かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

それなりの規模の島で10年で侵入した外来ネズミの駆逐に成功、というのは中々素晴らしい戦果ではないでしょうか。

2018-05-11 21:11:28 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は6.9℃、最高気温は25.6℃、五條市アメダスの最低気温は4.3℃、最高気温は24.8℃でした。今朝は昨日に増して寒さが募り、セーターを久しぶりに来て出勤しました。日が出てからは急激に気温が上がり、すぐお荷物と化してしまいましたが、それなしでは朝の吹きさらしの駅ホームは耐えられなかったと思います。それにしても今日は久しぶりの上天気で、最低気温と最高気温の差がまたも20℃に達する大変な一日でもありました。朝はセーターが必要で昼は上着が不要という厄介な日でしたが、明日以降、日曜日の雨を挟んで昼間は夏を思わせる高温になりそうな予報ですね。ようやく初夏本番というところでしょうか。

 さて、南大西洋にあるサウスジョージア島で、2世紀前に船で島に侵入してしまったネズミ類を、この程根絶させることに成功した、とのニュースがありました。サウスジョージア島はフォークランド紛争で係争地になった島の一つで、面積3500平方キロばかり、ちょうど我が奈良県と同じくらいの大きさの島になります。最も形はぜんぜん違う細長い形状をしていて、南極にほど近いところにある島です。
 この、18世紀後半に発見され、利用されてきた島で、英米の科学者チームが10年に渡って駆除作戦を実施、1千万ポンド、約15億円の巨費を投じて成し遂げた快挙です。18世紀後半に人々が船で訪れるようになるのに伴い島に侵入したネズミは、天敵のいない環境でたちまち増殖し、島在来の鳥たちを絶滅寸前まで追いやったそうです。それを毒餌を中心に丹念に駆除を続け、新たな進入にも気を配りなどする中で、ようやく根絶宣言が出されました。
 まあこれも、絶海の孤島という限られた面積の島の中だからこそ可能だったとは言えるでしょうが、3千m近い高峰バシェット山もあるそれなりに面積と複雑な地形を有する島でネズミを根絶できたというのは望外の結果だったのではないでしょうか。しかし、別段ネズミの住みにくい土地に変わったわけではないでしょうし、これからも侵入があればまたたちまち繁殖することになるのでしょう。そうなればまた十数億円投じて根絶作業を実施するのか、今後も課題は多いんじゃないかと思われます。



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