かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

花粉を多く出す従来のスギ苗なんて、栽培や流通を禁止にしたいくらいです。

2015-02-15 22:21:00 | Weblog
 2月も半ばを過ぎ、そろそろ春の気配が感じられないものか、と期待が高まる頃合いになりましたが、今日は朝からよく晴れて洗濯日和、と思っていたのが予想していたほどスッキリした晴れではありませんでした。昼間など、いつもならカーテンを開けておけば窓からの外光だけで電灯無しで十分な明るさが確保できるのに、途中からやたら暗くなって部屋の明かりを付けざるをえませんでした。雨が降りそうな時などは確かにそういう風に暗くなることもありますが、変に曇りがちなくせに雨の気配は全くありません。これは、黄砂が空を覆っていたのが原因のようでした。洗濯物を干すためにほんの数分外に出ているだけで芽が痒くなってきましたが、黄砂+花粉で、厄介極まる状況になっていたみたいです。春を待ち望みながら、まず真っ先に春を意識させるのがスギ花粉と大陸から流れてくる毒の霧とあっては、その期待もひねくれざるを得ません。本当に何とかならんものか、と毎年の悩みです。
 
 さて、この厄介なスギ花粉の対策に、林野庁では、来年度から新しい補助金を創設し、対策に乗り出すとのことです。それが、花粉の多い今のスギの樹を切って、新しい無花粉のスギ品種の苗に植え替える場合に、その費用の一部を負担することで、森林の花粉を出すスギの量を減らしていこう、という、なんとも気の長い話です。無花粉だったり花粉量の少ないスギの品種は既に130を超える数があるそうですが、その苗木の供給量は2013年度で201万本、全国のスギ苗木の1割にすぎないのだそうです。これは、スギを植える人々が、新しいそれら品種よりもこれまでにちゃんと育った実績のある従来のスギ苗木を好んで植える傾向があるため、という話です。そこで林野庁ではこのような啓発活動を通じて新しい品種を普及させ、2017年度には全体の5割超、1000万本以上まで無花粉スギ苗を増やしていきたいという腹づもりとのことです。
 この林野庁の動きに対し、それにしても手ぬるい! というのが、私の個人的な感想ですね。どうして従来のスギ苗木の栽培や売買を禁止しないのか、理解に苦しみます。実のところ案外大したことのない農薬などについては農薬取締法で理不尽なほどガチガチに締めあげているくせに、国民の3割、3千万人以上が苦しめられている毒物の排出源が禁止されないでいるというのは、明らかに理不尽というものでしょう。今植わっている樹そのものを全て伐採して欲しいくらいですが、まあ流石に現実味のない話ですからそれは諦めるとしても、新たに植えられる樹について規制をかけないというのは、監督官庁としてその存在意義を問われる体たらくだと私は思います。黄砂は仕方ないにしても、せめてスギ花粉だけでも日本の空気から根絶する気概を持って、是非今からでも猛省の上こんな生ぬるい方法より、実効性の高い確かな政策を立案してもらいたいです。


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