キュヴェ タカ/cuvee taka 「椿庵酔哲湘南日記」

気儘な湘南暮し ー散歩に読書、映画、酒、そして時々釣り-

七草粥を忘れてる

2019年01月07日 | Weblog
昨夜は10時から鈴木京香主演のドラマ「モンローが死んだ日を観たのでベッドに入るのが11時過ぎになってしまったが、今朝5時前には目が覚めた。
前にもこの時間帯で鈴木京香主演のドラマをやっていたが、この女優さんは顔と雰囲気が好きで良く観ている。
幸村龍子は連れ合いを失ってから抑圧的な気分になりそれが身体のも現れて恒常的な怠さや不眠になっていたが、精神科に通うことになり、草刈正雄扮する精神科医高橋智之と出会い症状が治って行く。
舞台は長野県の花折という所だが、現実にあるのだろうか。
龍子の友人で麻生祐未が出ているが、この女優さんも好きで、半分蒼にも出ていたなあ、若いころは物凄く魅力的だった。
原作は恋愛小説の名手と言われている小池真理子の同名の小説だから、単純に龍子と智之の恋が進展して行くとは思えず、色々困難が待ち構えているのは、名手でなくとも恋愛小説はそうしなければ成り立たないから、きっと手の込んだ仕掛けが施されているのだろう。
4回完結だから起承転結の見事な展開になっているのではないか。

小池真理子も凄い美人だから、随分恋をしているとは思うが、生きているうちにそんなに多くの恋は出来ないから、一度一通り経験した恋愛をなぞった後は、都度の恋愛の経験の断片を寄せ集めて嘘話を作らざるを得ない。
特に新しいネタが入りにくくなる人生の後半にはその傾向が強いが、作詞家にも同様なことが云え、荒井由実もこの名前の頃は瑞々しい詩が多かったが、松任谷由実になり数年たつと実体験ではなく完全な嘘話を構成しなければならなくなり、そうなるとどうしても技巧的になり、その匂いが出てしまうもので、抒情性に欠ける。
蒲地幸子をここの所真剣に聴いているが、同様な傾向がみられ、初期は相手の男の子を励ます詩や、永遠を目指す関係を賛美する詩が多かったが、後の方は別れの切なさを歌う詩が多くなっているような気がする。
それでも、音楽仲間での話は恋愛話が多かったらしく、聞き役に回って、その話の幾つかを素材にして作詞をしていたようで、暇があればノートに詩を書いていたとのことで、本人からも「詩を大切にして歌っている」という発言があり、言葉に対する執着が凄く強かった人のようで全容を掴むにはまだまだ聞き込みが必要だ。
育った環境についても概要は分かったが、細部については不明で、聞き取りをしようと思えば、対象の皆さん方が割と近くにいるので可能だが、こういった評伝は手慣れたノンフィクションライターが書いたのを読んでみたい。
もし書き手を指名できるなら「原節子の真実」を書いた石井妙子がいいなあ。

今朝、5時前に起きて西部邁の「批評する精神Ⅳ」をやっと読了した。
何時までも読んでいたいと書いたが、読了するとある種の達成感があるもので、現実の物事が達成されたわけではないが、なんとなく気分がいいもんだ。
引き続き橋爪大三郎・中田考「一神教と宗教」を読んだが、イスラムというのはクルーアンをその通りに生きる事なんだとは頭では分かっているつもりだが、今僕が常識だと思っている考えとは全く違う考え方で、単なる研究者ではないムスリムの中田考による話がやけに身に染みる。
価値=規範を喪失してニヒリズムに陥っているキリスト教圏とその影響下にある日本に参考となる考え方が多いなあと思うが、伝統・歴史・慣習から規範あるいは良識は生まれるが、戦後断絶してしまったこれらのものを、さてどこまで遡って呼び戻せばいいのだろうかと思案している。


7時半に起きて、雨戸を開けて風呂に入って朝飯を作ろうとしたら、ご飯が炊けていた。
七草粥の七草を買ってあるからと妻が昨夜言っていたのに、それをすっかり忘れてご飯を炊いたらしい。
風呂から出たら、大磯のクラブに出かけるのだろう、下の息子が煮込みハンバーグと納豆で朝飯を食べていた。
僕は昨夜の残りの鰺のなめろうと豆腐葱で鰺の団子汁を作り、煮込みハンバーグを温め、納豆で朝飯を食べた。
鰺の団子汁は、水出しの昆布と煮干しの出汁に鰺の旨味が加わり、臭み消しの葱と柚子、それになめろうに入っていた生姜、大葉、味噌が隠し味として効いて絶品だった。

七草セットを妻はどうするのだろう、あいつのことだから捨てちゃうのかな。


10日ぶりにJA湘南へ出かけた、昨日とは打って変わり今朝は快晴で湘南の冬らしい穏やかな日差しが暖かい高天気だった。
馴染みの人達に新年の挨拶をして、聖護院大根、白菜、ホウレン草、スティックブロッコリーを買った。
〆て460円とは初荷にしては格別に安い。

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
« 蒲地幸子は価値相対化に対抗... | トップ | ボレロ »

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事