横浜にある自律神経調整に特化したオステオパシー施術室 【治療室cure】のブログ

自律神経失調症や更年期障害などによる体調不良にお悩みの方は、是非一度ご相談下さい!

オステオパシー 〔ぎっくり腰〕

2010年08月10日 | 適応症状
治療室cureでは

オステオパシーという骨格調整を施術しています。

脊柱を中心に、骨盤や四肢の関節まで全身骨格を調整していきます。


よく起こり易い症状のぎっくり腰というのは、念入りに骨盤の関節を調整する必要があります。

ぎっくり腰と呼ばれるものは、急激に起きる腰痛の総称であり、病名ではありません。

原因の中でも多いのが腰椎や仙腸関節(骨盤の関節)の捻挫と云われています。

腰の周りの筋肉や筋膜の一部が切れ、背骨 の両脇あたりに痛みが走るものもあります。

主な原因は、重い物を持ち上げたり、体を捻ったりした時に起こるもので

腰を曲げられなくなってしまうほどの痛みが出ます。

病状としては激痛の為

少し上半身を前かがみにしてしか歩けなかったり、上半身を後ろに反る事が出来なかったり

歩く度に振動で腰に痛みが増すので、ゆっくり静かにしか歩けなかったりする症状になってしまいます。


原因は腰や骨盤の筋肉、筋膜、靭帯、軟骨(軟部組織)の損傷によるものが多く

特に多いのが

骨盤の仙骨と腸骨の2つの骨からの仙腸関節に付着する軟部組織の損傷により起こるぎっくり腰です。

構造的にはどの様になるのかと云うと

仙腸関節が僅かに離開して腸骨が後下方に拘縮する場合が多く見られます。

ではどうして仙腸関節に付着する軟部組織が損傷し腸骨が後方拘縮するのかと云うと

骨盤を支えている筋肉が弱くなる事により拘縮するという事と

仙腸関節を構成する軟部組織そのもの自体の機能、関節の動きをスムーズにし

かつ体重を支える機能を維持する栄養分の不足により、仙腸関節の体を支持する能力が低下し

腸骨が後下方で拘縮するという事が考えられています。

骨盤を支えている筋肉や靭帯が弱くなる原因には

腹直筋などの様に、上から支えている筋肉群と、大腿四頭筋などのように、下から支えている筋肉群と

その他にも前後左右から支えている筋肉があるが、それらの上下・前後・左右の筋肉群が

疲労やストレスの蓄積により徐々に弱くなっていったり

交通事故や打撲・捻挫・スポーツのし過ぎなどが誘因となり、それらの筋肉群が弱くなっていくとされています。

ぎっくり腰を起こしてしまう原因は、他にも色々とありますが

主なものは、そうした骨盤や腰椎を支えている、筋肉や靭帯の弱化でしょう。


治療室cureでは

ぎっくり腰のその痛みの度合いや状態、原因となる箇所(腰椎か?骨盤か?)の違いによって

うつ伏せでの施術であったり、または仰向けの状態での施術のみであったり

ベッドから寝たり起きたりも出来ない状態ならば、座位での施術のみであったりと

施術手法を変えながら、その症状に一番適した施術していきます。

施術で使う力は、触れている程度にしか感じない様な手技ですから

かなり痛みの強く出てしまっている状態でも、圧痛を感じずに施術を受けて頂けます。

触れている程度の力での施術ですが、しっかりと原因となっている腰椎や骨盤の関節の調整はしていきます。

その時その時の身体の状態にとって、生理学的に無理のない施術をしていくのがオステオパシーです。


ぎっくり腰になってしまった時は、まずは2~3日は安静にしておいた方が良い場合が多いと思います。

そして立ち上がり歩ける程度になったら、早めにオステオパシーやカイロプラクティック・鍼などの施術を受けて

ぎっくり腰を起こしてしまった原因の改善を計って下さい。

そして、何よりも

ぎっくり腰を起こし難い身体作り、生活習慣を心掛けて頂きたいと思います。


治療室cureホームページ



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