かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

本人が罪を犯したからと言ってその音楽や表現を否定し無かったことにするのはおかしいと思います。

2019-03-15 21:16:44 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は0.5℃、最高気温は15.1℃、五條市の最低気温はー1.7℃、最高気温は15.1℃でした。今朝は強く冷え込みました。今朝もまた随分と強烈な冷え込みでしたが、昼間はスッキリした青空が広がり、暖かな一日となりました。花粉もさぞかし飛んだことだろうと思いましたが、今はしっかり薬を飲んでいるので、朝飲んだ分が切れてくる夕方以降に鼻がむず痒くなっただけで済みました。天気予報では明日は朝から雨となっているので、花粉の心配もそうしなくて済みそうです。

 さて、先日、俳優のピエール瀧が麻薬取締法違反容疑で逮捕されましたが、それを受けて、所属レコード会社のソニー・ミュージックレーベルズはピエール瀧がメンバーになっている電気グルーヴのCDや映像などの商品の出荷停止と回収、デジタル配信の停止を発表しました。また、同氏が出演していたCMはすべて削除など、逮捕を受けての「焚書」があちこちに広がっているようです。
 今の所まだ「容疑者」であって罪が確定しているわけではない段階でこのように犯罪者扱いするのはどうなのだろうか、という疑問はさておき、そもそもアーティストなどという人種に倫理や道徳を求めるのは間違いでしょう。芸能人に求めるのはその演じる「芸」であって、そのヒトの人格ではありません。こちらに見せてくれる「芸」さえ素晴らしければ、たとえ本人が人非人だろうが悪鬼羅刹だろうが性格破綻者であろうが犯罪者であろうが、何ら「芸」そのものには関係ないはずです。一昔前の芸人は「芸の肥やし」と悪名を轟かせていたヒトも結構いました。あの時代を丸々是とするわけではありませんが、今はどうも色々狭量と言うか、芸人に余計なことを期待しすぎてやしないかと思ったりします。
 また、既に世に出ている作品を無かったことにしようとする姑息な態度にも共感できないものがあります。例えば科学史に残るような発見をして論文を発表した研究者が実はとんでもないヒトで、ひどい犯罪行為で逮捕されたからといって、その発見された事実が消えるわけではなく、その論文が無かったことにはできないでしょう。その研究をベースに新たな研究が他の研究者によって進められれば、絶対にその論文を引用せざるを得ませんし、それを無いものにされては研究そのものが滞ってしまいかねません。音楽など表現の世界は科学論文ほど先達の仕事からの影響を明瞭に語ったりはしませんが、それでもそれは無かったわけではないはずです。また、その作品の影響を受け、別の誰かが次の作品につなげるかも知れません。そんな表現のあり方を潰してしまうのは、芸能の自己否定になるのではないかと思うのです。罪は罪、芸は芸、で割り切れば簡単な話だと思うのですが、芸能で商いしているくせに何故に安易な焚書坑儒に走るのか、大変理解に苦しむところです。

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1 コメント

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Unknown (あんてあ)
2019-03-16 14:35:10
TOTOのCMなどは、むしろ今の状況ではハマり役と言っても良いのでは…ばい菌親子のね。

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