キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

横浜デイ&ナイトクルージング

2018年11月14日 | Weblog
昼前に関内について、「駒」でチラシを食べ、伊勢佐木町のBOへ向かい1時まで本を眺める、
至福の時間だ。

荒川洋治「過去をもつ人」みすず書房 2016年3刷
5ヵ月で3刷しているが、2,700円+税と高い本なんだよね、書評集なんだが、この人は端正な素晴らしい文章を書くので、それを知っている人は読んでみたくなるんだろうな。

久し振りにTuesday Jazz Liveを聴いた、ピアノの楠さんとヴォーカルの詩織さんのデュオだった。
Song for Youを聴いていたら涙があふれてきて困った。
年を取ると幸福感を強く感じるようになるが、それと共に感受性も若いころに戻ったようで直ぐに涙があふれてきて困る。


2時半にかつての上司83歳になられた女性にお会いして、小説の掲載される「横浜文学」の出版の時期と㈱輸出入サービスセンターのOB会について打ち合わせをした。
思い出話や、昔の社員の消息などについて話すものだからつい長くなり5時になるのを見て暇を告げた。
かつての恋人もまさに小説の舞台の時期に会社にいたが、申し訳ないが多分来ないだろうと、今まで誰にも話さなかった恋の顛末について初めて真実を話した。
付き合っていたことと分かれたことはご存じだったが、初めて経緯を聴いて、それでももう昔のことだから、誘ったら来るかもしれないよと慰められた。


桜木町まで歩き「美濃屋」で柿の種と拳骨煎餅委などを買い、「紀伊国屋書店」で新刊を眺め、6時半に関内駅北口の合わせ場所に行くと既に知人が待っていた。
9月に一度しか会ったことが無かったので、果たして分かるだろうかと心配したが、彼女のほうから声を掛けてくれた。
「鳥伊勢本店」に入ったら、何度か来たことがあるとのことで、枡酒を薬缶から注ぐところと認識していた。
久し振りにトウリョウに会い、目の前のカウンターに腰かけて、大関樽酒燗を4合呑んだ。
ヤゲン、葱肉、ぼんぼち、ハツ元を食べた。

彼女、逗子だと思っていたら、実家が逗子で金沢八景に住んでいて、飲むのが好きだから関内は詳しいわけで、馴染みのイタリアンバーに移動した。
赤ワインを1本飲んだ。
西部邁ゼミナールを視聴している女を初めて目の前にした。
10時過ぎたのでお開きにして、12時前に家に着き、酔い覚ましにビールを飲んで寝た。




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