かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

幾ら旬が短いと言っても翌日に激減というのは見ていて辛いものがありますね。

2016-03-29 20:19:55 | Weblog
 今日の昼間はコートはおろか、セーターもいらないほど暖かい、と思っていたのは午前中までで、午後は雲が多く思ったほど気温が上がらなかったように感じました。まああんまり暖かすぎても気色悪いですし、これくらいのほうが過ごしやすくて良かったと思います。

 さて、北海道新幹線の先行きに、早くも暗雲が立ち込めだしたのか、初日の利用者数が約1万4200人で乗車率が約61%だったのに対し、27日は約8700人で乗車率が約37%だったと、JR北海道の社長から発表されました。JR北海道としては、1日の平均乗車率を20%台後半と想定しているそうですが、春休みシーズンで開業二日目でこの体たらくでは、中々厳しい未来しか見えてきそうにありません。もちろんそれも、函館市の隣の北斗市までしか新幹線が届いていないからであって、更に延伸して札幌までつながればまた状況も変わるかもしれませんが、それはまだ10年以上先の話で、当面はこの状況を耐え忍ばねばなりません。社長も「営業面での取り組みを本格化させる必要がある」とテコ入れに言及はしていますが、とにかくなにか他に魅力をひねりだして需要を創出しないと、札幌まで繋がる前に赤字垂れ流しでJR北海道の屋台骨を揺るがす不良債権にもなりかねません。個人的には、遠くへの旅は時間をかけてその道程も楽しむものだ、と思う旧世代なせいか、未だに北海道旅行に新幹線が必要だったのかは非常に疑問があるのですが、世の中がこの中途半端な速さと不便さを受け入れてくれるかどうかは、今後の営業努力にかかっていると言えるのでしょう。魅力度ランキングで7年連続の堂々1位の地に位置していながら、赤字赤字で青息吐息なJR北海道に果たしてそれができるのか、なんとも悩ましくも苦しい10数年を耐え忍ばねばならないかもしれません。


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