間違った狼犬の飼い方

いつだったか、こちらのAnimal Planetという番組のシリーズで、”Fatal（運命的な） Attractions　(魅力）”というシーリーズで、"狼犬が飼い主を殺す”というのがありました。



このシリーズでは、野生の動物をPETとして飼い、その後その動物たちに殺された人たちのことを話してます。


狼犬。。。　私の飼ってる、KonaやKooはどれだけの野生の狼の血が混じってるかなんて、本当のところわかりませんし、ここ私が住む北カルフォルニアでは、野生の狼と犬をかけることは禁止されています。　でも、お金儲けのため、裏庭ブリーダーというのがいて、自分の裏庭で繁殖させ、売れない狼犬は殺されるか、捨てらてます。

日本では狼の血が高ければ高いほど、高い値段で売れると聞いたことがあります。

”ふざけるな！”　　私は叫びました。　野生に近い狼犬なんて、人間の手で飼えることなんてできないんだから。。

このAnimal Planetの話しでもあるように、間違った狼犬の飼い方をしたがため、彼女は殺されたんです。

狼の血が高いほど、野生に近いということです。そのことをわからずに、狼犬なんかを飼うからこういうじたいになるのです。　私は狼犬に殺されたこの彼女に同情もないです。　きっと野生動物の掟を彼女はわからなかったんでしょう。　　

野生の狼とはぜったいに目を合わせるなと、狼の専門科はいいます。　現に私のボスが、WOLF PARKにいったとき、ぜったいに、目を合わせず、向こうから近寄ってきたら、５秒ぐらいふれてもいいと。。


私は自分で、Konaという狼犬をはじめてレスキューをしたとき、アメリカの”Wolf Dogのオーナーの会”というのに参加しました。



毎年、６冊、Wolf Dogの雑誌が送られてきて、狼犬の情報やいろいろの話し、そして、もちろん狼犬を飼うことにたいしての知識などなどが書かれてます。　

とても、ためになります。　後は自分なりに、狼の本を購入して、犬と狼の違いについてなど、勉強もしました。

まだまだ、もっと狼の行動などを勉強しないといけないことが多すぎます。。


Kooはもちろん、いろいろな血が混じってる上、狼はほんと数パーセントではと専門科の話し。　

Konaはブリーダーから来たと言われてます。　Timber WolfとHuskyと書かれていましたが、実際、５０％もKonaははいってないのでは？　とこれまた専門科に言われました。　








何の犬を飼うときでもそうですけど、飼う前にでも、その犬の特徴をわかった上で犬を飼ってもらいたいものですね。
野生の狼の血が濃いからって理由だけで狼犬なんぞ飼ってほしくもないです。　そして、できれば、野生の狼を家庭で飼われてる犬とかけ合わして”狼犬”として繁殖もやめてもらいたい。　　ハスキーとシェパードなどをかけ合わせて、”狼似犬”だっていいじゃない？？　（現にTAMASKAN　DOGというのがそうです）　

野生動物または、野生に近い動物を家庭で飼うというのは、大変難しいことです。


最後に、狼に近い家庭犬のハスキージョークで。。。　　

”君はデブなんかじゃないよ”　
”君は、ハスキーの小犬なだけだよ”



今日も読んでくれてありがとうございました。



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