4CATS

この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

ホームページをGoogleに!!

2008-01-06 01:25:08 | とりとめもない話
長年インターネットのホームページはYahoo!に決めてましたが、今回トップページが新しくなったのを機に、自分のHPもGoogleに変えてみました。
自分でカスタマイズ出来るiGoogleなかなかいいです。特に自由に選べるイラストも超かわいくて楽しいこのgooブログもテンプレートの豊富さで選びました
Yahooニュースがないのはちょっと寂しいけど、これだけでなんだかちょっと新鮮な気がしてる単純な私なのでした。。

北京旅行記 ※番外編

2008-01-05 17:45:49 | 旅行記
旅行記の他に、まだ言い足りないことがいくつかあるので、追記します。

まずトイレですが、

中国は、トイレが最悪というのはよく耳にしていると思います。私もそうでした。10年くらい前に行った親戚のおばさんも中国のトイレ事情は最低、二度と行きたくないと言って帰ってきました。今回、行く前に私もネットで調べたところ、やっぱり同じようなことが書いてある。

で、今回私が使ってきたトイレは、そうひどいもんではありませんでした。もちろん観光地のトイレ、ツアー客のよく使う一般的レストランだから、それなりにかなり整備されてるのも当たり前。だけど、基本的にトイレには紙がないのが常識。こっちの人は皆持ち歩いてるのかな?もちろんホテルにはあったけど、レストランのトイレでも紙があるほうが珍しい、85%くらいの割合でペーパーホルダーのないトイレでした。あと、下水事情もしくは紙の事情で、使用した紙は流せないので、個室内にあるゴミ箱に捨てるというのは、台湾、韓国と同様。これは最初かなり抵抗があったけど、最後は流せることに軽く抵抗を感じちゃうくらいになったことに自分でも驚き。私はトイレットペーパーを一巻きまるごと持って行ったので大変お役立ちでした。中国に行く際はこうするのがベストです。


一人っ子政策について
中国の政策といえば、この一人っ子政策が有名じゃないでしょうか?
私これ、実は半信半疑でした。実際私が小学生の時転入してきた中国人の女の子の家は3人姉妹だったからです。
一人っ子政策とは日本での呼び方であって、実際は計画生育政策といって、必ずしも一人しか産んではいけないわけではなく、基本的には一人だけど、たとえば少数民族同士の結婚では、二人産んでもいいとか、本当は細かくいろいろ決め事があるらしい。お金を出せば二人目でも戸籍登録できるとか。中国の人口は戸籍に登録してあるだけで13億人。戸籍に登録出来ない黒孩子を含めたらいくらに膨れ上がるんだろうと思うとちょっとおそろしい。
そうそう、北京で犬をあまり見ないなあと思ったら、どうやら犬も戸籍を登録するしなければならないらしく、また税金も一匹につき一年間におよそ2万円かかるそう(登録した最初の年は5万円)、添乗員さんは、3匹飼っているらしく、2匹だけ戸籍登録済みだそう。戸籍がないことを見つかるとまた大変らしい。それから散歩の時間も限られていて夜の10時から朝の7時くらいまでとかなり制限されている。(時間外に散歩させてる人も見かけた気がするが)
それからバイクも同様で、制限がかけられているらしく、北京市内交通渋滞はすごいが、バイクはほぼ見かけなかった。


道路横断について

日本人歩行者はかなり信号を守って渡る。シンガポールも確か信号のないところを渡ると罰金を取られたりする。
ここ中国では、信号あるにはあるんだけど、誰も守らない。そこに交通整理のおじさんも立ってるのに、赤信号、皆で渡れば怖くないばりに、渡る渡る。そこに車がいようが関係ない。そんなだから車側も一切歩行者に遠慮しない。普通、道路を渡ろうとしている歩行者を見たら、けっこう止まってくれて渡らせてくれる国が多い中、北京の車は一切止まらない。歩行者はそのちょっとの合間を縫って半ば命がけで道を渡る。私も今回、地元のカップルの後ろにぴったりついて一緒に渡ったけど、本当に怖かった。スピードをあげて走る車が体のすぐ横をすり抜けていく恐怖。この街にはとてもじゃないけど住めないと思い知らされた瞬間だった。
怖いと思った方、地下通路があるので、そこを渡りましょう!!




もしかしたら次につづく・・・



北京旅行記VOL 4 あっという間の最終回

2008-01-05 16:23:18 | 旅行記
3泊4日は本当あっという間です。今日は早くも北京最終日。

西太后が夏の離宮なんかにして使っていた頤和園へ。
目の前にはまたしても人口の湖。北京では寒さで川も湖も凍ってます。凍ってる川とか湖を初めて見たけど、すごく不思議な感じがした。若草物語のように凍った湖の上でアイススケートしてみたいなあ

頤和園には、世界一長い廊下があって全長約750メートル。湖の前に鮮やかに伸びるその廊下はとても美しい。出来たら全部歩きたかったのですが、ツアーの都合上そうもいきませんでした。


お昼は、飲茶を食べに街の24時間営業の大きなレストランへ。
このレストラン、地元の人でめちゃくちゃ賑わってました。

帰りの飛行機は2時50分。
4日間、大変お世話になった添乗員の王さんとはここでお別れ。
中国のいろいろな話を聞かせてくれ、面倒な客にも嫌な顔ひとつせず対応してた王さん、お別れはやっぱり淋しかった。


私の北京旅行記もここまでとなりますが、北京には絶対また行きたい。というのが正直な感想です。空気が悪くて、3日目からかつてないくらい喉が痛くなってしまったのですが、そんなの関係ねえ中国はまだまだ魅惑の国。もっともっと歴史を勉強して他の都市も廻ってみたいです。



北京旅行記VOL 3 話したいことがいっぱいの3日目、お腹いっぱいでちょっとウンザリ気味!?

2008-01-04 01:07:10 | 旅行記
北京3日目は、いよいよ故宮博物館=紫禁城へ。

映画“ラストエンペラー”を最初に見たのは中学生くらいだっただろうか?内容が全て飲み込めたわけじゃなかったけど、強い衝撃を受けたのを覚えてる。(余談だけど、当時親戚のおばさんが主演のジョンローンに夢中になって何度も映画館に足を運んでいた。これも一種の韓流の走りのようで面白い)
2度目に見たのは5年くらい前。さすがに中身も全て理解出来、溥儀がコオロギを見つけるシーンと、最後過去が坂本龍一の音楽と共にフラッシュバックされるところなんかは、もう胸がいっぱいになって画面が涙で曇ってしまう。

その舞台となった紫禁城。門を潜った時はホントに感激だった。

紫禁城の前にはあの天安門広場がある。百万人収容できる世界一広い広場。幾度も闘争の舞台となった悲しい広場でもある。第2次天安門事件があった時、私は小学生で、ニュースで耳にしたことはあっただろうけど、それこそ何が何だかまるでわかってなかった。今でも天安門事件でいったい何人犠牲になったとか、真実がどうだったかは、中国側は明らかにしていないけど、今はとても平和でただ広いだけのこの広場に一体どれだけの血が流されたかは、想像も及ばない。

その天安門を潜ると紫禁城が広がる。
広大な敷地だ。部屋数は全部で9000くらいあるっていうから気が遠くなる。公開していないところも多く、公開してる部分を全部廻るのも大変だと思う。
残念なことに、今は補修工事中で2005年から始まって2021年頃に終わるらしい。
溥儀が即位式を行い、またコオロギを隠した太和殿も工事の真最中で、ビニールで覆われ屋根しか見れなかったのが非常に残念。

リアルだったのが、溥儀や西太后が暮らしてた部屋。これは、城に対してはやけに小さく、ちょっとお金持ちの人が暮らしてた部屋くらいの規模に思えるのは私だけ?この規模にして、この中身はなんか不思議。でもガラス窓越しに彼らが使っていただろう家具とか見ると、おおおーって全てを目に焼き付けておきたいくらい感動。私は結構、かつて人の暮らしてた匂いがする処を見るのが心底好きなんだと今書いてて思った。


紫禁城を出た後は、景山公園へ。ここは紫禁城の目の前。風水の関係で造られた人口の山だ。中国人はほんとに昔から風水を大切にしているらしく、それによって川を造ったり、こうやって山や湖を造ったりっていうのは、観光していると実によく耳にする。そして、1960年代半ばから約10年間に渡って続いた文化大革命。これによって傷ついた文化財も数多く目にする。時には目に出来ず、話だけ聞く場合もあった。

本当は旅行前に慌てて買った“ワイルドスワン”を全部読んでから行けたらもっとよかったんだけど、読み終わらないまま旅に参加し、帰ってから(本は読み途中)ウィキペディアでいろいろ調べていくうち、この文化大革命や、中華人民共和国の誕生など、ものすごい激動の時代だったんだなあと今更ながら、驚いた。これまでこんなにも知らないでいた自分がちょっと恥ずかしくなってしまった。


とちょっと話が反れたけど、お昼は刀削麺を食べ、午後は胡同へ。
胡同地区では輪タクに乗って、北京の下町風情を楽しむという観光。
私たちを乗せてくれたおじさんは、ひどくボロボロになった毛布を膝にかけてくれ、出発。ガタガタ道に、ペダルの欠けた自転車、キイキイ言いながら、レンガ造りの平屋街をビュンビュン進む。寒いんだけど、おじさんのかけてくれた毛布がやけに暖かい。

ここでは、実際に現在住んでる人の家を家庭訪問させてもらえた。珍しい中庭を囲んで東西南北に家が建つチョウさん一家の家。なんだか申し訳ないくらい、今さっきまで人が寝ていた気配のするような寝室にそのまま入れる。中に入ると想像以上に狭く、またこういった庶民の住む平屋にはトイレやお風呂もない。だから、北京の街では、公衆トイレをたくさん目にする。こういった暮らしの人たちが使うためのトイレだ。

高層ビルは東京よりも多く目にした気がするけど、一方ではこういった平屋もたくさん建ち並ぶ。私たちが泊まったホテルはあんなにゴージャスなのに、一歩通りを入ると、こう。今よく使われている格差とはこうゆうのを言うのだろう。ここに来て何も感じないわけはない。


夜は北京ダックを食べ、その後中国雑技団を見に行った。
安っぽい劇場で、自分用に花の刺繍のきれいなシルクのアクセサリーケースを買った。一万円しか両替しなかったので、結局これが唯一のお土産になった。

雑技団。これもいつか見てみたかったものだったので感動。
サーカスとか、マジックとかそうゆうの見に行ったことがないので、いい機会だと思って行ってヨカッタ。
雑技をするのはまだほんの子供。小さな頃から特訓に特訓を重ねるらしい。ひとつの自転車に十何人で乗ったり、華麗な跳躍での輪潜りなど、はじめ行きたがらなかった弟は、最後一番感動していた。


鑑賞後、ホテルに戻りそれから街へ。ホテルの隣が王府井小吃街もある、とても広い歩行者天国にもなっている。両脇にはデパート。すごくたくさんの人が歩いてて夜遅くまで賑わっている。その王府井小吃街は、屋台が建ち並び、匂いもすごい。(たぶん臭豆腐?)中国では串という文字をよく目にする。どうやら何でも串にさしちゃうみたいで、みみずとかさそりとか、虫系もたくさん串焼きになるらしい。
歩行者天国の終わりの方にツアーの人たちが10元ショップといって騒いでた店を発見。キムラヤ(もう潰れた??)みたいな感じかなあ~?観光客向けであることは確か。ここで10元(約170円)で友達に七宝焼きブレスレットを買う。
それから、そのちょっと先のスーパーで、弟がお酒や、北京キャンディ(ピーナッツ味で、見た目とは裏腹にかなり美味しい)を買って、そこでお金を全て使い果たした。お店の人が5元おまけしてくれたのが、商売にはガツガツしたイメージがあったので、なんだかすごく嬉しかった。

長くなってしまい、すみません、もうちょっとだけ。
この日は最後の夜だったので、またホテルのバーへ行き、北京スリングというオリジナルカクテルを飲んだ。これが青リンゴ味ですごく美味しい。もし、行かれる方、ぜひぜひ飲んでみてください。私もこれ絶対また飲みたい!!!!と北京スリングに酔いしれていると、0時過ぎ、バーを閉店するというので、やけに早いなあと思いながら、まだ飲み終わらないドリンクを持って部屋に戻ろうとすると、ロビーのところに、この時間とは思えないくらいたくさんの人が。不思議なことに髪をセットされてたり、メイクしてもらってる女性がいたり、その横ではソファに埋もれて爆睡してる人もいる。なんだろうと訝りながら、そのままロビーで飲んでたのですが、やっとこんな時間に閉店したわけがわかった。それは撮影だったのでした。


非常に長くなってしまったけど最後まで読んでくれてありがとう。。
書いた自分もすっかり疲れてしまった・・・・

北京旅行記最終日の続きはまた・・










COFFEE AND CIGARETTES

2008-01-02 10:46:24 | 映画あれこれ
ジム ジャームッシュ監督のCOFFEE AND CIGARETTESを見た。

全部で11の短編で、それぞれの話に個性的な名優と、テーブルにはコーヒーとタバコ。それも殆どがおかわり自由の、正直とても美味しいとは言えなそうなドブみたいに真っ黒で、薄くて、温そうなコーヒー。でもなんだかとってもそれがいい
コーヒーがソーサーにこぼれてても、テーブルを汚してても、灰皿が燻ってても、会話にウィットがなくても構わない。
おしゃべりと、コーヒーとたばこ。(それがあれば幸せって、リアリティバイツのトロイも言ってたしなあ)


どの話もバカバカしいのに笑える。何が面白いかは、コーヒー効果か、俳優の演技力か、監督の脚本なのか?よくわからないけど、この映画大好きです。
ぜひコーヒー、吸う人はタバコと共にリラックスして見てみて下さい。