キュヴェ タカ/cuvee taka 「椿庵酔哲湘南日記」

気儘な湘南暮し ー散歩に読書、映画、酒、そして時々釣り-

ジャッカルの日

2019年01月11日 | Weblog
朝から胃の具合が悪く、妻は呑みすぎ喰いすぎだと言って全く同情しておらず、夫婦仲がいいとは言えないが、少なくてとも人間としてもう少し優しさがあってもいいんじゃないかと思うけど、長年仕事に打ち込んでいたばかりではないが家庭を顧みなかったのは事実なので仕方がないか。
ともあれ、朝飯を喰う気にならず焙じ茶を淹れて飲んだ。

JA湘南へは自転車でいつも通りに出かけたが、寒に入って流石に自転車で走ると風が身を切る寒さだ。
それでも帰りになると身体が温まったせいか寒さを感じなくなった。
泥葱、切り干し大根、新ジャガイモを買った。
帰りに久し振りに娘の家に寄って、去勢手術をして暴れて出血をして弱っているパチの様子を見ながら珈琲を飲んだ。
娘は昨日タイから帰ってきたが、顔を見ただけで大して話しをしなかったので、一時間ほどタイの様子や今の家と新しく買った家をこれからどのように使い分けてゆくかなどをを話した。


11時過ぎに家に帰ってきたが、具合が良くないので二階のベッドで横になり蒲地幸子を聴きながら「一神教と戦争」を読んだ。
トントンと言って妻が部屋に入って来て、昼は鍋焼きうどんにするとのこと、これからマサに買い物に行くと言って出て行った。
マサってのはヤオマサのことで、最近ではすっかりファンになって毎日一度は出かけている。

12時半になったので台所へ降りて行くと、ちょうど娘が来たところで、鍋に出汁を張って三つ火にかけてあった。
僕は少なくていいやと言って、饂飩を少なめにして鍋に入れて、よく煮えるように椎茸、油揚げ、鶏肉、小松菜、葱を早めに入れて、ストーブで餅を焼き、最後に卵を入れた。
冷凍の饂飩だが、何時もよりかなり高価なやつを買ったようで、はっきりと品質の違いを感じるほどうまかった。
最初は胃の具合が良くないと思っていたが、食べだすと結構おいしくいただけ、食べ終わる頃には胃の具合は治っていた。
鉄観音を淹れて、娘が持ってきた胡麻羊羹を食べた。

1時からプレシネを母の居間で見る予定だったが、昼飯が終わるのが遅くなり台所で娘と一緒に「The Day of the Jackal」1973年 米映画を観た。
この小説は1971年に発表され日本でも評判になり、多分僕は1979年発売の角川文庫で読んだと思う。
こんな面白い小説を書く人がいるんだと、フレデリック・フォーサイスのの名前を覚え、その後も単行本が発売されると何作かを読んだ記憶があるが、この「ジャッカルの日」ほどの衝撃は受けなかった。

ドゴール暗殺を請け負ったイギリス人のジャッカルが、キスをする習慣を考慮に入れず、撃ちそこなったという落ちにも、当時はフランスにも行ったことが無かったのでそんなもんなのかと思ったが、その後ワインの仕事で何度もフランスを訪れ何百回もキスをしたので、僕も経験と年を重ねたもんだなと感じた。
観ていてとにかく懐かしく、その気持ちは何ともいえないうっとりとしたもので、若い頃読んでおいた偶然に感謝したいくらいだ。




ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 安物買いの銭失い | トップ | 月京 »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事