キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

川の生態系

2024年08月20日 | Weblog
ここ数日自電車で出かけた折に大磯の不動川や、そこへ流れ込む小川で連続的に翡翠を観た。
二宮の河川の水質は下水道になってから、「葛川を綺麗にする会」の清掃努力もあり、上流から下流まで全域で翡翠が生息しているが、大磯では以前から小川に翡翠がいるのをよく見かけた。
縄張りを持って生活しているから、その縄張りに小魚が十分居なけりゃいけないが、住み続けているところをみると、僕の心配をよそに生息してるってことなんだろうな。
葛川には数十年前の水質が最低の頃に、鯉を放流して水質改善の一助としたが、今ではこいつが邪魔になっていてね、小魚の卵や稚魚を食べているので、かつての葛川の固有種の増加が阻まれてる。
鯉は外来種だから、ブラックバスやブルーギル同様に、捕獲殺処分しなきゃいけないんだけど、随分昔に入って来たので、外来種と思われていないフシがあり、目の敵にされていない。
フィッシューイーターではないが雑食だから、やはり日本固有種に取っては外敵だ。
まあ、翡翠が増えれば、この日本固有種の小魚が餌になるし、数種類いる鷺も小魚が餌になっているから、小魚がかなり増えたので、それを餌にしている鳥が川に戻って来たのだ。
これでカワウソやアライグマが生息すれば鯉が餌食になりそうなんだけど、この哺乳類が隠れるいい場所が無いんだろうな。
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