かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

気象専門家には、言葉遊びに興じている暇はないと思います。

2008-12-25 21:38:07 | Weblog
 今日は午前中は日が出て結構暖かかったのに、午後は日が翳り、雨も降って、退官温度は急降下してました。夜には更に寒さが本格的となり、明日は第一級の寒波にさらされる寒い一日になるのだそうです。まあ寒いだけなら何とでもなりますが、もし雪でも降って、積もったり凍りついたりしたら厄介です。まだうちの車は雪道用の装備を準備していないため、万一朝から何センチも雪が積もったら車を動かすことすらままならなくなります。明日で今年の仕事納めですから、もし雪になるのだとしても、何とかあと1日だけ見逃してもらいたい気分です。

 さて、そんな悩ましい空模様ではありますが、天気予報で貴重な情報を収集・解析してくれる気象庁が、なんとも摩訶不思議なことをのたまっております。この夏日本中を騒がした『ゲリラ豪雨』。私も何度か遭遇してそりゃえらい目に遭いましたが、極狭い範囲にピンポイントで出現し、それが予測もつかず、ほぼ確実に不意打ちを食らう神出鬼没な降りようは、正にゲリラの名にふさわしく、これを名づけたヒトの簡にして要を得た表現力には脱帽するばかりなのですが、気象庁天気相談所所長なる方は「戦争を連想させる言葉を政府の機関として使うわけにはいかない」とこの言葉に大変批判的な意見を述べ、気象庁として、日本気象予報士会などに別の表現を用いるよう要請したのだそうです。「分かりやすければ、どんな言葉を使ってもいいのか」と疑問を投げかける専門家もいるとのことで、報道を見る限り、気象専門家は、戦争を想起させる言葉を使うことに大変抵抗を憶えていらっしゃるようです。
 私は思うに、一体この人たちは何を気にかけているのか、実に不思議でした。政府機関が戦争を連想させるような言葉を使っていけない、というような決まりはどこにも無いと思いますし、そもそも、仮にその言葉で戦争を連想したとして、一体何が悪いというのでしょうか? あまりにも幼稚な言葉狩りというべきで、そんなにこの言葉が気に喰わない、というのなら、人口に膾炙するに足るより優れた言葉を専門家の矜持にかけてつむぎ出し、それをメディアを通じて大々的に宣伝すればよいのです。代案も無いまま、これほどに知れ渡り、現象を説明するのにぴたりとはまる言葉にたいして非難を浴びせるとは、気象専門家とはなんと驕った連中だろう、と思わずにはいられません。
 そんなことで公共のメディアを騒がせる暇があるのなら、その肝心のゲリラ豪雨を解析し、被害を少なくするための方策を講じることこそ政府機関のなすべき仕事でしょう。知恵を絞る方向を間違っているとしか思えません。

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