かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

研究結果としてはゲームは無罪とのことですが、有罪論者は耳を貸すんでしょうか?

2012-02-04 22:45:19 | Weblog
 一応寒波は去ったはずなんですが、今日は結構強い風が吹いて、体感的にはやっぱり寒い一日でした。気象庁の予報によると2月一杯は次々と寒波が押し寄せてきて、桜の開花も遅れるという数十年ぶりの寒い冬になりそうだ、とのことです。昨冬も大概寒いと思いましたが、それに輪をかけるほどに今冬の寒さは厳しいということなのですね。

 さて、暴力ゲームと若者が切れて暴れるのとの間には関係がない、という研究結果が、アメリカで出されたそうです。
 詳しくはネタ元の記事を観てもらえればよいかと思いますが、向こうではちゃんと真剣にこのような研究がテーマとして掲げられ、ちゃんと予算もついて仕事させてもらえるのだな、と感心しました。我が国でもひょっとしてやっているのかもしれませんが、どうも何かにつけ根拠のない感情論が幅を利かせ、思い込みによる妙なバイアスがかかりまくるだけに、仮にそんな研究があったとしても、ちょっと鵜呑みにはしがたい気がします。
 それにしても、それでは結局何が問題なのでしょうね。話によると実は若者による凶悪犯罪件数はここ20年ほどで激減しているのだとも聞きます。それがいかにも最近とみに危なくなってきたかのように意識させられるのは、多分そういう事件をことさら大きくセンセーショナルに取り上げるマスコミの姿勢によるのでしょう。となると、そんな報道にヒトがどれだけ影響されて考え方や行動が汚染されてしまうか、ということも、研究対象として誰か取り上げて欲しいですね。

コメント
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