ジャンヌ・ダルクといえば、映画ではリック・ベッソン監督「ジャンウ・ダルク」が思い浮かびますね。
ミラ・ジョヴォヴィッチ演ずるジャンヌの純粋に信ずる心が、ダスティン・ホフマン演ずる悪魔(だろうか、はたまた良心とみるか)に惑わされるところが印象的でした。
映画評を見てみるとわりと悪評が目立ちますが、私はそれほど酷い映画ではないと思ってます。
ジョヴォヴィッチの演技には熱情にとりつかれているところがよくあらわれていたし、善なる聖女という描き方ではなく、人間としてのジャンヌが感じられました。
そのジャンヌとともに王太子シャルルの戴冠を実現させた人物がジル・ド・レーであり、「救国の英雄」とまで呼ばれました。
しかし、彼はジャンヌの火刑を目の当たりにしたことから、「青髭」に生まれ変わります。 . . . 本文を読む