キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

湘南シーバス

2017年12月19日 | Weblog
零時に寝て目が覚めたら1時35分で、ずいぶん酷い時差で疲れてるのに寝られないのかと嫌な感じがしたが、二度寝に成功し起きたら6時を過ぎていたので普段より眠ることが出来た。

今回の旅はカタール航空でドーハ経由であったために飛行機の中にいた時間が往復で35時間と長く、多分9本の映画を観たと思う。
最近の日本映画を7本観たが、今の日本の社会を反映していて時代がどの様になっているものか少し分かったように思える。
抽象的な言い方をすると、若い子達の恋愛は純愛を求める傾向が進み、ぼくたちが若かった頃、野合でくっついては離れたことを思うと、恋愛においても保守的になっているんだなと感じる。
反抗すべき強力な社会がないために、ぼくはこんなつまらない社会になっちまったと思っているが、崩れ掛けてはいるが大切な拠り所である生まれたときからのこの愛しい社会をどうにか維持していこうとの感覚なんだと思う。
息子は不登校で高校もまともに行っておらず、標準的な若者ではないのかもしれないが、日本の癌は団塊の世代にあり、古き良き日本を壊し、年金によって日本にたかって生きている世代で、これが早くいなくならないとどうにもならないと考えている。
戦前戦中に教育を受けて戦後の日本を建て直した世代は、団塊の世代からNoを突きつけられて誇るべき日本の伝統文化を敗戦のうしろめたさから放棄しざるをえなかったが、団塊の世代が新たな文化を作り出したわけでもなく、結局一時の経済繁栄の夢が消えると、剥き出しの欲望だけが残った。
ぼく自身その団塊の世代をしらけた目で見ていたいわゆる「しらけ世代」で、社会に対しては否定的だったが、それに対して大げさな反抗をすることにはバカバカしさを感じていたが、その責任は大同小異で免れられるわけではない。

7時半になったので起き上がり下に行ったら息子が風呂に入っていて、ロッドが立てかけてあり、ルアーが洗ってあったので、冷蔵庫を覗いたらヒラスズキが1尾入っていた。
風呂から上がった息子に訊いたら3時から釣りに行っいて、梅沢海岸で釣り上げたらしい、昔は息子を連れて梅沢海岸へ行ったものだが、この時期湘南シーバスは産卵のため群れをつくり海岸線を回遊するために全盛を迎える。
寒い朝、日が出る前に起きて浜に出て夜明けを迎えながらロッドを振って当たりを待つ、20年前の興奮が蘇ってくる。

小春日和の好天になり、本格的な引っ越しにうってつけの日となったが、初めて大磯の粗大ごみ廃棄場に行き、親切な対応と迅速なごみ受け取りの人達で小一時間掛けて積み込んだ食器棚やらボックスケース、ガスコンロなどを3分と掛からず分別して処理してくれた。
帰りに車の重さを計り、行きにごみ満載で計った重量との差額分で支払いをして終了、申込から支払いまで全てで10分と掛からず終了した。

2便で食事用のテーブルやボックスケース、ハードリカー、金属棚、木製火鉢などを家まで運び、第3便のワインを積み込んで、途中にある「UDON AGATA」で饂飩を喰った。
イタリアのパスタもいいが、饂飩の美味さも格別だね。

午後、イタリアの旅の間のブログの誤字脱字を改めた、携帯電話で半分居眠りしながら書いているので間違いが多い、ご容赦いただきたい。
興味のある方は是非お読みください。
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