていい試合なんてない。
ファンのことを考えてくれてんのか。
ローゼンボリ戦をあんな形で落として、この試合も完敗。
どのコンペティションでの優勝ももう諦めた方がいいかも。
ビセンテの復活もグッドニュースにはならず、今のバレンシアはビジャとD・シルバ、M・フェルナンデスがいないと試合になんない。
こんな試合が続けば、キケの解任も近いはず。
モウリーニョがフリーのうちに連れてきてはどうだろう。
それなりの選手層だし、いいチームに仕上げてくれそうだが。
いくらここでお願いしたところでどうにもならいが、バレンシアファンは最近のバレンシアに納得してない。
あの硬いディフェンスからの再建が必要。
やっぱりアジャラの存在は大きかった。
次節のマドリー戦でもこんな試合をするようだったら、メスタージャでは暴動が起きるかも。
命がけで戦ってほしい。

スコア 3-0

<得点者> 
セビージャ   カヌーテ、ポウルセン、L・ファビアーノ
~愛丸's MVP~
D・アウベス(J・ナバーロがいない今、チームカピタンとしてさらに大きくなった感が。それにあの頃の切れが戻り、ここからがこの男の本領発揮か)

ラツィオ-ウディネーゼ

2007-11-01 12:42:38 | セリエA
観戦日 11/1(木)       
 
愛丸’s チェック        
CLに5年ぶりに出場し、かなり疲労困憊のラツィオ。
セリエではいまだ下位に低迷。
次節のローマデルビーに気持ちよく望めるために、ここは是が非でも勝ち点3がほしい試合。
レデスマの故障がどこまで響いてるか。
一方ウディは7位とまずまずの出来。
ビアンコネーロデルビーも制しており、主力が抜けた穴はそうは感じさせてない。
若手がうまくチームの中心になってる。

ラツィオは懸念されてた通り、疲れがまざまざと出てた。
ロッキ、パンデフの自慢の2トップはいいときの動きが全くできてない。
うまくふたりが連動して、広範囲にボールを引き出すのが仕事なのに、どちらも中央よりにポジショニング。
これだと、ウディのDF陣は守りやすい。
それに、ここでのためも作れてないからSBの上がりも少ない。
ウディがそれなりに攻めているにも関わらず、自慢のショートカウンターはひとつも見られなかった。
中盤でこの攻撃の中心にいたレデスマの離脱が響いたか。
代わりのバローニオは激しい当たりを恐れてか、低い位置でのプレーに終始。
いい展開のパスはひとつも見られなかった。
ここからの攻撃がラツィオの生命線といってもおかしくないので、バローニオがしっかりやってくれないことには、ラツィオの上昇はないかも。
それとシステム。
中盤ロンボでトップ下にマンフレディーニではいい攻撃はできてない。
この男はサイドで活きてくる。
実際、後半はフラットの中盤4枚にしてから、見れる攻撃になってきた。
最初からそうすればいいと思うが・・・。
スカローニ、ベーラミと中盤でもSBでも使える選手がいるのに、うまく使いこなせてない気が。
守備では43歳バッロッタが神がかった好セーブを連発。
ムスレラが全くセリエのレベルにないGKなもんだから、まだまだこの大ベテランに頼っていくしかない。
失点は喫したが、この男がいなかったら、無様な試合になってたはず。
セリエでのラツィオはCLでのマドリー戦みたいな魂が感じられない。
次のローマデルビーであの魂が復活することを望む。
ウディは昨シーズンの核だったヤクインタがいなくなっても、チーム力は落ちてない。
アサモア、ディ・ナターレは絶好調。
これにクアリアレッラがもっと効果的に絡めればよかったが、この男だけ元気がなかった。
アズーリと同様、最初は右にいたが、ここでうまくラツィオの左サイドを突破できず、左に廻ったが、こkでもパッとしなかった。
ディ・ナターレがしっかりやれてたからよかったものの、あの出来でったら、まだ違う選手を使った方がいい。
このまま終わる選手じゃないから、長い目で見守ろう。
サパタが早い時間にけがで途中交代したが、ウディの3バックは破綻しなかった。
同じレベルでしっかりやれてる証拠。
ベテランに頼ってないこのDF陣はこのままウディにい続けることはないと思うが、今はこの若い力がいい方に向いてる。
ずっとこのメンバーでやっていけるのなら、ビッグ4の一角は崩せそうなんだが・・・。
ここでちょっと気になった若手を。
後半の途中から出てきた、フローロ・フローレスというFW。
なかなかのテクニシャン。
強さもありそうで、もっと使われたら、いいプリマプンタになりそう。
これにペペ、クアリアレッラで構成する3トップは次世代のウディを担っていきそう。

スコア 0-1

<得点者> 
ウディネーゼ   アサモア
~愛丸's MVP~
ディ・ナターレ(あの運動量はかなり魅力的。それと右に出てからの崩しは見事なもんだった。フィニッシュにも絡んで攻撃の中心)