キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

グラナダの夜

2018年06月19日 | Weblog
アルハンブラ宮殿の 見学からホテルに帰ってきて、 シャワーを浴びてから夜の街に繰り出した。
時間はちょうど10時で、昼間は静かだったホテルの前の道のバーやレストランが賑わっていた。
店の外のテーブルはどこの店もいっぱいで、角店の流行っているバーに目星をつけて入ったが、中も随分混んでいてどうにかせきにありついた。
選んだお店は1906年にできた店で、 どことなく風格があるが若い人たちが働いていて、お客も若い人たちが多かった。
以前BS3の世界入りにくい居酒屋でグラナダの店を紹介していたが、飲み物を頼むとタパスがついてくるというシステムで、一度入ってみたいと思っていたが、オーダーするごとに異なったタパスが出てきた。
赤ワインのオレンジジュース割り、ビール、最後は自家製のベルモットを頼んだが、最初にハンバーガー、次に何者かをなよマヨネーズで和えイワシをトッピングしたパンが出てきた。
だが最後のベルモットにタパスがついてこなかったのでちょっとがっかりした。
茹でたじゃがいもに3種類のソースが付いている料理も注文したが、タパスを含めどれを食べても美味しかった。
きっとそれがこの店の人気の秘密なんだろうけれどもね。
お客には若い女性が多く、地元の客に観光客が混じるという構成だった。
日本では女性はお洒落な店を好むが、この店の感じは日本のであれば居酒屋に違いなく、そういった店にお洒落な女の子たちが来ると、きっと常連のおじさん達は張り切っちゃうだろうなと思う。
日本では居酒屋だけではなく同じ年代と性が固まってしまう傾向があるが、スペインでは家族で出かけることが割とあるようで、バーで飲んでいる年代と性がバラけているやうに感られる。
一週間程度の観察ではあるが、もしその印象が正しいとすれば、スペインは日本より家族の崩壊が進んでおらず、まだ家族を媒体とした伝統や慣習の継続がなされていると考えられる。
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