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この平穏退屈な日々にもそれなりに感動って在るもの。

「山中伸弥先生に、人生とIPS細胞について聞いてみた」を読んで

2018-03-16 18:25:28 | 私の読書日記
数年前にノーベル賞を受賞した山中伸弥先生の本、“山中伸弥先生に、人生とIPS細胞について聞いてみた”聞き手 緑 慎也

という、芦田愛菜ちゃんが多大な影響を受けたという本を読んでみた。

子供向けに書かれてもいる本で、IPS細胞を作るまでのことがわかりやすく注釈を交えて書いてある。

山中先生が、ひたすらに医学部を目指したというより、少年時代スポーツマンで柔道やラグビーをやられていて、数えきれないくらい骨折をし、

研究者になる前は、整形外科の研修医としてその経歴を始められたこととか、人生で大切にされている言葉、“人間万事塞翁が馬”や、
VH(ビジョンとワークハードの略)など、舞台は比べ物にならない程違うけれど、ただ懸命にやるだけじゃなく、きちんとビジョンを持つことの大切さだったりを学んだ。

本の最後にIPS細胞研究基金への支援のお願いがあるが、どこに国家予算をつけるかって、間違いなくここでしょ!と思った。

難病で苦しんでいる人達の為、日夜貴重な研究をされている人たちをせめて凡人なりに自分に出来る形で支援していければ、と思う。


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