かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

おごれるものは久しからず、というのが如実に見えた今回の選挙でした。

2013-07-22 20:05:06 | Weblog
 参院選挙、おおよそ想定された通りの結果になって、まあそんなものかと特に大きな感慨もありませんでしたが、とりあえずこれで政治が前を向いて進んでいきそうで、何よりだったと思います。
 幹部一同責任は取らない事を確認し合ったそうで、これはいよいよもって民主党もついに空中分解してしまうのか? とちょっとわくわくするような、それなりの興味は尽きませんが、所詮国政に影響のでることではなさそうですし、あくまで暇つぶしのうわさ話、ちょっとした娯楽という程度の興味です。

 それよりも今回の選挙で感慨深い思いにとらわれたのは、小沢一郎氏の影響力低下が実にあからさまに現れたことです。もちろん既に前回の衆院選で明らかになっていた事ではありますが、地元岩手でのまさかの敗戦、そしてそれよりもなによりも、当のご本人が岩手での敗戦を「信じられない」と語った、という事自体に、ついに小沢氏も選挙の動向が読めなくなったんだな、とその凋落ぶりを思い知ってしまったのでした。自民党を出て変遷を重ね、常に政変の中心にいたあの「選挙の神様」が晩年にこのていたらくをさらす事になろうとは・・・。人間引き際がいかに難しいかを考えさせられました。
 多分、もうさすがにこれからの世にはこのような人物は出てこないでしょうね。まあ時至れば小沢氏以上に政界を引っ掻き回すような人が出てくるかもしれませんが、少なくともそれは小沢氏のやり方とは全く違った次元の異なる方法とパフォーマンスで世間をにぎわしてくれる事になるんじゃないかと私は思います。
 一つの時代の終焉、老兵は去り行くのみ、と最後くらいは決断される潔さを見てみたいものです。それとも起死回生の大逆転劇で小沢未だ死せずを高らかに宣言するような事態があり得るのでしょうか? それはそれで見てみたい気がしますが、いくらなんでもそれはノスタルジックな期待、というより夢に過ぎないのでしょうね。


 

 

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