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佐伯祐三展

2008-10-16 16:59:28 | Favorite
今日のotoさまは、幼稚園の遠足で天王寺動物園へ
私は、送り出してからお家を片付けて
天王寺公園内にある大阪市立美術館までお出掛け

美術館の橋の上から動物園を見下ろしたら
あちこちの小学校や幼稚園、保育園の子ども達でいっぱい!
秋の遠足シーズンなんですね~♪
もちろん、otoとは偶然に会うこともなく
美術館脇に自転車を止めて、美術館へ

佐伯祐三さんの作品と言えば
美術の教科書に載ってた『郵便配達夫』くらいしか実は知らなくて
けど、この絵のおじさんの目が印象的で
なんか記憶に残ってて、足を運んでみよう!と

ほんとに久々の美術館
ワクワクドキドキしながら展示室に向うと・・・
混んでる

そりゃそうですよね~最終週だもの、仕方ない
と思いながら、久々に油絵の感触を目でしっかり捉えていきました


あっという間の一時間半・・・とても見応えのある展示でした
みるみるうちに絵の世界観に惹きこまれて
人ごみなど気にならないくらい、数々の油絵のタッチに魅入りました
油絵なんかやったこともないし
美術の知識なんて、学校の美術史くらいしかないのだけどね

絵って、いつも不思議な力をキャンバスから発してて
 佐伯祐三さんって人は、どんな気持ちで色を重ねていったんだろう?
 いや、きっとパリの街に一人佇んで
 静かに無心に筆を動かしたに違いない
 パリの空はこんなにも曇ってばかりだったかな
といろいろな想像をしながら
キャンバスから漂ってくるモノを感じとるように見つめていました


佐伯祐三さんは、30歳という若さで永眠・・・
『郵便配達夫』は死の少し前、
自室で描かれた作品だということを知って驚きました

天才と呼ばれる人は、どうして早死にすることが多いのでしょうか
早死にしてしまったから、天才と呼ばれるのでしょうか・・・




[没後80周年記念 佐伯祐三展 -パリで夭逝した天才画家の道-]

 @大阪市立美術館   ~2008年10月19日(日)まで