かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

膨大な数の人工衛星が、天体観測を阻害する事態になりつつあるそうです。

2019-08-21 20:39:17 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は26.3℃、最高気温は34.4℃。五條市の今朝の最低気温は23.6℃、最高気温は32.8℃でした。今日は朝からよく晴れましたが、結構雲も多く、日中の半分くらいの時間は日差しが閉ざされていたのではないでしょうか。それでもここまで気温が上がるのですから、8月が2/3過ぎたと言ってもまだまだ暑い日が続きます。とはいえ、ひところの体温気温までは上がらなくなりましたね。そういう意味ではようやく暑さのピークを超えたと言っていいのかもしれません。というふうに油断してるとまた過酷な残暑で心身をすり減らすことになるかもしれませんが。

 さて、アメリカの宇宙開発企業スペースX社が、計12,000個の通信用人工衛星を低軌道に投入する巨大衛星網「スターリンク」計画を、この5月からスタートし、60基の衛星を軌道に載せました。生活が便利になるという意味では歓迎すべき胸躍る宇宙開発の一幕ですが、夜空の観察を生業とする天文学者からは、打ち上げられた衛星があまりに明るく数が多いために、「きれいな夜空」が乱され宇宙観測に支障が出ると懸念を示しています。人工衛星は太陽光パネルなどが光をよく反射して、地上から肉眼でも見えるほど明るく輝きますが、遥か宇宙の深淵のごく僅かな光を捉えて観測する天文台の望遠鏡にとっては、観測を大きく阻害する明るすぎる物体になるようです。スペースX社の計画が完遂されると、夜空には常時200個の衛星が見られるようになるそうですが、底まで行くと光学望遠鏡だけでなく、微弱な電波を捉える電波望遠鏡にも支障が出る可能性があるそうで、宇宙観測の視点からは色々と問題になる模様です。米国では、天文学者がスペースX社と連絡を取り、人工衛星の材料を光を反射しにくいものに変更したり、太陽電池パネルの角度を調節して地上に光を反射しにくくなるようにするなどの対策を競技しているとのことですが、果たしてそれでどれだけの効果が見込めるのか、数が数だけに余談を許さない感があります。
 とはいえ、はるか彼方の星の姿の観察が阻害されるのは、一般の民間人にとってはさほどの痛痒も感じない話であり、人工衛星のもたらす益を我慢してまで夜空の見栄えを守ろう、というような殊勝なヒトはそういないようにも思えます。それよりは、数多の人工衛星が目隠しになってしまい、地球をかすめて、いつか大災害を引き起こしかねない小惑星の観測が難しくなる、と言うくらいの理由があれば、聞く耳を持つヒトも増えてくるのではないかと思います。しかし、流石に未来は地球からの宇宙観測は難しくなるかもしれませんね。早々に月基地を建設して、宇宙観測は月から行う体制を整えるなどの対策が必要なのではないかと思います。

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