国会の予算委員会の質疑応答を見ていると、少数与党からの呪縛が新年度予算の成立の見通しにによって石庭茂が唱えていた「熟議」の国会から官僚作成答弁書の「朗読会」に本家帰りしたかのようである。
「石破首相 高額療養費制度“予定どおり引き上げ あり方再検討”
【緊急要望書】
— 保団連(全国保険医団体連合会) (@hodanren) February 28, 2025
昨夜、高額療養費の見直しについて「一時凍結」等と一斉に報道されました。
石破茂首相は本日の予算委員会で「今年8月からの定率引き上げは実施したい」と答弁しました。
高額療養費の限度額引き上げは改めて白紙撤回すること強く求めます。 https://t.co/L8j8eDMnA7 pic.twitter.com/HKtSx6UZtM
#Newsおかえり!
— 但馬問屋 (@wanpakuten) February 28, 2025
“高額療養費制度、今年の引き上げは予定通りに”
①凍結とはならず、8月から上限額約8万8200円(現在8万100円)に⤴︎
→(石破首相、「その後は改めて検討」と)… pic.twitter.com/tYjlEbWmDx
ダメだやっぱりわからん。物価上昇したら可処分所得が相対的に減るから保険負担を増やすのは得策じゃなくて、中流家庭の破産につながる。明らかに収入が増えたフェーズで保険負担や増税をやっと考えるべきでは?これが日本の首相??? https://t.co/WYqKGgN4HK
— 音良 林太郎, MD, PhD (@Otola_ryntaro) February 28, 2025
いや、あの……
— 知念実希人【公式】 (@MIKITO_777) February 28, 2025
診療報酬や薬価は、物価上昇分を転嫁できないように、国が値段を決めて、抑え込んでいるでしょ。
なのに、どうして患者さんの負担は物価上昇分に合わせて上げないといけないの?
意味がわからないんだけど……
理論破綻していない? https://t.co/14i995hIkh
こんな的確な批判の声もあった。
「あまりに杜撰な高額療養費改悪」
| 予算審議で最重要のテーマは高額療養費制度。 根源的なセーフティネット。 誰しも重篤な疾病にり患する。 その際の治療費が高額になる可能性がある。 国民皆保険制度の根幹はすべての国民が必要十分な医療を受けられることを保障すること。 高額療養費制度は高額な医療を受けなければならないときに、本人負担に上限を設けるもの。 現在の上限でさえ負担は極めて重い。 しかし、この制度が存在することにより必要十分な医療を受ける道が辛うじて確保されている。 この制度を改変して本人負担の上限を大幅に引き上げることが提案されている。 国民の命綱を切る暴政だ。 制度変更には十分な論議が必要。 政府は本人負担を大幅に引き上げることにより健康保険の保険料をわずかに引き下げることができると主張する。 しかし、わずかな保険料引き下げと本人負担の据え置きのどちらを主権者である国民が選択するか。 これが重要だ。 圧倒的多数の国民がわずかな保険料の引き下げよりも本人負担の据え置きを選択することは間違ない。 本ブログ、メルマガでも懸命な情報発信を続けてきたが、主権者の反発はすさまじい。 この状況を踏まえて石破内閣がいったん制度改悪を凍結する腹を固めた模様。 適正な対応である。 財政民主主義の基本に基づき、本人負担の据え置きを決定するべきだ。 人命に直結する話。 批判が沸騰したことから政府は制度変更を一部見直すことを表明。 多数回該当の制度利用者の本人負担を据え置くことを表明したが目先を ごまかす弥縫策であることは明白だった。 高額療養費制度の全利用者は現在795万人。 そのうち多数回該当の利用者は155万人。 現在、多数回該当の利用者が多数回該当の要件を満たし続ける限り、本人負担を据え置くとしていた。 例えば年収が650万円で毎月の治療費が13万8000円の人の場合、現行の本人負担の上限は80200円で上限を超えるため、本人負担は8万200円に軽減されてきた。 直近12ヵ月で3回以上適用された場合、4回目からは本人負担の上限が4万4400円に軽減されている。 これが多数回該当の負担軽減である。 政府は多数回該当の利用者が多数回該当の要件を満たす限り、本人負担を4万4400円に据え置くとしている。 この利用者は負担が増加しない。 しかし、2027年8月からは本人負担の上限が13万8600円に引き上げられるため、2027年8月以降に新たに治療を受けて治療費が月に13万8000円かかる人は高額療養費制度を利用できないことになる。 つまり、この人は年収が650万円で毎月13万8000円の治療費を支払わなければならなくなる。 現在多数回該当で、今後も多数回該当であり続ける人だけが毎月の負担額が4万4400円で済むということになる。 同じ年収で月に13万8600円の本人負担の治療を受けている人が、現在多数回該当の人は本人負担が4万4400円で済み、新たに治療を受け始めた人は高額療養費制度そのものを利用できずに、毎月13万8000円の治療費を払い続けなければならないことになる。 完全に〈法の下の平等〉に反する措置だ。 売り尽くしセールの会場があって、会場内にいる人にだけ廉価販売を行い、こちらのセール会場に新規入場をできない措置を取る。 この会場にいる人は会場内に居続ける場合にだけ廉価で購入できるが、ここからいったん退場すると、もう廉価での購入ができなくなる。 新たに購入する人には新規市場が用意され、新たに購入する人はこちらの会場にしか入れない。 同じ商品が新規会場では3倍の値段で売られているが、必需品なのでどうしても買わなければならない。 こんな制度が提案されていたわけだ。 高額療養費制度の利用者795万人のうち、現在、多数回該当の利用者は155万人。 この人たちだけが本人負担軽減の適用対象になる。 厚労省は、155万人の多数回該当の利用者が3年後には激減している(死亡する)ことを想定して現行の本人負担水準で据え置くとしている。 国民の命綱を断ち切る基本は何も変わらない。 まずは制度改悪を完全に凍結することを確認することが最重要になる。 |
さらに永田町界隈の石破茂に関する周辺の動きをチェックしてみる。
「いったいなぜ…?ここに来て突然、安倍元総理を持ち上げ出した石破茂の『暗い思惑』」
| ■石破総理が官邸で昼食をともにした盟友 ガツ、ガツ、ガツ……。茶碗片手に石破茂総理(68歳)はすさまじい勢いで白米をかっ食らう。その姿に同席者は瞠目した。 訪米直前に、官邸で昼食をともにした八木哲也前衆院議員(77歳)が明かす。 「ホント早いよなぁ。官邸の食堂からちょっと豪華な定食を取り寄せた。俺は年とっとるから、ゆっくり食べるけど、急かされている気分だったよ(笑)」 ―最近、先生の元秘書の女性が石破事務所に入った? 「石破の事務所も、ベテラン秘書のS氏が『腰が痛い』と辞め、吉村(麻央首相秘書官)は官邸付だろ?うちの子はようやる子やけ重宝されるよ」 八木氏は'15年の水月会(旧石破派)設立メンバー。次々と派閥を脱退する者が出る中でも石破氏を支え続け、昨年の総裁選でも推薦人を務めた。 「石破の事務所も、ベテラン秘書のS氏が『腰が痛い』と辞め、吉村(麻央首相秘書官)は官邸付だろ?うちの子はようやる子やけ重宝されるよ」 八木氏は'15年の水月会(旧石破派)設立メンバー。次々と派閥を脱退する者が出る中でも石破氏を支え続け、昨年の総裁選でも推薦人を務めた。 ■突然、安倍氏を持ち上げた石破総理の胸中 そんな大恩人が「泰然自若で行け」と声をかけても総理はどこか上の空。余裕がなく、頭がいっぱいなのだろう。 石破総理への党内の風当たりも強まるばかりだ。日米首脳会談で「あの天敵」の名前に頼ったことも一部で顰蹙を買っている。 「(現在の日米の緊密な関係は)すべて、大統領閣下と今は亡き安倍(晋三)総理大臣のお二人によってその礎が築かれた」 「安倍批判」の急先鋒であり続けた石破総理。憎き相手をなぜ今さら絶賛したのか―。 「長島昭久首相補佐官らが、『米側を安心させるためにも安全保障政策は安倍さんを起点として継続しているとわかってもらうのが大事です』と何度も説得した。総理も『安倍さんの外交レガシーは日米同盟のために大事だ』と判断した」(政府高官) ■犬猿の仲である麻生太郎氏の不穏な動き 一方で、総理は森友学園問題を巡る公文書の不開示決定を取り消した高裁判決を上告しないよう指示した。森友学園が約8億円の値引きで国有地を取得した問題は'17年に発覚。建設予定の小学校の名誉校長は昭恵夫人だった。財務省の公文書改ざんまで露呈し、政権を揺るがせた。 今回の総理の指示は真相究明につながる可能性もある。つまり、本音では安倍氏との恩讐を乗り越えたわけでなく、外交上ちゃっかり「政治利用」しただけなのである。 「国益のためとはいえ都合が良すぎる。石破さんは自分には能力があるのに評価されず、冷遇されたとネチネチ恨み節を言う。安倍さんはそういうところを嫌悪していた」(旧安倍派議員) そんな安倍氏と同じ考えを持っていた自民党の重鎮がいる。 「とにかく波長が合った。嫌いな人物が一緒というのも非常に大きかったと思うな(笑)」 1月15日発売の「夕刊フジ特別保存版」で安倍氏との関係をそう振り返った麻生太郎自民党最高顧問(84歳)。明言こそしていないが、「嫌いな人物」とは石破総理のことだろう。麻生政権末期に現役閣僚ながら「麻生おろし」を仕掛けた総理を、蛇蝎のごとく嫌っているからだ。(続き) 「ついに上がった『石破おろし』の狼煙…赤坂の「秘密会合」で麻生太郎が話したこと」 ■麻生氏が開いた「秘密会合」で話されたこと 実は今、麻生太郎氏のもとに党内の様々な人材が結集しはじめている。 「1月末に山口壯元環境相が麻生派に入会するなど、「麻生派拡大計画」が進行中です。志公会(麻生派)以外の派閥がなくなり、麻生さんを頼りたい人が増えています」(麻生派議員) こうした中、1月22日に東京・赤坂の日本料理店「たい家」で「秘密会合」が開かれていた。 「皇居に行く時の着こなしってのは、案外大事なものでねぇ。皆様方も、皇室の方々にどうお辞儀するかなんてことは、きちんと分かっておく必要がある」 特徴的なダミ声で「マナーの大切さ」を熱弁したのは、麻生氏本人だ。だらしなさが指摘される石破総理への当てつけか。 ■高市氏の最側近が漏らした本音 神妙な面持ちで耳を傾けていたのは鈴木英敬、西野太亮、尾崎正直各氏ら将来を嘱望される約10名の若手議員。出身派閥はバラバラだ。「麻生塾」と題されたこの勉強会は今後、月1回のペースで継続していく。 「麻生先生の祖父・吉田茂元首相は戦後、有望な官僚出身者などをピックアップして政治家として育てた。薫陶を受けた国会議員のグループは「吉田学校」といわれ、池田勇人や佐藤栄作など総理も輩出。それと同じく将来を担う人材をつくろうという意図です。自民党の歴史や政治・経済史、国際交渉のあり方を伝授。石破さんのマナーのこともあり、TPOに応じた振る舞いも教えている」(麻生氏周辺)さらに、高市早苗氏や茂木敏充氏ら、「ポスト石破」を虎視眈々と狙う面々も麻生氏に続々と教えを請うている。 「高市氏の最側近の山田宏参院議員は最近、麻生さんを真似て葉巻を吸い出し、『麻生派に入りたい』と漏らすと聞く。「反石破勢力」の結集に官邸も警戒感を強めています」(自民党関係者) 水面下の暗闘はすでに始まっている。 |
政治屋という稼業はその世襲によって質が劣化するものである。
吉田茂元首相が「吉田学校」でその孫が「麻生塾」なのでおそらくは「学校に入る前の塾」ということになるのだが、そもそも麻生太郎は肩書だけは「元首相」、「元副く総理」とご立派なのだが、潰瘍性大腸炎で安倍晋三が政権を放り出し病院に逃げ込み、その後の自民党は福田内閣、麻生内閣と内部と身内でのさらいまわしを行い、最後の麻生太郎首相は、自ら衆議院の解散権を行使できず。追い込まれ解散となり、2009年の当時の民主党に歴史的な政権交代を果たされた。
要するに政治家としての実績がほとんど希薄な輩が若手議員に薫陶を与えるという今の自民党は風前の灯かもしれない、とオジサンは思う。





