裏磐梯 秋元湖にほど近い森の中から・・・

裏磐梯の森の中の家、薪ストーブ、庭、山、酒、音楽を愛する独居老人の日常生活の記録、綴り続ける備忘録。

 

雪降り続く

2013年12月14日 | 聴く・観る・オーディオ・映画・パソコン

乾燥した雪がしきりに降っている。

いよいよ本格的冬の到来。

薪を炉端に運び込む。

外気温-4°c、今日は真冬日で暮れることになるだろう。

乾燥した薪、気持ち良いレスポンス、レバーを開けばすぐにストーブトップに置かれた温度計は振りきれるほど上がる。

揺り椅子に座り、炎を見つめる。まさに砂浜の太陽を浴びているごとき心地よさ、本を広げる。

夢心地、すぐに浅い眠りに落ちる。

屋根から滑り落ちる乾燥した雪のザーという柔らかな音、目覚める。すでにダイニングの窓は半分以上埋まっている。

オートチェンジャーから流れる音楽はヘレヴェへ、バッハ、マニフィカトからイースターオラトリオに変わっている。

ピリオド楽器、フラウト・トラヴェルソ、バロック・オーボエ、そして何よりもカウンターテナー、アンドレアス・ショルの心にグイグイと染み込んでくる歌声・・・

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