かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

お米の消費が2年連続減少、ということですが、もう増大することはありえないのではないでしょうか?

2010-07-30 23:29:53 | Weblog
 農水省の発表によると、お米の消費量が2年連続で最低を更新したのだそうな。去年の7月から今年6月までで、前年比14万トン減の810万トン。更に来年6月までだと、805万トンとさらに落ち込むと推計しているそうで、そのままの数字で推移すれば、来年の今頃は3年連続、なんていうニュースになっている事になります。
 その原因として、(1)コメ離れによる国民1人当たり消費量の減少(2)人口の減少(3)景気の低迷 の3つを上げています。でもこれ、実際はどうなのでしょうか? 例えば米離れ、と簡単に言いますが、コンビニのおにぎりや牛丼戦争、回転すしの好調ぶりなど、お米を主体にした食品のニュースや宣伝はよく耳にしますし、ご飯の給食も定着してきているように感じますし、国民の米離れがコメ消費量低迷の理由の一番に上がるのがほんとうに正しいのか、どうも疑問に感じます。もし米離れだというのなら、国民のカロリー源がコメから他のものに移動している、というデータが必要だと思うのですが、ざっと見たところそのようなデータは無いようです。
 また、他の食品に比べ、お米は比較的安いんじゃないかと思うのですが、どうでしょう? 私が貧乏学生していたときは、お金がなくなるととにかくご飯だけ炊いてしのいだものですが、パンやインスタントラーメンなどよりも、炊飯の手間を別にすれば単位金額あたりの満腹度や満足度はお米が一番だったように思います。
 私が思うに、一人当たりの消費量が減ってきているのは、国民が高齢化して、あんまり量を食べなくなってきている、ということではないでしょうか。これに人口減が重なって、全体の消費が落ち込んでいってると言うことではないか、と思うのです。そうだとしたら、この程度の減少で済んでいるのは、景気低迷による安い米飯への需要増と、これまでの地道なコメ消費拡大の努力の結果だと言えるんじゃないかと思います。
 いずれにしても、人口減と高齢化が更に進んでいく我が国に置いて、もはや米を含む食品の需要増があり得るとは到底考えられません。官公庁の農業基本計画は未だに右肩上がりが前提になっているようですが、そろそろ増大はありえない、と言う前提で将来計画を構想するべき時なんじゃないか、と私は思います。


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