キュヴェ タカ/cuvee taka 「酔哲湘南日記」

新鮮な山海の恵みを肴に酒を吞み、読書、映画・音楽鑑賞、散歩と湘南スローライフを愉しんでいる。 

トイレットペーパーに押し潰されないために

2011年03月17日 | Weblog
ガソリンスタンドでガソリンが売り切れているせいもあり、日中の横浜は車がとても少なくて静かです。うちでもガソリンが買えず車が無用の長物と化しております。主食になる米、麺類、パンなど、保存食になる缶詰、乾麺、インスタント麺等もスーパーやコンビニで売り切れております。停電に備える、蝋燭、懐中電灯、ランプ、乾電池も売り切れていて入手が困難です。また、トイレットペーパーも無く、生活必需品の買占め傾向に拍車が掛かっているようで、70年代のオイルショックを思い出します。

しかし、スーパーの棚に商品が何もなくなっている姿をこの40年ほど見かけなかったですから、ある種の感慨がありますね。きっと戦時中や戦後の物不足の頃や、少し前のロシアではこれが常態だったのだろう、とか。物が豊富な事に麻痺していますから、物があるというのが如何に幸せな事か、改めて感じるのに良い機会ですね。 買占めに走るのは、日本人の周到な美徳の反映なのでしょうが、オイルショックの時を思い出してみてください。一時的な物不足を発生させているのは自分達自身で、物不足はやがて短期間で解消され、部屋一杯のトイレットペーパーで押しつぶされて暮らした事を、50歳以上の方なら分かるはずなんですがね。

コメント
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