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70億人が幸せになる方法[その7]

2015-07-27 03:50:46 | thought
えー、お題の「70億人が幸せになる方法[その7]」です。

上級生のつきまといに困っていた私を、クラスメートの何人かが私をかくまってくれる事になりました。

いつもの様に上級生は私の教室に迎えに来たのですが、その時私は教室の配膳台の中に隠してくれました。
上級生は私がいない事に腹を立て、「◯◯(私の名前)はどこに行った!」と怒鳴りながら私を探していました。
私は正直生きた心地がしませんでした。

そして、教室中を探し回り、私がいないのを確認すると、教室から出て行きました。
その後私は配膳台の中から出てきて、帰り支度を始めました。
するとまた上級生の怒鳴り声が聞こえて来るではありませんか。
クラスメートは私を咄嗟に小黒板の裏に隠してくれました。

しかし、結局上級生に見つかってしまい、私は小黒板の裏から引きずり出される事になったのです。
私は目の前が真っ暗になりました。

その後、その上級生は私を無理矢理一緒に下校させられ、その道中、「誰に隠されたんだ!」と私を脅してきたのです。
私は、何とかごまかそうとしました。しかし、上級生は「明日、覚えとけ!」と私に釘を刺し、私はそのまま帰宅したのです。

その翌日、私は登校すると、その上級生が私たちの教室にやってきて、その場にいた数人のクラスメートの前で、こう言い放ったのです。
「誰が◯◯を隠した!言わないとぶっ飛ばす!」と私に言ってきたのです。

私は暫くは口籠っていましたが、上級生のあまりの剣幕に報復を恐れて、仕方なく白状させられたのでした。
私は「この人と、この人と、この人です。」と4人ほどその場にいたクラスメートを指差して、教えてしまったのです。

すると上級生は「一人ずつぶっ飛ばす!」と言って、その4人を一人ずつビンタしたではありませんか。
私もクラスメートも恐怖に顔が歪み、ただ上級生が立ち去るのを待っていました。
そして上級生が立ち去った後、私はクラスメートから、「裏切り者!」と罵声を浴びせられました。

その日から私はクラスにも居場所が無くなったのです。そして、クラスメートから陰湿ないじめを受けることになりました。
私は「ああ、もうおしまいだ」と思って、そのいじめに耐え続ける日々が始まったのです。
自分が撒いた種なので、親にも先生にも告白する勇気が持てなかったのでした。

それからは小学4年から中学3年までの6年間、ずっとクラスでいじめを受けていました。
実は島の小学校は1学年1クラスしかなく、中学校もそのままのメンバーで進級して行ったのでした。

いじめについてはもう、ほとんど考えられるいじめは一通りされていました。
初めは無視から始まって、私が抵抗しないことをいい事に、ありとあらゆる事をされました。
物を隠される、捨てられる、教科書に落書きをされる、椅子に画鋲をしこまれる、などなど肉体的ないじめが行われていました。

中学生にになった時は、精神的ないじめが始まりました。
勉強するな、俺たちのいう事になんでも聞け、死ねばいいのに、などの言葉による暴力が続いて、
お前は裏切り者だから俺たちのいう事を聞くのは絶対だ、とまで言われていました。

その上、家ではまた別の事が起こるようになったのです。

[その8]に続きます。