かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

サンゴ礁の女王ミノカサゴが、自動捕殺機械が必要なほど面倒な害魚とは知りませんでした。

2016-09-19 21:52:38 | Weblog
 本日の最高気温は26.7℃。こちらでは朝から時々雨がぱらついていましたが、午後からは時折強く降るようになり、やがて絶え間なく降るようになりました。だんだん雨が強くなる様な感じで、まさに台風接近を意識させられる天気でした。その台風16号、今の予報ですと、明日午後6時頃こちらには最接近の予定のようですね。コース的にも少々ヤバくなってきた感じですが、なんとか直撃だけは避けて欲しいと切に願います。

 さて、アメリカ大西洋沿岸のサンゴ礁で、1980年頃から外来魚のミノカサゴが繁殖してサンゴ礁を荒らし、在来魚を食い荒らすなどの被害が拡大しているのに対し、自動掃除機ルンバのために開発された遠隔操作技術と、攻撃用の感電装置を組み合わせたミノカサゴ駆除ロボットの開発が進んでいるとのことです。水中カメラでミノカサゴを視認、近づいていって二枚の電極で挟み込み、電撃ショックで〆て本体に収容、持ち帰ってその魚肉は美味しくいただこう、という装置だそうで、既に実験でもミノカサゴを捕らえて電撃で殺すことができる事が確認されたとのことです。問題はコストで、海には何百万匹もいる上、繁殖力も旺盛なミノカサゴをサンゴ礁に影響ない程度まで数を減らすには、数千台の対ミノカサゴ水中ルンバを海に放つ必要があり、そのためにも、漁民やダイバーが買って気軽に使ってもらえるような価格帯にまで下げることを検討されているとのこと。また、他の魚をミノカサゴと誤認しないようにきっちり識別するソフトウェアも開発中とのことです。
 ところで、ミノカサゴというと、まるでフラミンゴか孔雀のようにハデハデな尾びれや背びれを優雅に揺らしながらサンゴ礁を練り泳ぐ絢爛豪華な魚、というイメージしかありませんでしたが、サンゴ礁を数週間でダメにしてしまう厄介な魚だったと聞いて驚いています。一体どういうダメージをサンゴ礁に与えるのかがニュースには書いてなかったので不思議といえば不思議なのですが、大きな魚で気性も激しく、在来の魚を餌にしているというのは理解できます。
 ヒレに強烈な毒針を持っているためか海域では食物連鎖の頂点に居て天敵というものが居ないらしいので、この装置が実用化されれば、その天敵に人間が名乗りを上げることで、数をコントロールして多様性のある海を取り戻すことができるようになるのだとか。煮付けると美味しいそうですし、食べ尽くしてしまえば良い、というのは割りとなるほど、と納得できる話でもあります。調理の時の毒針対策は別途必要そうですが、いずれ日本でも大量のアメリカ産ミノカサゴの魚肉加工品が入手できる日が、やってくるかもしれませんね。

 
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