生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

<人を怨む>とどうなるか?

2009年09月17日 | 第8章:心をのびやかにする方法
激しく人を怨むとどうなるか?親の敵であっても、その人への恨み心の取り扱いに失敗すると必ず悲劇が訪れるようです。私の経験でもある時期、人を怨んでしまい、今から思い出しても心の自由が無い暗い日々でした。怨むという精神状態は本当に人の心の自由を奪います。生身の人間ですから日常生活では必ず恨みの心境が生じてきますので、その負のエネルギーを何とか努力して陽のエネルギーに変換しないと益々日々が楽しくなくなります。感情処理の領域では湧いてきた感情を抑圧するのは不可能ですので湧いてきた感情を一旦受容する必要があります。恨みの感情を処理する一番良い方法は、慣れないと恐ろしくなりますが、その恐怖を超えて、いかに激しく復讐するかシュミレーションを描きノートに書く方法が効果が出てきます。そのシュミレーションは徹底して描くのです。倫理道徳を離れて描き続けます。そのノートを後日見ると己の恐ろしさに愕然とします。私はこんな悪人だったんだ、と恐ろしくなります。そうすると自然と恨みの感情は消滅していくか、軽減していきます。シュミレーションでは恨みを完全に果たした後の自分の姿まで書かないと美しい終結には到着出来ません。現代の法治国家では復讐は犯罪ですが、それでも心の中でのシュミレーションをすることで、復讐ではなく人の魂を愛する健康で美しい心を取り戻す事は出来ます。いつまでも恨みの感情に固執する暗い世界に生きていると必ず心を病むので、爽やかで明るい健康な世界に生きていきたいものです。<将来の夢と理想:269-3>:

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