生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

自分は何処へ旅しているのだろう?:幸福な日々の為の自問自答

2018年05月28日 | 第15章自分は何処へ旅してるのか?
自分の父親が母方の父の首を切り落としたような場合、あなたはどんな気持ちになるでしょう?持統天皇の幼児期のお話です。父である天智天皇が母方の祖父・蘇我倉山田石川麻呂を殺戮してしまう悲劇は後世の私達には衝撃の歴史です。持統天皇は母の哀しみや、その政治的悲劇の真ん中でそだっていくわけです。持統天皇の場合は意思力も自律性も抜群の女性として育ちますが、普通、このよな環境ですと、意思力と自律性に欠落があるのが普通です。ここで勉強しておきたいのは、性格形成の過程で「意思力と自律性と幼児期の恥辱・疑惑の3つは深い関連性がある」という原理だけを意識化しておいていただきたいのです。自分の幼児期の解釈を変えると世界が変わります。どんな幼児期でも哀しい思い出を逆手にとり、持統天皇のように強烈な意思力と自律性を持つ事が出来ます。ホモサピエンスという人間の心理は、どんな職業、立場でも同じです。




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