かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

常温常圧で空気と水からアンモニアができてしまうという魔法の様な技術が生まれました。

2019-04-26 22:22:53 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温16.1℃、最高気温は22.5℃、五條市の今朝の最低気温は15.2℃、最高気温は23.7℃でした。今日は昨日よりも雲が分厚く、時折小雨がぱらつく生憎の空模様でした。基本ひんやりした空気でしたが、少しでも日が差すとたちまち気温が上がり蒸し暑さが襲ってくるという疎ましい気候ではありました。今夜は少し冷え込んでくるようで、北海道や東北、北関東では降雪が予報されているそうです。季節外れの寒波襲来ですね。

 さて、東京大学が、常圧・常温下で窒素と水素を反応させてアンモニアを作るという、夢のような技術を開発しました。アンモニアは、火薬の原料として、また肥料や医薬品の原料として重要な産業資材ですが、今は、20世紀初頭に開発されたハーバー・ボッシュ法で、水素と窒素を 400℃以上の高温と数百気圧の高圧下で反応させて製造されています。このアンモニア合成だけで全世界のエネルギーの1~2%が消費され、更に多くの炭酸ガスが発生するという、現代の地球環境では無視できない問題点もあるとのことです。それに対し、この東大開発の方法は、触媒にレアアースのサマリウムを使用するという課題はありますが、水と窒素を1気圧の室温で反応させるという信じがたいほど緩やかで低エネルギーな反応条件でアンモニアを合成でき、炭酸ガスの排出量も少ないという画期的な方法とのことです。希少なレアアースを使う点も、既に再利用や代替試薬の見通しがあるとのことで、それが叶い大規模実用化が現実になれば、冗談抜きに産業革命が成し遂げられるかもしれません。
 触媒研究はお家芸と言えるほど我が国の研究開発が進んでいる分野であり、エネルギー小国の我が国には必須の技術分野ですが、こうしてまた一つ新たなブレイクスルーが生まれるのを目の当たりにできるのは実に幸運なことだと思います。更に研究を積み重ね、世界の飢餓に対応できる食糧生産能力を、全世界の農業にもたらして欲しいと思います。


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1 コメント

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Unknown (あんてあ)
2019-04-27 14:36:51
空中元素固定装置!

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