キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

魚と戯れる

2018年09月12日 | Weblog
「日本および日本人論」を読了する。
佐高信を少し捻ったチョイスだが、西部邁、なかにし礼、田中優子、加藤陽子、黒金ヒロシ、柴山圭太、中島岳志と異なった考えの人達が集まると佐高の考えが相対化し、それもいい。
しかし、西部と佐高は右と左で考え方の違いがあるが共通点が多く、佐高の舌鋒がおだやかになり、べろ屋の西部の話を聞いて茶化すことが多い。
これを大人の対応と云うらしいが、要は、変節がなく権力権威におもねることなく自分の頭で考えてる人に敬意を抱いている。

朝飯は茄子のオリーブオイル焼き、南瓜と馬鈴薯のスープ、鯖塩焼、胡瓜の糠漬け、納豆。

JA湘南で無花果、胡瓜を買い、WAKWAKで茨城県のメーカーのソーセージを買った。

午前中は母が通院で、妻と下の息子が連れていってくれた。
留守番をしながらネットサーフィンで遊ぶ。

昼は勝手に食べてくれとのことで、パンかパンケーキを考えていたが、ピーマンを入れたラーメンが食べたくなり、サッポロ一番塩ラーメンに長ピーマンをたっぷり3ヶ入れ、豚肉と刻み葱で食べた。
あまりピーマンが好きではないが、このインスタントラーメンとの相性が良く、化学調味料の強い味がピーマンの嫌な風味を中和するのだろうか。
時々作って食べるが、美味かった。
食後に栗金時、無花果、ピオーネ。

プレシネは「シェルブールの雨傘」で、最後のガソリンスタンドの場面は覚えていたが、雪の降るくらい夜だと思っていたが、割と明るい画面に意外な感じがした。
こういった哀しい場面のカトリーヌ・ドゥヌーヴは実にいいね。

映画が終わり、サーフトローリングに出掛けた。
大磯寄りのテトラに乗り投げたら、第一投で鯖が来たので大漁を予感したが後が続かず、鰯が釣れリリースしただけだった。
波が被るようになったので、市五郎丸下の海岸へ移動する。
西に箱根連山、真鶴半島、天城連峰から下田、東に三浦半島が見えて気分がよかった。
魚が釣れるのは釣りだから当然嬉しいが、いい景色を観ながら思いっきり投げる爽快さといったらない。
だが、最後は思いっきりやり過ぎて、錘と仕掛けが翔んでいってしまった。
ここのサーフでの釣果は無かったが、2度魚が戯れてくれた。
波打ち際で魚がワームの尻尾に食いつき姿も見たが針掛かりしなかった。
もう一度は、魚が沖で掛かってやりとりしたが、波打ち際でバレた。
魚に遊んでもらい楽しかった。
市五郎下の浜に、一人ルアーマンがやって来て、小田原寄りでミノーを投げて、鱸、平目を狙っていたが、僕が帰るまでにロッドはしならなかった。

4時半に家に帰り、風呂に入り、相撲を観た。
角番の栃ノ心が負けた。
稀勢の里は豊山に攻め込まれたが、土俵際で突き落として勝った。
左の肩から胸の筋肉が元のように盛り上がってきていて、下半身を鍛えたので相撲になっている。
そう長くない現役なので、踏ん張って欲しい。

氷なしのハイボールを、茹で落花生、焼売、ポテトサラダ、茄子と胡瓜の糠漬けを肴に飲んだ。
近頃、売っている挽き肉が解凍なので水分が多くて水っぽい。
そのため妻に肉を叩いて使うように助言したが、本人も出来上がりに納得がいったようで、近ごろはトントン叩いている。
その場合でも歯応えのある食感と肉の旨味を出すには、水分をしっかり取ることが大切だ。
今日気になったのは、旨味を出すために入れる貝柱の缶詰の嫌な臭いで、豚肉の風味を邪魔している。
崎陽軒の焼売にも貝柱のエキスが入っていて、それが濃厚な味わいで人気の秘訣だが、近頃それも鼻につく、中華街の清風楼などは肉の味わいを大切にした焼売で、高いわりには物足りなさを感じていたが、年を取ったら枯れてきたのかそれが良くなってきた。
妻とそんなことを話し、次回は豚肉だけで作ってみることにした。
ポトトサラダは、キューピーマヨネーズを使ったので美味いと妻が自画自賛していた。
母は多量にポテトサラダを作るときには、マヨネーズも自作していたので、妻にも自作してみたらと提案したが、今はハンディミキサーがあり難なく出来る。

「イッピン」がフランスとの国交160年を記念して90分に拡大して、Baccaratやリモージュをやっていたので、敬意を表してシャトー・ボーロンのコニャックを飲みながら観た。
つまみがなくなり、同じブドウだからピオーネを肴にしたが、あまり合うもんじゃない。

夜の読書をする予定でいたが、飲みすぎで眠くなり、観終わって直ぐに眠ってしまった。
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