キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

豆腐屋と古本屋と銭湯

2024年09月29日 | Weblog
昼は五目焼きそばだったが、妻が作ると具材を角にするから麺に馴染まない、それと餡の具合が何時も悪くて、片栗粉が少なすぎて餡になっていない。
申し訳ないが美味いと思ったことが絶えて無く嫌々喰っている。
以前は上手く作っていたのに良くなくなった。
このほかにも以前は美味かった料理がいくつかあるが、何でなんだろうね。
無花果とみつ豆と煎餅を食べてウーロン茶を飲んだ。

午後は神椅子をなるべく平らにして昼寝をした。
コープマンの「平均律クラヴィーア曲集」をかけていたが、これ4時間+ある。
心を揺さぶらないから読書のBGMにいいと茂木誠が書いていたが、昼寝にもいい。
二時半過ぎに目が覚めて「台湾、ローカル線、そして荷風」を読んだが、確かにこの3点の文章が多く出て来る。
基本は電車に乗って高い建物が無い駅に降りて、駅前食堂でビールを飲み、町を散策して歌碑や記念碑を観て、展覧会や記念館があれば入る。
いい街の条件は、観光以外に地場産業があり、豆腐屋と古本屋と銭湯があること。
我が二宮にこの三業種が営業していたのは30年ほど前までで、2軒あった銭湯が無くなり、20年前に古本屋が無くなり、同じ頃豆腐屋も無くなった。
銭湯の代わりにはならないが、箱根や伊豆の温泉に偶に出かけ、古本屋の代わりに今では平塚か渋沢のBookoffに行っている。
辻堂に好みの本を置いた古本屋があったが15年前に消えた。
豆腐屋は5年前まで歩いて30分の国府の杉山に通ったが、バアサンが転んで動けなくなって店を閉めた。
大磯の超有名店だった真壁も、ある日突然店を閉めたので、最後は一丁300円+にまでなった実に美味い豆腐が喰えなくなった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 午前中図書館へ | トップ | 残り少ないバーボンを確保し... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事