キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

コドロンキオ

2010年06月17日 | Weblog
今朝の湘南は梅雨の合間の晴れ、これから気温も随分と上がりそうです。しかしこのお天気もつかの間、明日からずっと雨が降り続く予報です。鬱陶しいですね。そんな気分を吹き飛ばす爽やかなワインはいかがでしょうか。

二月でしたっけね、リミニの展示会に行ったのは、もう随分遠い事のように思います。そこで知り合ったファットリア・モンティチーノ・ロッソから輸入を開始したのが、アルバーナ・ディ・ロマーニャ、サンジョベーゼ・ディ・ロマーニャ、アルバーナ・ディ・ロマーニャの上級ワイン、コドロンキオの三種類です。

コドロンキオに関しては、ドライなソーテルヌと現地の若手醸造かが評しておりましたが、実に上手い表現で、蜂蜜やバニラなどの貴腐っぽい風味があり、辛口で柔らかなワインに仕上がっております。しかし、先日これと同時に試飲したADRに清酒の生生に現われる風味を感じ、実に驚きました。価格がコドロンキオ¥2,500、ADR¥1,500ですから、これは随分と売れることでしょう。リミニのホテルから一時間以上も走ってメーカー見学に行った甲斐があったと言うものです。

それにしてもこのアルバーナの繊細な味わいは、この蔵のお母さんが造ったスープの味の繊細かつ奥行きのある旨味に由来しているのだなと思います。息子二人がブドウ栽培、醸造、販売をしているのですが、マザータングが繊細であるからこそ出来るワインのスタイルで、強くないところがとっても好ましいです。

サンジョベーゼ・ディ・ロマーニャについても、周りからピノ・ノワールのようだと言われる事からもお分かりのように、繊細かつ味わい深いもので、爆発的な果実の濃縮で楽しませる、評判の高い多くのサンジョベーゼとは全く異なります。こちらも¥1,500ですから随分と売れることでしょう。

夏前は少量の輸入しかしておりませんので、既に殆どが業務店向けに予約されてしまったようです。若し試してみたいと思わるかたがあれば、直接ショップに来ていただけると、今のところ入手可能のようです。特に白はこの季節実にどうも美味く感じますからね。

イナリヤト食文研のワインはこちらからご覧になれます







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