生き甲斐の心理学

自分は何の為に生きているのか? 生き甲斐とは何か、自分の魂と成育史と身体を大事にしているか、を思索していきます。

私は楊貴妃!

2006年11月09日 | 第1章:愛の領域
昔、<私は楊貴妃>と言う女性に会った事があります。美しい人ですが、20才の頃から何となく周囲の人々が避けだしたようです。才能もあり、意欲のある方なのですが、いつの頃からか、楊貴妃に憧れ、小説を読んでいく内に楊貴妃になってしまいます。病棟で最後を迎えますが、その心は天女のように純粋で周囲の人々は恐れながらも色々と相談し、最後は担当医まで人生相談に訪れる始末。有名な政治家も彼女の占いを求めて、密かに病棟を訪れ問題になった事件がありました。その最後は親族は誰もきませんでしたが、看護婦さん、お医者さん、セラピストは、その美しい心、天使のような優しい愛に感動して、その場を離れられず担当教授の言葉に我に返り解散しました。人間の病理と正常を考えさせられた一幕です。今回から<as if person>という自己愛パースナリテイ障害の段階に入ります:<NPD2:26-1>:

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