生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

感謝しない人の心の仕組み

2006年11月20日 | 第1章:愛の領域
NPDの特色は8つありますが、専門的な識別は今は、あまり意識しないで、思索しましょう。さてあなたの身近に<感謝する事を知らない人>はいませんか?長い臨床経験と学問の集積からの話ですが、感謝しない人は表面には出しませんが、無意識の世界に幼少時代からの愛の孤独感とそれに関連した深い、深いストレス、不満の固まりを所有している事例が多いのです。意識出来るようになると案外、早く解決します。それを意識出来ない理由は愛の正常な経験を知らないからです。赤ちゃんが生まれても、どうして可愛がったらいいか、分からないのです。何とかそれなりの愛を見つけて結婚しても相手をどう愛したらいか、分からないのです。成田離婚、赤ちゃんの養育拒否等は、その典型でしょう。どんな不満、孤独感が潜在しているか、それを問題意識化が出来るかどうか、心理療法家の腕の見せ所です。下手に対応すると秋のひとひらの紅葉が簡単に風で散っていくように、かえって発病する危険があるので慎重に対応しましょう。感謝しない人には長い長い、辛い歴史が潜在しています。:<NPD2:28-2>:

人気blogランキングへ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする