五感で観る

「生き甲斐の心理学」教育普及活動中。五感を通して観えてくるものを書き綴っています。

繋げる解釈

2019年12月08日 | 第2章 五感と体感

photo:箱根湯本・早雲寺

繋げる解釈   2019年12月8日

今日は開戦の日でもあり、
ジョンレノンの命日です。
あれから40年後の今日は、
アフガニスタンで亡くなった
中村哲氏が帰国。
私の12月8日は、
このような思いが湧いた
一日の始まりの朝を
過ごしています。

今年は11年間の学校との関りを卒業し、
15年関わった某大学OBの講座も卒業、
そして、15年間お世話になった鎌倉の
講座会場も閉鎖することになり、
私にとっては、潮目の変わる時期
と解釈しながら、変化の境目を
静かに過ごしてきました。

本来ならば、変化や突発的な出来事もあった中、
そろそろ疲れも出で来るであろうと、
想定していましたが、
平常心を心掛けていたせいか、
動きに動いた昨年とは違い、
落ち着いた年の瀬を過ごしています。

あれをして、
これをして、
あれをやらねば、
これをやらねば、
といった思いは、
案外、疲労の元かもしれません。

却って、決めたことを
行動に移すという段階時点に、
やるべきことの
シミュレーションをするくらいが
或る程度人生の経験を積んだ人は、
丁度いいのかもしれません。

終えることがあることで、
始まる事もあり、
その準備や段取りが必要なため
一つ片づけたら、
次の一つを考える、
というような生活は、
健康な生活の知恵でもあるかもしれませんし、
歳を重ねる毎に、
遠い先のシミュレーションを
携えながら多重に動く事もしにくく
なってきていることも感じているので、
段々と、
私にも知恵がついてきたのかもしれません。

エリクソンの云う
60歳辺りから訪れる
人生の絶望に対して、
智恵が重要になってくることは、
きっと、解釈して繋げる心を
育んだ成果が、見え始める時期
でもあるようにも思います。

自分のいま行っている事が
何に繋がってゆくかを
ぼんやりとでも想像できるならば、
きっと、
それはその人の生きがいにも
繋がるのではなかろうか、
とも思ったり。

中村哲氏の志という矛先を
どう繋げていくかが、
まさに今日12月8日という日に
暗示されているようにも思い、
意味を感ずるのです。

深くご冥福をお祈り申し上げます。

目先の事に翻弄され、
取り繕うばかりの政に
幼児性を感ずることも
本質的な知恵を育むことを
怠っている証でもあろうかと。。。

;;;;;;;;;;;;

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